乳用牛評価報告2011-12月(国際評価トピックスと概要)を公表

2011 年 12 月 14 日

Filed under: — admin @ 6:14 PM ニュース

家畜改良センターは12月14日、乳用牛評価報告2011-12月(国際評価トピックスと概要)を公表した。
それによると、
主な形質でトップの国内牛は次の通り。
総合指数:エンドレス ジアンビ(所有者GH)
乳量:ライブストック モンブラン(同TAIC)
乳脂量:NLBC プロシオン アメトリン(同LIAJ)
乳蛋白質量:JHG アマルテア ブレゲンツ ET(同NLBC)
乳器:ジレット テイーウエーブ スパーリング ET(同GH)
決定得点:ミッドフィールド CCM アイオーン(同GH)
*赤本掲載基準による順位で、5位以内の牛を対象にした結果。

また、上位100位以内の国内牛は、
総合指数では、赤本掲載基準:40頭、CD掲載基準:12頭となっている。

詳細な資料は、家畜改良センターホームページ
(URL: http://www.nlbc.go.jp/)に掲載してあるので、
あわせてご覧下さい。(文責:関東支局)

テトラパック、東日本大震災被災地へ移動図書館を寄贈

2011 年 12 月 13 日

Filed under: — admin @ 1:00 PM ニュース

牛乳パックなどの大手、日本テトラパック社(本社:東京)は、東日本大震災への復興・再生支援の一環として、同社の所属するグループ:テトララバルの支援をもとに、日本ユネスコ協会を通して、移動図書館を寄贈した。

これは、図書室を失った子供たちに本を届けるというユネスコ活動に賛同したもので、宮城県気仙沼市に移動図書館となるバスを贈った。同市では「この移動図書館で市内57ヶ所に本を届ける。今後の復興のためにも役立つ」としている。

日本ユネスコ協会は、「一般の関心がだんだん薄れていく中で、被災地の復興計画はなかなか進んでいない。息の長い支援に協力していただいて嬉しい」とコメントしている。日本テトラパックは来年以降も、被災地のニーズに応じた継続的な支援を展開していく、としている。

「新・畜産環境保全指導マニュアル」:中央畜産会

2011 年 12 月 9 日

Filed under: — admin @ 12:39 PM ニュース

社団法人中央畜産会は、家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」が平成11年に施行されたことで、平成22年に「畜産環境保全指導支援マニュアル」を発行したが、このほど加筆・修正した「新・畜産環境保全指導マニュアル」をリリースした。

同書は、家畜排せつ物を「処理」から「利活用」へ、をコンセプトに畜産環境保全をとりまく情報を掲載したもの。
A4判:192ページ 定価3150円(税込み)
*問合せは、中央畜産会 事業第一統括部(情報業務)
 電話03-6206-0846  URL:http://jlia.lin.gr.jp/

弊誌も、すでに酪農場の現場向けに「もっと知りたい環境対策 糞尿を宝にし、搾乳排水を浄化する」 を増刊号として出版している。
「耕畜連携」をキーワードに、また搾乳排水を金魚の飼える水質まで浄化する事例など、基礎と応用をレポートし、環境対策を掘り下げている。
お申し込みは電話:03・3267・5201 また弊社ホームページからもできるので、
あわせてご利用ください。

十勝で一台「MO-MO-(モーモー)タクシー」

Filed under: — maetomo @ 5:19 AM 未分類

帯広市の中央タクシーさんは、「子育てタクシー」用として「MO-MO-(モーモー)タクシー」を一台用意しています。
「子育てタクシー」とは、荷物の多い、乳幼児を伴っての外出サポートや、子どもだけの送迎を安心して任せられる「地域の子育て応援団」。
「子育てタクシーをかわいく、十勝らしく」という中央タクシーの社長さんの発案で、この「MO-MO-(モーモー)タクシー」はデザインされたそうです。
「(この車は)目立つし、注目されるし、お子さんたちにはモーモーちゃんと呼ばれて親しまれています」と運転手さんは話していました。

ローガンが1位:家畜改良センターが乳用牛評価(海外種雄牛:総合指数)を公表

2011 年 12 月 7 日

Filed under: — admin @ 8:17 PM ニュース

家畜改良センターは、12月6日、乳用牛評価報告 参考情報(海外種雄牛:総合指数上位40位:2011年12月)を公表した。

それによると、
1位:コープ オーマン ローガン ET(総合指数+3356) 産乳成分+2887 
2位:ロング ラングス オーマン オーマン ET(同+3320) 同+2885
3位:ビリオス スリーマン(同+3168)  同+2885
4位:エンセナダ タブー プラネット ET(同+3144) 同+2659
5位:シラビュー オーマン ジェラート ET(同+3069) 同+2244
など、となっている。

同センターでは、海外種雄牛は調整交配記録がないこと等のため、国内種雄牛と同等の信頼性が確保できないことから参考情報としている。
また、評価値はインターブルによる日本向けの国際評価値を利用しているが、在群期間、泌乳持続性、産子難産率および産子死亡率については国内の取り扱いに準じた種雄牛評価としている。
詳しい一覧表は、同センターのホームページからダウンロードできる。(文責:関東支局)
同センター:http://www.nlbc.go.jp/index.asp
 

全農酪農セミナー1月に標茶町と帯広市で開催

2011 年 12 月 5 日

Filed under: — djito @ 9:19 AM イベント開催案内

JA全農は1月に釧路管内標茶町と十勝管内帯広市の2カ所で「全農酪農セミナー」を開催する(ホクレン共催)。
講師は、米国ウイリアムマイナー農業研究所学長のリック・グラント博士。
テーマは「飼料設計と移行期の飼養管理」で、栄養モデルと飼養管理環境、移行期牛のグルーピングと飼料給与管理などを解説する。

日程:
1月10日(火) 標茶コンベンションホールうぃず(標茶町旭2丁目6-1)
1月11日(水) 十勝農業共済組合(帯広市川西基線59-28)

参加費:5000円(酪農家、系統関係者、普及指導員、NOSAI職員等)、
上記以外は2万円

申込締切:12月22日(木)

講演時間:10時-15時(受付開始9時半)

申込先:
ホクレン釧路支所畜産生産課(TEL 0154-23-6696)
ホクレン帯広支所畜産生産課(TEL 0155-23-5615)
または最寄りのホクレン支所(畜産生産課または酪農畜産課)へ

大胆な移動式カウハッチ

2011 年 12 月 2 日

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

十勝管内のM牧場では、子牛のカウハッチに驚くものを利用していました。
それはなんと、使わなくなった軽ワゴン車です。
子牛の乗っている軽ワゴン車はなんとも不思議でした。
M牧場では、基本的に、いわゆるカウハッチに子牛を入れていますが、
分娩が重なり、ハッチが足りないようなときに軽ワゴンハッチを使用しています。

牧場の施設レイアウト上、乾乳牛舎が分娩房と離れており、
分娩が近くなったら分娩房へ移すのだそうですが、移す前に産まれてしまった場合は、この軽ワゴンで乾乳牛舎まで迎えにいくそうです。
さらに、車を利用することで、雨風から子牛を守ることができ、
窓を開ければ、換気もしっかりできます。

カウハッチならぬ、カーハッチですね。

濃厚飼料を自給するための新技術:イアコーンサイレージ

2011 年 12 月 1 日

Filed under: — admin @ 10:25 PM セミナー報告

農業・食品産業技術総合研究機構(以下、農研機構)は12月1日、帯広市で「耕畜連携による濃厚飼料の安定的自給生産技術の重要性と今後の展開―新技術イアコーンサイレージの生産利用技術普及のための改善方向―」と題した農研機構シンポジウムを開催し、農家や企業、関係機関など約160名が参加した。

開催に先立ち、氣田正氏(農研機構北海道農業研究センター企画管理部長)は、「食料・農業・農村基本計画では、飼料自給率を32年度までに26%から38%へ約5割増を目標としている。重要となる濃厚飼料について、イアコーンサイレージをキーテクノロジーとしたい」と挨拶。

講演では、
・「飼料用輸入穀物を取り巻く情勢と今後の動向」
ー森竜二氏(JA全農札幌畜産生産事業所飼料課)
・「国産濃厚飼料の安定供給に向けたイアコーンサイレージの利用技術」
ー大下友子氏(北海道農業研究センター)
・「畑作輪作体系への飼料用トウモロコシ導入の可能性」
ー大津英子氏(北海道農業研究センター)
・「十勝地域における耕畜連携による自給飼料生産利用の取り組みと今後の課題」
ー山田洋文氏(十勝農試)
以上の四題が行なわれ、トウモロコシは今後も高値で推移すると予測されるなか、イアコーンサイレージの利用技術研究や、畑作農家への栽培委託による耕畜連携の取り組み事例と可能性などを紹介。

その後、名久井忠氏(酪農学園大学教授)をコーディネーター、前記の講演者と西田愼一氏((株)光農産業)ならびに石田和徳氏((株)共生レンテムアグリ事業部)をパネラーとし、「イアコーンサイレージ生産の取り組みの意義と課題」をテーマに討論が行なわれた。

ホクレン家畜市場:11月の初妊牛平均価格は保ち合いで47万8000円

Filed under: — djito @ 2:25 PM ニュース

ホクレン家畜市場の初妊牛相場・11月集計分が、ホクレン・酪農部・家畜販売課より発表された。

11月については、回転需要を中心とした一定量の需要が確保され、平均価格は47万8000円(前月比1000円高・前年比2万5000円安)と保ち合いで推移した。

12月については、一部春産みの出回りが見られ、出回り量の増加が予測されるなか、更新需要を中心に一定量の需要が見込まれることから、保ち合いでの推移が予測される。

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