雪たね、今までにないサイレージ用乳酸菌を来春から発売

2011 年 9 月 13 日

Filed under: — djito @ 8:54 PM ニュース,新商品

先に配信した「雪メグ・グループが現状を説明」にあるように、「雪印メグミルク・グループ/北海道専門紙懇談会」で、雪印種苗の掛村博之代表取締役社長は、自給飼料品質向上への取り組みを説明。

そのなかで、来春に発売予定のサイレージ用乳酸菌を紹介した。
商品名は「サイマスター」で、サイレージ発酵の達人という意味が込められている。

同商品の最大の特長は、酪酸発酵を抑えて、おいしいサイレージをつくること。
初期増殖に優れた乳酸菌と耐酸性に優れた乳酸菌の2種類が、今までにない乳酸発酵促進効果を実現した。
これは、同社の技術研究所と雪メグの研究所における相互力で開発されたもの。

雪メグ・グループが現状を説明

Filed under: — djito @ 8:27 PM 業界情報

雪印メグミルク株式会社は13日、札幌市厚別区の雪印種苗株式会社・本社で、「雪印メグミルク・グループ/北海道専門紙懇談会」を開催した。
これは、同グループの現状と取り組みを専門紙誌各社に伝え、意見交換をするもの。

同懇談会の開催にあたり、雪印メグミルクの佐藤幸吉代表取締役副社長が挨拶し、その後、同社の経営理念と経営の方向性、中期経営計画と震災への対応、第1四半期決算概要と今後の方向性を説明。
「環境変化を構造改革のチャンスととらえ、変化を先読みし、スピードをもって対応していくことが必要と考えている」と述べた。

同社の小川澄男取締役常務執行役員は、北海道との包括連携協定について説明。
「さまざまな取り組みを雪印メグミルク・グループとして継続している。どの取り組みも、北海道への感謝の気持ちを込めており、北海道の活性化に向けて今後も地道に取り組んでいきたい」と述べた。

同社の田中二三男取締役常務執行役員は、酪農総合研究所の取り組みについて説明。
「調査研究および酪農情報の提供、雪印種苗との連携による酪農サポート、日本酪農青年研究連盟への支援、酪農諮問委員会の開催など、酪農現場に立脚した事業活動を推進していく」と述べた。

雪印種苗の掛村博之代表取締役社長は、自給飼料品質向上への取り組みを説明。
「種とエサの両方を持つ企業としての強みを活かし、草地改良、施肥管理、サイレージ調製などの技術サポートを実践していく」と述べた。

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