酪農学園が畜産関連業界向けに「緊急セミナー 口蹄疫」/ネット配信も

2010 年 6 月 30 日

Filed under: — djito @ 7:05 PM ニュース

酪農学園大学(北海道江別市、谷山弘行学長)は6月30日、札幌市内で「緊急セミナー 口蹄疫」を開催した。
同大学は5月31日にも同題のセミナーを同大学で開催したが(DJニュース・5月31日参照)、今回は、口蹄疫に関する正しい知識と防疫対策について、畜産関連業界等に情報提供することを目的として開催した。

「口蹄疫とは」(桐澤力雄氏/同大学・獣医学部教授)、「宮崎県における口蹄疫の発生状況と防疫対策」(松岡鎮雄氏/石狩家保)、「口蹄疫と野生動物管理」(伊吾田宏正氏/同大学・環境システム学部講師)、「北海道における口蹄疫対策」(北海道農政部)の講演、その後に総合討論が行われた。

座長を務めた小岩正照氏(同大学・獣医学部教授)は、「畜産農家と関係者が、口蹄疫に関する正しい知識を共有し、タッグを組んで防疫にあたらなければならない。今回のセミナーの内容を、ぜひ地元の畜産農家に伝えてほしい」と語った。

なお、このセミナーはインターネットで配信されていて、いつでも見ることができる。
http://www.ustream.tv/channel/rakuno-gakuen

雪印メグミルクが初の株主総会

2010 年 6 月 28 日

Filed under: — djito @ 5:53 PM ニュース

雪印メグミルク(株)は28日に札幌市で、第1回定時株主総会を開催した。
去年10月に日本ミルクコミュニティ(株)雪印乳業(株)が経営統合して設立された同社にとって初の株主総会。

総会後の会見で高野瀬忠明社長は、「経営統合に対する大きな期待を直接聞き、必ず成功に導くという強い決意の総会だった。増配も含めて混乱なく統合できたが、これが新しいスタートである」と述べた。
そして、「三つの統合の使命(乳にこだわる、酪農生産への貢献、消費者重視の経営)を確実に実行し、総合乳業メーカーをめざしていく」と語った。

口蹄疫被災酪農家に対する支援互助金に関して

2010 年 6 月 25 日

Filed under: — admin @ 10:53 AM ニュース

(社)中央酪農会議は、6月22日に開催された第307回理事会において、宮崎県の口蹄疫被災酪農家に対する支援対策として、支援互助金を募ることを決定した。
中央酪農会議は、「口蹄疫の蔓延が終息し、経営再建に対する取り組みが開始された段階での再建農家に対する全国的な支援互助を検討してきたが、多くの酪農家および関係者からの一日も早く経済的な支援を行いたいという意向を踏まえ、全国酪農関係者からの支援互助金の拠出について指定団体等会員組織の協力の下推進することとした。」と発表した。

この件に対する問い合わせ
(社)中央酪農会議・総務経理課 03-3219-2611

初めて見ました「除角の専用枠」

Filed under: — maetomo @ 6:30 AM 未分類

Dairy Japan 7月号の特集は「うちの今の哺育・育成管理」です。
取材で、初めて見た機器がいくつかありました。
その一つが、この「除角の専用枠」。
P.19に載っているものです。
体重測定もできるのだそうです。

「除角のポイント」については、4月号のP.49をぜひ再読ください。

美味い! カマンベールチーズ寿司

2010 年 6 月 18 日

Filed under: — maetomo @ 5:47 AM 未分類

本誌6月号の特集「6月は牛乳月間/牛乳・乳製品の消費(需要)拡大を!」の「消費拡大 私のアイデア」で読者の方からご投稿いただいた「カマンベールチーズ寿司」、とても美味しいです。
ぜひお試しください。
作り方はP.27です。
20日(日曜)の父の日に、お父さんに食べてもらうのも良いのではないでしょうか。

安全安心な国産牛乳を生産する会らが県に要請:口蹄疫

2010 年 6 月 16 日

Filed under: — admin @ 8:57 PM ニュース,未分類

安全安心な国産牛乳を生産する会と千葉酪農協は、
口蹄疫問題に関して、6月15日、
首都圏で発生したら、他の地区とは異なり、移動禁止や交通や人の遮断などに
格段に困難が予測されることから、千葉県に下記内容の要望を行なった。

1 発生した場合を想定して、県内全家畜の殺処分後の埋設場所
2 県内全地区での発生を想定した半径10kmの全面的交通規制とそのシミュレーション
3 発生農場と一定半径内の全住民の完全移動禁止 (半径500m?)
4 移動制限区域内での日常人の集まる施設の一時自粛処置
5 集乳車、飼料運搬車などの消毒体制の準備
6 発生時の補償の明確な提示
7 対策チームの設立
8 農場での対策マニュアルの配布と全農場への具体的現地指導
9 万が一発生時の殺処分や埋設など作業員の対応

そして、口蹄疫に予防および発生に対する県の対策を全県民に公報し、
その恐ろしさと対策の理解・協力を得ていただきたい。

さらに、全国の獣医学を学ぶ学生も、今回の事態に関する実際を研修し、
今後の獣医師業務に役立てて欲しい、としている。

酪農新規参入18戸・離脱175戸で、157戸の減少 北海道

2010 年 6 月 15 日

Filed under: — djito @ 6:04 AM 未分類

北海道農政部が発表した「北海道における酪農家の離脱状況について」によると、今年(平成22年)2月1日現在の生乳出荷農家数は7190戸で、昨年(平成21年)2月1日から今年1月末までの1年間に酪農以外からの新規参入が18戸あったものの、175戸が出荷を中止したことから、157戸の減少となった。
減少率は2.14%であり、去年の2.69%を下回った。

減少率を地域別に見ると、後志の4.40%が最も多く、以下、日高、石狩、上川の順となっている。
減少率が最も低いのは根室の1.17%で、以下、胆振、桧山、十勝、留萌の順となっている。

離脱要因は、「経営転換」が最も多く全体の49.1%、次いで「高齢化と後継者問題」が20.0%、「将来への不安および負債問題」が14.9%となっている。

JA宮崎経済連「情熱 みやざき便」の案内

2010 年 6 月 14 日

Filed under: — admin @ 12:03 PM キャンペーン

宮崎県経済連では、このほどお中元に向けた「宮崎県産」の畜産物
および特産・加工品等を集めたギフトカタログを作成し、
牛肉・豚肉をはじめ、同県畜産物の変わらぬ購買を願っている。

内容:JA宮崎経済連 ギフトカタログ「情熱 みやざき便」
利用:平成22年7月より発送(果実・米は期間が異なる)
特典:平成22年6月21日(月)から7月8日(木)までの注文で割引あり。

問い合わせ窓口
JA宮崎経済連 組織生活課
電話 0985(31)2302
FAX 0985(26)6277

搾乳ロボット農場は126戸 北海道

Filed under: — djito @ 8:55 AM ニュース

北海道農政部によると、今年2月1日現在での北海道における搾乳ロボット導入農家数は126戸、導入率は1.8%だった(前年は118戸、1.6%)。
地域別では、十勝37戸、釧路27戸、根室21戸の順で多い。

導入前後の比較を見ると、1日搾乳回数は2.0回から2.8回に、経産牛年間搾乳量は8370kgから8725kgとなっている。

フリーストール導入率は21.5%、パーラーは20.1% 北海道

Filed under: — djito @ 8:55 AM ニュース

北海道農政部は、今年2月1日現在での北海道におけるフリーストール・ミルキングパーラー導入状況を発表した(搾乳ロボット含む)。

それによると道内の搾乳農家数7156戸のうち、フリーストールを導入している酪農家は1542戸(搾乳農家比21.5%、前年は20.6%)、ミルキングパーラーを導入している酪農家は1438戸(同20.1、同19.1%)、そのうち両方を整備した農家は1421戸(同19.9%、同18.9%)だった。

地域別でのフリーストール・ミルキングパーラー導入率を見ると、十勝31.3%・27.3%、根室27.7%・24.9%、釧路25.7%・25.9%と高い割合となっている。

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