大規模牧場向け「ルミナップ®」10月1日発売

2014 年 9 月 3 日

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ルミナップ®M

出光興産(株)(本社:東京都千代田区)は、カシューナッツ殻液(カシューナッツの実を包んでいる殻に含まれている天然植物抽出エキス)を配合する牛用混合飼料 「ルミナップ®」 シリーズの新グレードとして、大規模牧場などでの使用に適した「ルミナップ®M」を開発し、10月1日より共立製薬(株)(本社:東京都千代田区)を通じて全国販売する。

2011年にシリーズ第一弾「ルミナップ®TB」を発売、その後、ペレットタイプの「ルミナップ®P」、高濃度の「ルミナップ®GL」を順次発売。そして今回発売する「ルミナップ®M」はマッシュ(粉末状)の製品で、従来品に比べ飼料との混合性とコストパフォーマンスに優れる。

「ルミナップ®M」
【製品概要】
・包装:20kg紙袋
・給与法:1日に牛1頭当たり10~40gを給与(給与量は牛の体重や使用時期により設定する)

【カシューナッツ殻液の学術知見とその応用】
1. カシューナッツ殻液は下記の働きがあり、牛乳や牛肉の安定生産への貢献が期待できる。
 ・ルーメン内で牛のエネルギー源として利用されるプロピオン 酸、酢酸などのVFA(揮発性脂肪酸)の産生を増やす。
 ・ルーメン内の細菌バランスを正常に保つ。
2. 抗生物質に頼らない安全・安心な畜産物の生産が期待できる。
3. 牛の健康を維持することによりルーメン内から発生するメタンを抑制することができ、牛から排出される温暖化ガスの低減が期待できる。

【問い合わせ】
・出光興産(株)
アグリバイオ事業部(鎭野)
TEL:03-6895-1333
HP=http://www.idemitsu.co.jp
・共立製薬(株)
PA営業本部(有馬)
TEL:03-3264-7559
HP=http://www.kyoritsuseiyaku.co.jp

安全なルーメン分解性蛋白質の濃縮源:オプチゲン

2014 年 8 月 20 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:00 PM ニュース,新商品

オルテック・ジャパン合同会社は反芻動物向け徐放性混合濃縮非蛋白性窒素(NPN)濃縮物である「オプチゲン」を発売した。すべてのルーメン微生物、とくに繊維分解菌は、その成長と機能を適切なものに整えるため、窒素を必要とする。オプチゲンはルーメンに窒素を継続的に供給し、これによりルーメン微生物の成長と機能が適切に保たれる。

【特長】
・繊維消化分解菌に対し、より長時間窒素を供給する。
・より多くの発酵性炭水化物を供給するため、産乳量がアップ。
・ルーメン機能がより効率的になり、微生物蛋白合成を促進。
・より効率の良い繊維でルーメンの健康維持が可能。
・夏季における飼料由来の熱生産を制御しやすくなる。
・環境中への窒素排出低減。

【問い合わせ】
オルテック・ジャパン合同会社
〒105-0011
東京都港区芝公園2-3-27 芝公園PR-EX6階
TEL:03-6450-1216 FAX:03-6450-1274

「草地開発整備事業計画基準」:日本草地畜産種子協会

2014 年 7 月 8 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 7:08 AM 新商品

一般社団法人日本草地畜産種子協会は、草地開発整備事業に係る計画樹立および設計に必要な基本的事項並びに事業実施に当たって配慮すべき事項を示し、事業の円滑な推進を図るための「草地開発整備事業計画設計基準」の発行を行なっていたが、改訂版を7年ぶりに発行した。
本基準は、「計画の基本」「調査と計画」「基本施設」「利用施設」「経営の計画」「事業の効果」の6編からなっており、各編に基準の基本的な考え方について枠入りで示し、解説でその細部事項、運用上の留意事項などを示している。畜産関係補助事業の実施に必須の1冊である。

税込価格3240円(送料別途)。
注文、問い合わせは一般社団法人日本草地畜産種子協会・総務部まで。
TEL:03-3251-6501 FAX:03-3251-6507
Email:info@souchi.lin.gr.jp
HP:http://souchi.lin.gr.jp/

「これからの酪農経営と草地管理」:農文協

2014 年 7 月 7 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:00 PM 新商品

20140707151800-0001

農文協は「これからの酪農経営と草地管理」(佐々木章晴著)を発行した。急速に進むグローバル化のなかで、円安による飼料や化学肥料の高騰、また年内の交渉妥結を目標に動いているTPPなど、酪農経営が大きく圧迫されている。本書は、こうした厳しい状況に押しつぶされない安定した酪農経営は可能か、可能だとしたらどのようなイメージなのか、その裏付けとしての科学的根拠は何かについて、酪農家の方々の実践から出発して検討したものである。具体的には、実際の経営や草地土壌の調査をもとに経営の収支や土壌の違いを具体的に比較しながら、これからの安定酪農の方向性を示した内容になっている。

【問い合わせ】
農文協 編集部 農業書・園芸書グループ 丸山良一
TEL:03-3585-1147 FAX:03-3585-3668
http://www.ruralnet.or.jp/
〒107-8668 東京都港区赤坂7-6-1

水をかけるだけで冷感アップ:クールダー

2014 年 7 月 4 日

Filed under: — maetomo @ 4:04 PM 新商品
クールダー

クールダー

ZENOAQ日本全薬工業は牛用ネッククーラー「クールダー」を販売している。同品は吸水繊維「ベルオアシス」を採用し、気化熱を利用して効率的に牛体を冷やす暑熱対策アイテム。
同品の冷感持続時間は6時間から8時間。冷感が弱くなってきたら、一旦、牛体から取り外して直接水を含ませるか、牛体に装着したまま水をかけることで冷感が復活する。
暑熱時に、既存の暑熱対策と組み合わせることで、より高い暑熱対策効果を得ることができる。

Mサイズ:幅17cm×長さ85cm
Lサイズ:幅17cm×長さ100cm
(両サイズとも調整ベルトで約14cmのサイズ調整が可能)

製品に関する問い合わせは
日本全薬工業株式会社 BB事業部
TEL:024-945-2319
まで

「自走マニアスプレッダ SD1020D」:(株)タカキタ

2014 年 5 月 28 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 1:10 PM 新商品

タカキタ「自走マニアスプレッダ SD1020D」

(株)タカキタは、自走マニアスプレッダSD1020Dを発売した。本機は最大積載量1000kgでも全高が低く、棚のある果樹園などでも堆肥散布作業ができる。

<主な特長>
・ 最大積載量1000kg・最大積載容量1.6?の大容量荷箱で定格出力7.5馬力のガソリンエンジンを搭載。
・ 接地圧を抑えるために、前モデルより50mm幅広のゴム製ワイドクローラを標準装備。軟弱圃場での作業に威力を発揮。
・ 散布部は完熟堆肥の広幅散布に適したディスクビータを装備。
・ 堆肥を積載する荷箱の床板は耐蝕性に優れた樹脂ボードを採用し、すべりが良くスムーズな堆肥の繰り出しができる。
・ 荷箱後方にゲートを設置し、レバー操作でゲートと床板との間隔を調整。堆肥を最初から最後まで定量で繰り出す事ができ散布精度を高める。ゲートは全閉することで移動時の堆肥のこぼれも防止できる。
・ 機体全高が1300mmと低く、運転席に座った姿勢で果樹園の棚の下でも走行ができるコンパクトな機体。
・ 旋回しやすい丸ハンドルを採用。操作レバーやスイッチ類を運転席周辺に集中し操作性がアップしました。
・ フロントカバーが大きく開き、エンジン周りのメンテナンスも容易。

<自走マニアスプレッダの仕様>
型式=SD1020D
▽用途=完熟堆肥の散布
▽機体寸法=全長3200×全幅1530×全高1300mm
▽機体質量=1022kg
▽エンジン=ガソリンエンジン 定格出力5.5kW(7.5PS)
▽走行速度=前進1.85~6.90km/h、後進2.05~3.31km/h
▽最大積載量=1000kg
▽最大積載容量=1.6?
▽散布部=ディスクビータ
▽有効散布幅=6~10m
▽希望小売価格=2,268,000円(税込み)

【問い合わせ】
(株)タカキタ
三重県名張市夏見2828番地
TEL:0595-63-3111 FAX:0595-64-0857
www.takakita-net.co.jp

牛乳中残留抗生物質検査キット「デルボテストSPNT」

2014 年 5 月 9 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:50 PM ニュース,新商品

アヅマックス「デルボテストSPNT画像」

アヅマックス(株)は、牛乳中の残留抗菌性物質を迅速に診断するスクリーニングテストキット「デルボテストSPNT」(製造:DSM社(オランダ))を発売している。
同品は、牛乳中の残留抗生物質や抗菌剤のスクリーニング検査を目的とする微生物学的試験法キットで、約3時間の培養後、発色判定で検査結果を診断する。同品は従来の阻止円ではなく、変色によって短時間で高感度な判別ができ、世界的な検査法認証機関であるAOACから認証されている。検出対象はβラクタム系、テトラサイクリン系、サルファ剤、マクロライド系、アミノグリコシド系その他に広範囲に感度を示す。デルボテストには、このほかβラクタム系のみを検出対象とした、より簡易的に5分で診断可能なデルボテストBLFも用意している。
※64℃に設定可能なインキュベーターが必要で、別売のデルボテスト用インキュベーター(30E3H)を推奨している。

【問い合わせ】
アヅマックス(株)
東京都中央区八丁堀1-10-7 マツダ八重洲ビル
TEL:03-5543-1630 FAX:03-5543-0312
http://www.azmax.co.jp/
e-mail:sales@azmax.co.jp

「ROSA ピルリマイシンテスト」:フォス・ジャパン(株)

2014 年 5 月 7 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 1:30 PM ニュース,新商品

PIRL-kit2

米国チャーム・サイエンス社は生乳中のピルリマイシン検出用の迅速検査キットを開発した。国内では5月よりフォス・ジャパン(株)が取り扱いを開始する。

●生乳中のピルリマイシンを8分で検出
ラテラルフロー技術を用いたテストストリップに生乳300μlを注入し、56℃で8分加温することでピルリマイシン残留の有無をスクリーニングできる。感度は100ppb以上、または300ppb以上。
●目視での判定が可能
ROSAピルリマイシンテストは目視判定が可能。10時間程度の充電が可能なポータブルインキュベーターも同時発売し、使用環境を選ばず、より手軽にスクリーニングが行なえるようになった。オプションとなるリーダーの併用で結果の記録や読み取りがさらに簡単に正確に行なうことができる。

【問い合わせ】
フォス・ジャパン(株)
東京都江東区東陽2-4-14
TEL:03-5665-3821 FAX:03-5665-3826
HP:http://www.e-bunseki.net/

牛用栄養補助飼料「ボバイン デーリィジェル」

2014 年 5 月 2 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 11:00 AM ニュース,新商品

オールインワン「ボバイン」画像

(株)オールインワンはルーメン発酵を改善させ、免疫維持に貢献する栄養補助飼料「ボバイン デーリィジェル」を新発売することになった。高体細胞を改善することは乳房の健康維持だけではなく、乳質の向上や生産性を高め、酪農経営において大きなメリットをもたらすことにつながる。ボバイン デーリィジェルはルーメン内の有用菌の数を増やすことにより、繊維の消化を助けルーメン発酵の改善が期待できる。また本品中に含まれる亜鉛は必須栄養素として、免疫維持に有利に役立つ。これらの要因が体細胞数の低下につながり、生産寿命が延びることになり、結果として酪農経営全体に大きく貢献する。

【問い合わせ】
(株)オールインワン
香川県東かがわ市三本松2123
TEL:0879-25-2466

マイコプラズマ検出キット:関東化学(株)

2014 年 5 月 1 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 1:30 PM ニュース,新商品

関東化学 簡易同定キット写真

 

関東化学(株)はPCR法を用いて、牛マイコプラズマ属の特異遺伝子を検出できる「シカジーニアス® 牛マイコプラズマ ハイスクリーニングキット」を発売した。マイコプラズマは生育が遅く、約4週間以上の時間を要するため、検査結果が得られるまでに伝播してしまうことが問題視されていた。

本製品は、酪農学園大学・樋口豪紀博士と岩野英知博士が開発したPCRを用いた迅速簡易測定技術を応用し、畜産動物などに存在する主なマイコプラズマ属を簡便かつ迅速なスクリーニングが実現した。同品は既存の「シカジーニアス® 牛マイコプラズマ スクリーニングキット」をバージョンアップさせたもので、既存キットよりも低濃度のDNA量でも遺伝子が増幅できるようになり、高感度化に成功した。関連製品のDNA抽出試薬と組み合わせれば、乳汁サンプルの培養液からでも高感度にマイコプラズマの遺伝子を検出できる。また別売のキットの組み合わせでボビス、カリフォルニカム、ボビゲニタリウム等の菌種の同定も可能になった。遺伝子検査はトータル3時間で迅速にマイコプラズマの遺伝子を検出することができる。測定において特殊な専用装置の必要がない。

なお、本製品は試験研究用試薬であり、牛乳房炎の診断用には使用できない。

【問い合わせ】
関東化学(株) 試薬技術部 バイオケミカル課
東京都中央区日本橋室町2-2-1 室町東三井ビルディング
TEL:03(6214)1090 FAX:03(3241)1047

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