コストアップを吸収しきれず減益
2014 年 5 月 9 日
雪印メグミルクは5月9日、平成26年3月期決算短信を発表した。同期の売上高は5449億円で前期比219億円の増収だったが、原料乳価格の値上げや原材料価格の高騰、円安の影響などによる大幅なコストアップは吸収できず、営業利益112億円で前期比-66億円の大幅な減益となった。
主な減益要因は、原材料コストの増が35億円で、うち9億円ぶんが乳価差。また固定費が15億円増で、そのうち減価償却費の増加は7億円、宣伝促進費が15億円増だった。対して、販売物量の増加が23億円、販売単価差が10億円とした。平成26年度の連結業績予測は売上高5500億円、営業利益100億円としている。
同社は今年度から、3年間の次期中期経営計画に着手し、事業構造改革や経営資源の活用・再配分などを通じて、中計目標連結営業利益130?150億円、連結EBITDA310?330億円を目指す。
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