モミガラと麦稈
2009 年 8 月 21 日
十勝管内N牧場は、既存のキング式牛舎をアブレスト式ミルキングパーラー(12頭用)に改造しました。
そして、その待機エリアの床の管理として、ストール付近にはモミガラを、それ以外には麦稈を敷いて(撒いて)います。
モミガラは「滑らない」というのが大きな理由です。
細かな気づかいですね。
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そして、その待機エリアの床の管理として、ストール付近にはモミガラを、それ以外には麦稈を敷いて(撒いて)います。
モミガラは「滑らない」というのが大きな理由です。
細かな気づかいですね。
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Comments (0)「8月は分娩が多いんですよ。今日も3頭、お産がありました」という十勝管内のH牧場(経産牛85頭・未経産牛75頭)。
8月に分娩が多い理由は…?
そう、そのとおりです。
「この時期、種がとまらず、秋になってからどんどん、とまるから」とのことです。
その理由は…?
そう、そのとおりです。
「夏バテもあるけど、圃場作業(麦稈集め、2番牧草収穫)が忙しくて、発情発見率が低下するから」とのことです。
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Comments (0)ようやく北海道にも夏が来ました。
十勝・帯広の昨日の最高気温は31.5℃。
その十勝は麦刈り、麦稈集めのピークです。
H牧場(経産牛85頭・未経産牛75頭・繋ぎ飼い)は約500個の麦稈ロールを集めます。
昨日は68個運んだそうです。
そのHさん、「年々、麦の丈が短くなっている。だから少しずつ反収が減っている」と話していました。
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Comments (0)今年は長雨と低温が続き、小麦などには相当な被害が出ている北海道。
札幌は昨日、久しぶりに青空が出て、近郊の酪農家のみなさん一斉に二番牧草の収穫、敷料の麦稈集めに出ました。
「麦稈集めは平年なら7月25日くらいから。だから1週間くらい遅れています。うちは、その前にアルファルファ二番草の収穫を終えなければならないので、水分調整がままならないままラップにしちゃいました」というYさんも、麦稈集めで大忙しです。
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Comments (0)2005年に根室管内別海町のI牧場に初めて導入され、本誌2006年9月号、2007年6月号、2008年8・9月号で解説された「伏流式人工湿地(ヨシ濾床)浄化システム」です。
I牧場では1日に出るミルキングパーラー雑排水は約17t。
雑排水には、パーラーの洗浄水のほか、廃棄乳(治療中で出荷できない乳など)も含まれます。
それが見事に浄化処理されています。
このシステムの良い点についてIさんは、「廃棄乳が入れられること。そして、ほとんどメンテナンス、維持費がかからないこと。落差を利用しているので、電気代はポンプ1台分だけ」と言います。
一番下の段(4段目)からは、きれいに浄化された水が流れていました。
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Comments (2)昨年の10月に稼働した根室管内別海町の西春別TMRセンター(構成員18戸)は、圃場面積約1600ha、乳牛頭数約4000頭(経産牛約2200頭)で、圃場面積、乳牛頭数は道内最大級です。
供給TMRは、搾乳38kg、搾乳30kg、乾乳前期、乾乳後期、育成の5種類。
それぞれ1個・約900kgで、圧縮バッグにして配送しています。
そのTMRを混合するミキサーは26.9立米。
その大きさには驚きです。
しかも、それが2台!
バンカーサイロも超巨大。
幅15m×長さ75m×高さ3mで、それが15基もあります。
さすが最大級!
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Comments (0)十勝管内M牧場は、金ぐしと炭カルを常備しています。
金ぐしで背中や尻をこすってやると牛は大喜び。
とくに初産牛は、搾乳時にこすってやると気が紛れて、搾乳がスムーズにいくそうです。
炭カルは、ベッドに汚れた部分があれば、汚れを除去して、すぐに撒きます。
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Comments (0)「飼料の水分含量を知らずに飼料設計はできません」
「しかも水分含量は時々刻々と変化しています」
という岡本全弘先生(酪農学園大学・酪農学部・家畜栄養学研究室)。
その岡本先生が「手作り乾燥装置」を考案・作成したことは、本誌2007年10月号でご紹介しました。
これは手軽に作成でき、簡単に持ち運びができる超優れものです。
この「手作り乾燥装置」とはどういうものなのか、どのようにして水分測定をするのか、を岡本先生に解説していただき、ビデオ撮影しました。
ただいま編集中です。
近々、本誌の「お役立ち付録DVD」に盛り込まれる予定です。
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Comments (0)埼玉県北を中心とした酪農家後継者らのサークルで
構成している「ミルクマンプロジェクト」は、6月28日(日)、
深谷市内のショッピングモール「サングリーン」で、
「ミルクマンショー」を公演した。
このプロジェクトは2006年に始まったもので、
主人公ミルクマンが牛乳のパワーで悪軍団を退治するストーリー。
ナレーターなども含め、すべて自分達が役をこなし、
ショーを通して、牛乳を見直してもらい、牛乳嫌いや飲み残しを減らす
きっかけにしてもらおうとするもの。
これまでに、幼稚園や産業祭などで16公演をこなしてきた。
酪農の合間をぬいながら、より多くの子ども達にミルクマンを見てもらいたいと、
今回は、ミルクマンを主人公にした「絵本」や「CD」を作成し、展示販売も行なった。
酪農を継ぐ者として、生産者の声や思いをヒーローショーに乗せて、
牛乳牛製品を摂取する人達に伝えたい、としている。
参考 → http://cmizer.com/movie/49495
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Comments (0)6月前半の北海道は雨続き。
「平均降水量は平年の1.8倍、平均日照時間は平年のわずか4割」とのことで、農作物の生育や作業が心配されていました。
とくに牧草は、収穫作業が遅れることでの影響が心配され、やきもきしていました。
そして今週、ようやく北海道らしいスカッとした青空となりました。
そして昨日の札幌市の最高気温は31℃。
近郊の江別市をまわったら、牧草収穫作業に追われていました。
農業改良普及センターによれば、「(石狩地区の)牧草の収穫作業は平年よりも4-5日遅れ」。
そして、「この時期の4-5日遅れは影響が大きく、栄養低下がかなり心配される」とのことです。
また、「雨が続いたことで、牧草の下部が蒸れている場合もあり、それがカビにつながることも心配される」とも話していました。
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