今までどおりの農業では所得が20%減少する

2010 年 9 月 10 日

Filed under: — maetomo @ 6:11 AM 未分類

昨日の「DJニュース」にある公開シンポジウム「地球の生命(いのち)を育む土」の基調講演の一つ、「食料生産と環境・生態を調和させる未来の自立型農業」大崎満氏(北海道大学教授)は、「今までどおりの農業を行なっていると、2030年(20年後)には、農業所得が20%減少することになる」と警鐘を鳴らしました。その大きな理由は、化石燃料の枯渇(石油価格高騰)です。

そして、「バイオマスを徹底的に利用すれば所得は今より10%増え、さらにCO2排出量を50%削減できる可能性もある」ことも紹介しました。

また同氏は、「2030年北海道農業自立への条件は、農村地域のバイオマス徹底利用システムの構築、都市-農村連携による有機物・エネルギー補完とサービス補完である」と提言しました。

弊誌は目下、10月増刊号「もっと知りたい環境対策-糞尿を宝にし、搾乳排水を浄化する」を編集中です(10月5日発売)。
そこでも、「クリーンエネルギーとしてのバイオガス利用の実用・普及」「北海道・興部町のバイオガス・プロジェクトの内容と期待」など、キーワードを同じくする記事が盛り込まれています。
お楽しみに。

根釧地域の常識を変えたアルファルファ

2010 年 9 月 3 日

Filed under: — maetomo @ 6:40 AM 未分類

広大な牧草地が広がる北海道根室管内の別海町。
そのなかに、ひときわ緑色が濃い牧草地が続いています。
近づいてみると、それはなんとアルファルファ(ルーサン)です。

この写真は、昨年に草地更新/播種したアルファルファ混播草地です。
ここを見た人全員が「すごい!」と思わずうなります。

それにしても、この地でアルファルファ栽培は無理だったはず…。
ところが今や、同町ではアルファルファ混播草地がどんどん広がっています。

かつての常識を覆すこの事実。
そこにはアルファルファの地道な品種改良と、良質な粗飼料確保に熱い情熱を注ぐ4人の酪農家(北矢ケレス友の会)の挑戦と試行錯誤から始まりました。

詳しくはDairy Japan10月号で。

日本の畜産技術への期待感「VIV Asia 2011セミナー」開催

2010 年 9 月 2 日

Filed under: — admin @ 4:51 PM セミナー報告,未分類

8月31日、都内で「VIV Asia 2011セミナー」が開催された。同セミナーは、2011年3月9日から11日まで、タイ・バンコクの「バンコク国際貿易展示場(BITEC)」で開催される国際畜産展示会「VIV Asia 2011」に先立って行われたもの。
セミナーで、ウィーラサック・フートラクーン駐日タイ王国大使は「日本とは長年にわたり貿易友好関係にある。ぜひ『VIV Asia 2011』に参加していただきたい」と挨拶した(写真)。また、N.C.C.エグジビション・オーガナイザー社、ゼネラルマネジャーのラダ・マンコルチャイビバット氏は「日本の畜産技術は高品質な商品と高性能な技術を有しており、アジアパシフィック地域全体の畜産業界からの需要が期待できる。『VIV Asia 2011』が日本にとって理想的な展示会となると確信している」と説明した。

※「VIV Asia 2011」では、「Feedtech-Croptech Asia 2011」と「Laboratory@VIV Asia 2011」というイベントも同時開催する。

「VIV Asia 2011」に関する詳細はこちらからご覧いただけます。

日射病・熱射病の発生状況《続報》

2010 年 8 月 27 日

Filed under: — maetomo @ 5:54 AM 未分類

8月13日に配信した「日射病・熱射病の発生状況」の《続報》です。
今年は8月上旬・中旬とも、蒸し暑い日が続きました。
その影響が乳牛に出てしまいました。

乳成分や体細胞数にも、7月から影響が出ています。
7月の合乳の乳脂率は3.785%(前年同期は3.872%)、乳蛋白質率は3.149%(同3.216)と低くなっています。
7月の合乳の体細胞数は、10万以下が2.6%(前年同期は4.3%)、10万から20万以下が52.4%(同60.9%)と減り、20万から30万以下が42.1%(同32.8%)と増えています。

さらに心配なのは繁殖です。
早期の回復を祈るばかりです。

根釧パイロットファームの光と影

2010 年 8 月 20 日

Filed under: — maetomo @ 6:04 AM 未分類

「根釧パイロットファームの光と影」という本が発刊された(北海道新聞社)。
著者は芳賀信一氏。
根釧パイロットファーム入植者の一人であり、根釧パイロットファーム開拓農協理事、中春別農協組合長理事を務められ、そして天皇杯を受賞されたことでも知られる方だ。

ロマン、希望、挫折、悪夢、再建…本のタイトルにもあるように「光と影」で知られる根釧パイロットファーム。
著者は、国家の一大事業の渦中に生きた農民の一人として、そのなかで経験した「光と影」を極めて冷静に振り返り、綴っている。

現場と机上計画のギャップ、機敏な計画修正の必要性、現場から声を発することの大切さ、仲間の尊さ等々、酪農において今も忘れてはならない事柄が各頁から読み取れる。

日射病・熱射病の発生状況

2010 年 8 月 13 日

Filed under: — maetomo @ 6:48 AM 未分類

残暑お見舞い申し上げます。
北海道は例年にない、湿度が高く暑い日が続いています。
そこで気になるのが、乳用牛の日射病・熱射病の発生状況です。
北海道農政部の資料によると、6月も7月も日射病・熱射病の多発が続いていることがわかります。
ヒトも牛も、くれぐれも体調管理にお気をつけください。

お宅のTMR調製のやり方は?

2010 年 8 月 6 日

Filed under: — maetomo @ 6:42 AM 未分類

ご好評をいただいております本誌シリーズ「これでいいのかな? うちのやり方」。
来月(9月)号のテーマは「TMR調製のやり方」です。

原料の投入の順番は? という質問に、いろいろなお答えをいただきました。
以下は、その一部です。

配合飼料、グラスサイレージ、コーンサイレージです。

サイレージ(グラス、コーン)、生パルプ、ルーサン乾草、配合飼料、単味飼料、添加材です。

濃厚飼料、ビタミン・ミネラルなど(計量して、群ごとのバケツに入れて置いておく)、その次にサイレージです。

まずロール(ラップ)サイレージをそのまま1個。ロールが切れて細かくなってから、配合、コーン圧ペン、グラスサイレージです。

また失敗談としては、以下のようなものもありました。
ロールのネットを切らずに(外し損ねて)、ストンと落としちゃうことがたまにあります。
ヤバいって思うけど、ネットは見事に細かく切れちゃうんです。

9月号をお楽しみに。

第5回「アグリフードEXPO 2010」

2010 年 8 月 5 日

Filed under: — admin @ 9:13 AM ニュース,未分類

 日本政策金融公庫は8月3日・4日、東京ビッグサイトで第5回「アグリフードEXPO2010」を開催した。
 当日は全国各地で自農場ブランド商品を展開する農業者や、地元生産物を活用した多様なこだわり食品を製造する食品メーカーらが出展。広域的な販路拡大を目指した。
 酪農乳業関係者の出展も多数あり、出展する酪農家の一人は「生産者は最終的には消費者に向けて生乳を出荷している。だからこそ、こうした場で消費者に向けてアピールすることが必要だと思っている」と話す。
 食の安全・安心への関心が高まるなか、国産農産物に対する消費者の注目は高く、多くの消費者が会場を訪れていた。

とりあえずミルク!

2010 年 7 月 30 日

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

酪農の町、根室管内・別海町の居酒屋さんです。
「とりあえずビール!」と言おうとしたら、「とりあえずミルクでカンパーイ!」と書かれたポスターが目に飛び込んできました(写真上)。

そこで「とりあえずミルクで」とお願いしたら、小瓶でミルクが運ばれてきました(写真下)。
「今日は、べつかいの牛乳屋さんです」とのこと。
ミルクは日替わりだそうです。
そして、これは、なんと無料です。
居酒屋さんもミルクの強力応援団、さすが酪農の町です。

この「とりあえずミルクでカンパーイ!」が全国的に展開できたらいいですね。

昔のプレートクーラー?

2010 年 7 月 23 日

Filed under: — maetomo @ 5:54 AM 未分類

猛暑・酷暑の各地の様子が新聞やTVで報告されています。
北海道も今週は暑い日が続きました。

乳牛の暑熱対策もさることなら、牛乳も昔から冷却対策が付き物だったことは容易に想像できます。
雪印乳業史料館(札幌市)を取材した際に、写真の牛乳缶を見て感心しました。
これは「トップクーラー」という牛乳を冷やすための器具だそうです。
昔のプレートクーラーでしょうか?
知恵と工夫は、いつの世も感動的です。

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