細断紙
2012 年 5 月 18 日
オホーツク管内のY牧場(経産牛90頭、未経産牛60頭)は、ペン(独房)通路の敷材として、細断紙(シュレッドされた紙)にオガクズを混ぜて使っています。
吸水性は上々。
この細断紙は週に2回、農協と建設会社からもらってくるそうです。
目下、他にも細断紙を譲ってくれる企業を探しているそうです。
「中には重要書類も含まれているのかもしれませんね」とYさんは笑っていました。
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Comments (0)オホーツク管内のY牧場(経産牛90頭、未経産牛60頭)は、ペン(独房)通路の敷材として、細断紙(シュレッドされた紙)にオガクズを混ぜて使っています。
吸水性は上々。
この細断紙は週に2回、農協と建設会社からもらってくるそうです。
目下、他にも細断紙を譲ってくれる企業を探しているそうです。
「中には重要書類も含まれているのかもしれませんね」とYさんは笑っていました。
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Comments (0)先日訪れた中標津町で泊まった某旅館にて、
食事の際に、一口サイズの小さなコップ一杯の牛乳が添えられていました。
このコップには「Welcome MILK ようこその気持ちを一口の牛乳に込めて」と書かれています。
使われていた牛乳は、中標津町の「なかしべつ牛乳」です。
食事に添えられた一口の牛乳に、おもてなしの心を感じました。
この一口の牛乳は、根室地区酪農対策協議会が牛乳の消費拡大を目的に、
水やお茶の代わりに牛乳を提供する「根室Welcome MILK」というもので、
中標津町だけではなく、根室管内のさまざまな飲食店が参加しているそうです。
同協議会が、参加する飲食店に週2本の牛乳を、
25週(約半年)に渡り配布しているとのことです。
今回訪れた中標津町内では、50を超える店舗が参加しており、
最近では、配布される本数に限らず、
通年で牛乳を出す店舗が増えてきたとのことです。
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Comments (0)十勝管内のN牧場は、経産牛609頭、未経産牛426頭、年間出荷乳量約6000tと大規模です。
搾乳牛舎はフリーストール5棟(うち1棟の半分は乾乳前期)です。
搾乳牛群は、経産の泌乳初期群、初産の前期群、泌乳中期群、泌乳後期群に分けて管理しています。
(初産の前期以降は泌乳中期群で合流する)
N同牧場の発情発見や異常牛の発見はすべて、スタッフ全員の目で行なわれています。
朝の搾乳終了後、スタッフ全員が手分けして(1群に2-3人ずつ入って)、1頭1頭を見て歩きます。
その際、各スタッフは専用手帳を携帯して、気になったことは漏らさず書き込んでおきます。
その専用手帳を見せてもらいました。
1頭ごとに、牛番号、耳標、生年月日、牛名、分娩日、子牛の性別、群移動、子宮回復や黄体の状況、発情発見状況、授精状況、分娩予定日、病歴などが細かく書き込まれています。
この手帳を見れば、「いつ、どのような状態のときに授精したのか?」と聞かれても、その場で即座にわかるそうです。
※詳しくはDairy Japan 6月号で。
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Comments (0)雪解けの進む時期となりました。
道央はもうほぼ雪はなくなりましたが、道東にはまだ残っています。
4月になっても道東の牧場ではまだ解けぬ雪が見られます。
農家さんに聞くと、
「いつもはこの時期にこんなに雪はない。今年は異常だよ」と言うほど。
そんななか、昨年11月4日の北海道支局だよりで紹介しました
興部町のK牧場に足を運んでみました。
K牧場にも雪がまだ残っていましたが、ホタテの貝殻を敷き詰めた通路は驚くことに、ぬかるみがありませんでした。
Kさんは、「牛舎周辺はぬかるんでない」
「除雪で少し剥がしてしまったけど、この案は大成功だ!」と喜んでいました。
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Comments (0)全米乾牧草協会・輸出加工者協議会の理事を務めるジョン・スチャパインスキー氏は、日本の酪農・肉牛農家および日本へ乾牧草を供給するアメリカの牧草生産農家から俳句(川柳)、短歌そして詩の寄稿を募り、出版する予定だ。
ジョン氏は日本での生活経験もあり親日家。日本に良質な乾牧草を供給するための団体EPCの理事長。ジョン氏は「農業生産者こそ豊かな詩的想像力を持っているのです。私は皆さんの感性を引き出し、表現するお手伝いができたらと、日本の畜産農農家の方々の作品を募集することを考えました。牧場、牛そして酪農についての想いを寄せてください」と募集の経緯を話す。なお小冊子の販売収益は東日本大震災の義捐金として寄付するとしている。
【投稿先・問い合わせ】
e-mail:john@nhaepc.org(ジョン・スチャパインスキー氏)
EPC日本事務所 TEL&FAX 03-6427-0827(担当:西井)
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Comments (0)十勝管内Y牧場にうかがったら、牛舎の黒板に、「今日のツイッター」と題して何やら書いてあります。
フレッシュで良く見えた牛
1015、1007、756、1024
つなぎがおもく(腫れぼったい)外側開き(エックス脚)が数頭
水槽管理30点くらいかな
重曹ひとにぎり入れてごしごしとこする
これは地元を担当する農業改良普及員がY牧場を訪問した際に、書き残していったものだそうです。
Yさんはうなずきながら、このツイッターを読んで、
「第三者の目から見た牛の状態は貴重な情報です」と真摯に受け止めていました。
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Comments (0)先日訪れた十勝管内豊頃町にて、
国内希少野生動植物種に指定されており、
北海道の道鳥でもあるタンチョウを見ることができました。
冬には主な生息地として北海道の釧路湿原が有名ですが、
2月下旬から4月初旬にかけて十勝・釧路・根室で繁殖するといいます。
ところで、このタンチョウを見た場所はどこだと思いますか?
実は、同町のとある牧場の中で見たのです。
酪農家さんに聞くと、この時期はいつもいるとのことで、
酪農家さんとしては珍しいものでもなくなっており、
「体が大きく声も大きいから牛が怖がるんだよな」とのこと。
しかし一方で、「これもまたこの時期の風物詩だと思っているよ」とも。
国内希少野生動植物種も大事にしなければいけませんが、
酪農家さんにとって愛牛はそれにも負けない大切な存在ですね。
自分の牛を愛し、牛に愛される酪農家さんでいましょう。
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Comments (0)十勝管内・豊頃町二宮地区のT牧場を取材しました。
Tさんは、「ここ(二宮地区)は二宮尊徳の孫である二宮尊信が開拓の鍬を入れ、報徳を直伝したところ。その精神が今も宿っていると思う」と教えてくれました。
「報徳」とは、二宮尊徳が独学で学んだ神道・仏教・儒教などと、農業の実践から編み出した豊かに生きるための知恵で、以下を基本とするそうです。
1 至誠(誠を尽くす)
2 勤労(自助努力とともに労働を効率化し社会に役立つ成果を生み出す)
3 分度(収入の枠内で一定の余剰を残しながら支出を図る計画的な経済)
4 推譲(分度生活の中から生み出した余力の一部を、各人が分に応じて拠出し、相互扶助、公共資本、弱者や困窮者救済に充てる)
T牧場は家族労働で、経産牛180頭・未経産牛170頭、年間出荷乳量約1700t。
Tさんの酪農経営に臨む姿勢は、とても参考になります。
詳報はDairy Japan 5月号で。
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Comments (0)ここは札幌駅周辺地区と大通・すすきの地区を地下でつなぐ札幌駅前通地下歩行空間。
人の往来が多い場所です。
ここに今週から、「TPPはあなたの問題です/JAグループ北海道」と書かれた、
大型のボード3枚が掲げられています。
ボードは以下の3種類です。
「この国は、育てることを忘れている」
「この国は、いつも安全を見失ってしまう」
「この国は、世界を向いて地方を振り返らない」
どのボードも最後に、
「TPP問題は、明日の暮らしを思うあなたの問題。
いっしょに考えていきませんか。」
と書かれています。
目を引くキャッチコピーと、TPP交渉参加への警鐘文に、
そこを通る多くの人が足を止めて、読み入っていました。
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Comments (0)Hさんが最近重要視しているのは、育成牛の管理です。
「育成牛の管理はとかく手を抜きがちになるが、乾乳牛の管理と同様に非常に大事。この二つがきちんとできれば、牛は必ず調子良く乳を出してくれる」と言います。
育成牛には現在、牧草サイレージ、コーンサイレージをベースとしたTMRを給与しています。
育成牛の栄養管理を見直したことで成長(増体)が早まり、12から13カ月で初回授精できるようになりました。
「この経済効果は大きい」とのことです。
写真手前の柵の高さは125cm、横の柵の高さは135cmで、それと比較しながら、Hさんは常に育成牛の体高をチェックしています。
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