10月号の読みどころ

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皆さん、おはようございます!

早速ですが10月号の読みどころを紹介致します。

今月号の特集は「良質乳を生産するためのポイント」です。

生産ロスの低減、収益性の追求には、衛生的乳質の向上・維持が大切です。健康な乳牛から安定して良質乳を生産する管理ポイントはどこにあるのでしょうか。そのポイントを取材しました。ぜひご覧ください。

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事が、たくさん載っています。ぜひご覧ください!

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さて、皆さん10月に北海道で開催される全日本ホルスタイン共進会にはいかれますか?

会場では弊社もブースを出展し、書籍の販売などを行なう予定です。
そこでDairy Japanご愛読感謝記念品として、弊社特製ホルスタイン柄タオルをプレゼントいたします!!
読者の方限定です!10月号の黄緑色の綴じ込み用紙に引換券が付いてますので、それを忘れずに持ってきてください。
なくなり次第終了ですのでお早めに!ぜひお立ち寄りください!!

牛部の活動

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6月26日のスタッフブログで紹介した、栃木県立那須拓陽高校の牛部を取材してきました。
1年生から3年生まで、22名の部員が放課後、搾乳や給飼、除糞などの一般管理をはじめ、毛刈りや調教、リードの練習などに励みます。
取材日は全共出品を目指して、入念な調整をしていました。
部員のほとんどは非農家の子弟で、高校に入ってから牛と触れ合ったというケースが多いといいます。
彼ら、彼女らが酪農について、そして牛について、どのような疑問を持っているのかもアンケート形式で協力してもらいました。
それらの疑問と、その回答は来年の1月号からDairy Japanでお届けする予定です。ぜひ、お楽しみに!

エレキを弾く牛

西興部村

北海道オホーツク管内・西興部村のカントリーサイン(市町村の境界となる道路上に設置されていて、地元の名物やシンボルを掲げている標識)は、牛が楽しそうにエレキギターを弾いているデザインです。
どうして牛がエレキを弾いているのか?
気になって役場に尋ねたら、同村は酪農とギターが基幹産業の一つであること、オホーツク楽器工業(株)という会社があることなどを教えてくれました。
そこで、今度は同社に尋ねたら、同社は長年にわたり、エレキギターのボディ部分(木材)を製造しているそうです。
工場見学もできるそうですよ(要予約)。

興部町

ちなみに同村のお隣、興部町のカントリーサインは、牛がホタテを持って楽しそうに跳ねています。
お花はハマナスで、同町の花だそうです。

カボチャと牛乳で……

皆さん、おはようございます!

先日、乳和食のレシピ本「目からウロコのおいしい減塩 乳和食」を参考に、カボチャと牛乳を使って、
きんとん、汁粉、ようかん、蒸しパンを作りました!

これはそれぞれ作ったのではなく、まずきんとんを作って、きんとんに牛乳を足して汁粉に、
汁粉にゼラチンを加えてようかんに、汁粉に薄力粉を入れて蒸しパンに、というふうに作ったのです。

名付けて「乳和菓子の四段活用」です!!

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写真は蒸しパンです。ほかのも見てみたいですよね?

今月末発刊予定の10月臨時増刊号「Dairy PROFESSIONAL Vol.3」に詳しく掲載されていますので、ぜひご覧ください!

農場のベンチマーク

 みなさん、突然ですが「ベンチマーク」という言葉をご存じでしょうか? 位置を示す水準点を示し、転じて指標を指します。
 先のウィスコンシン州立大学の取材で、酪農のベンチマークについて講義を聞いてきました。ベンチマークには大きく、「内部」「経験則」「外部」の三つがあり、「内部」には過去の自分の経営や技術との比較、「経験則」には例えば、資産:負債の比率といった経営分析、そして「外部」は他の経営との比較があるといいます。
 自分と「同じサイズ」「同じ地域」「同じ経営スタイル」の農場のデータと、自分の経営データを比較して、経営のどこに弱点があるのかを客観的に知ることが、外部ベンチマークの利用価値です。ウィスコンシン州立大学では、酪農家向けのベンチマークソフトが無償で提供されていて、現在、約400軒の酪農家さんが情報を共有しています(http://cdp.wisc.edu/AgFAnew2.htm)。
 外部ベンチマークでわかった弱点を克服すれば、もちろん経営はもっと良くなるでしょうし、皆が弱点を改善していけば、次のベンチマークの機会には比較対象の成績が上がって、よりモチベーションも上がるのではないでしょうか。当然、地域全体の酪農が上向くでしょう。
 この取材を通じて、「こんなソフトが日本にもあったら」と、心から思いました。
 詳しくは9月下旬発売のDairy PROFESSIONAL Vol.3で!
 そうそう、この原稿を書いているとき、その昔、自作PCを組んでCPUのベンチマークテストをしたことを思い出しました。同じことを思い出された方も、結構いらっしゃるのではないでしょうか。