12月号の読みどころ

皆さんこんにちは!

早速ですが、2017年12月号の読みどころをご紹介します。

12月号の特集は「もう一口食べてもらうためのチャレンジ」です。

乳牛の持つ潜在能力を最大限に引き出すためには、「もう一口食べてもらうこと」が欠かせません。そのためには粗飼料品質やバンクマネジメント、カウコンフォートなど、多岐にわたる要因が複雑に関係します。「もう一口」を実践する酪農場に、その管理のポイントを聞きました。お見逃しなく!

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事が、たくさん載っています。ぜひご覧ください!

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バーンミーティング

先週、静岡県のA牧場を舞台に行なわれたバーンミーティングを取材してきました。乳房炎コントロールがテーマで、酪農家5名を含む18人が参加しました。写真は快晴に恵まれた2日目に撮影した富士山です。

バーンミーティングでは参加者や講師の皆さんで搾乳の様子を視察したり、牛舎内をくまなく見て回るなどした後に、乳房炎コントロールと乳質向上に向けた取り組みを議論しました。

詳細は1月号で紹介しますが、舞台となったA牧場のJさんは、「皆さんに施設や作業を見てもらい、気づいたことを指摘してもらえたことがうれしい」と言い、第三者目線が入ることで農場の改善が進むことを実感していました。そして昨日、Jさんは「当日皆さんに指摘していただいたことは、即改善しました!」と嬉しそうに電話をくれました。

今回のポイントは、改善に向けたアドバイスを即実行したことに尽きると思います。時が経ってしまえば、「まあいいか」とやり過ごしてしまうかもしれません。今度は改善の成果を聞くことを楽しみにしています。

遊び心

寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私の地元那須では先週雪が降ったそうです。

少し前に某牧場さんに立ち寄ったとき
雪だるま 改め ロールだるま を発見しました。
(写真暗くてごめんなさい)

こういう遊び心で、観光客が酪農に興味を持ってくれたら嬉しいですね。

 

今週は茨城県で酪農セミナーに参加させてもらい、来週は再び群馬県にお邪魔します。
詳細は1月号と2月号で書かせて頂きます!

11月はチーズ三昧

皆さん、おはようございます!

さて、11月11日は何の日だかご存知ですか?

正解はチーズの日です!
都内では毎年恒例のチーズフェスタが開催され、世界各国からチーズが集まり試食や販売が行なわれました。
ステージではチーズを使ったレシピコンテスト「チー1グランプリ」などが行なわれました。

11月1日には中央酪農会議主催のALL JAPAN ナチュラルチーズコンテストも開催されました。
試食会では作った方々の心がこもったチーズをたくさん味わうことができました。詳細は今月発売の12月号をご覧ください!

コンビニでもチーズの日に関連した商品があるみたいですね。

チーズ三昧の11月、皆さんもお気に入りのチーズ・チーズ料理・チーズ製品を見つけてみてください!

弱い牛に配慮したTMR給飼タイミング

北海道日高管内のK牧場(経産牛320頭、未経産牛240頭)は、「弱い牛への配慮を常に」をモットーとしています。
そのための独自手法の一つを紹介してくれました。

それはTMR給飼のタイミング。
搾乳前にTMR給飼し、牛群が腹八分目になった頃合いに、パーラーへ移動するという方法です。
そうすることで、搾乳が終わった強い牛はベッドへ向かったり、飼槽へ向かっても早々に満腹になったりすることから、弱い牛は、強い牛から威嚇されることなく、落ち着いて、ゆっくりと採食できます。

そのためのTMR給飼タイミングとは、搾乳の20分から40分前がベスト。
「20分で半数の牛が、40分で大半の牛が腹八分目になる」と言います。
それよりも早く給飼すると、強い牛は採食を終えて、ベッドで休息モードに入ってしまいます。
したがって、飼槽側に全頭が立っている状態のときにパーラーへ移動するようにします。
「これが習慣になると、弱い牛から自発的にパーラーに入り、先に飼槽に戻るようになる」とも言います。