オホーツク管内のY牧場です。
トンネル換気の牛舎で、中央通路にも設けられたファンにはブレードが取り付けられています。
このブレードはコンパネを使った自作で、ファンの風が牛の足元に入るように角度調整されています。
ファンをほぼ年中まわして、牛床の後部を常に乾かしています。
「ねらいどおり乳房炎が減った」そうです。
Dairy PROFESSIONAL最新刊のご案内
Dairy Japan臨時増刊号《Dairy PROFESSIONAL》最新刊が発売されました。
本誌をご購読いただいている皆様のお手元に届いた頃と思います。
今回の特集は【子牛を健康に育てるための押さえどころ】。
「子牛の健康度や発育のバラツキが相変わらず目立つ」――酪農生産現場でこうした声は決して少なくありません。
近年のスピーディな遺伝改良により、優れた潜在能力を持って生まれてくる子牛達。健康に生まれ、健全な成育を遂げてこそ能力を発揮し、酪農経営に貢献し、活躍する成牛となることは周知の通りです。
にもかかわらず健康度や発育にバラツキが目立つのは、個々の農場における哺育・育成管理に依然として技術の違いがあることも一因でしょう。
では、その技術の違いはどこなのか、また、どうして違いが生じるのか――それが本書のテーマです。
今までの酪農情報誌の増刊号になかったスタイルで、より実用的に!
タイムリーかつ収益向上につながる技術特集をはじめ、4カ月ごとの経営情報やマーケティング情報を整理し、酪農経営におけるPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)、いわゆるPDCAサイクルに役立つ内容が満載の《Dairy PROFESSIONAL》。
皆様のお仕事に、ぜひお役立てください。
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Dairy PROFESSIONAL Vol.12(DJオンラインショップ)
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☆バックナンバーも大好評発売中!
Vol.11【特集】牛の行動から施設デザインを考える
Vol.10【特集】美味しく安全な生乳を生産する
Vol.9【特集】あなたのやり方は間違っている? 他
護蹄管理セミナーのお礼

かねてからご案内していました「乳牛の護蹄管理セミナー」を9月30日、岡山で開催させていただきました。台風直撃による交通機関のマヒ、そして足元の大変悪いなかにも関わらず、多数の方にご参加いただきました。改めてお礼を申し上げます。
講師には、酪農家、削蹄師、獣医師のそれぞれの視点で「蹄管理」についてお話いただきました。講師陣はそれぞれ得意分野は違いますし、できることも違います。だからこそ、情報の共有や協業をすることで最適な蹄環境を作ろうというのが、真のテーマでした。
このことは蹄の管理に限った話ではないと思います。乳房炎防除、繁殖管理をはじめとした多くの課題で、酪農家と関係者が連携を密にすることで素早く、そしてち密なマネジメントが作り上げられるのだと思います。
今回、岡山でのセミナーのアンケートでは、ご参加いただいた皆様から良い評価をいただきました。また会場を変え、同様のテーマで議論できる場をご提供したいと思います。
おいしいエサをたくさんと
この度は、北海道胆振東部地震により被害に遭われた皆様には、謹んでお見舞いを申し上げます。
一刻も早い復興を願っております。
先日、デーリィジャパン11月号の取材で千葉県に行って参りました。
今回のテーマは「エサ」です。「もう一口食べてもらう」をテーマに取材させて頂きました。
エサについてはどんな取材でも欠かせない課題だと思ってます。
その中でも、「人間が美味しいお米を食べたいように、牛だっておいしい草とかエサを食べたいんだよ」という言葉が身に染みました。
今回の写真は前に取材させて頂いた酪農家さんから送られてきたものです。
このスピードでみるとものすごい勢いで食べているように見えますね。
それではまた。
(ちなみに明後日、日曜日は岡山でデーリィジャパン主催の護蹄セミナーが開催されます!)
酪農で兼業農家を
この度の北海道胆振東部地震により被害に遭われた皆様に、謹んでお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧・復興を心より願っております。
さて、昨日は愛知県に行ってまいりました。
昨年10月号で同県の「空き牛舎有効活用事業」について取材させていただき、今回は新規就農第一号が誕生したとのことで取材しました。名付けて「あいち型 夫婦による兼業農家」とのこと。
今回の事例は、牛舎を持ちたい新規就農希望者にとって初期投資(リスク)が少ない画期的な方法であり、現場、県酪、行政の普段のコミュニケーションがあってこそ生み出された方法です。
詳しい内容は11月号で紹介します。ぜひご覧ください。