新刊『ちょっとした酪農の話』入荷いたしました!

 大変お待たせいたしました!
 永井照久先生の新刊『ちょっとした酪農の話 現場情報――何が大切? どう使う?』が刷り上がってまいりました。
 ご予約いただいていたお客様より順次発送を開始いたしております。
 お手元に届くまで、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。


『ちょっとした酪農の話 現場情報――何が大切? どう使う?』
 永井 照久(釧路農業協同組合連合会 酪農技術支援室長)著
 B5判/248頁
 定価3,630円(送料弊社負担)
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Coming Soon 新刊『ちょっとした酪農の話』

このこと、もっと早く知っていれば!――と思わずにいられない、新刊『ちょっとした酪農の話:現場情報――何が大切? どう使う?――』が10月26日に発刊されます。
著者は、永井 照久氏(釧路農業協同組合連合会 酪農技術支援室長)です。

現代の乳牛の特性、栄養管理、繁殖管理、疾病予防(乳房炎・繁殖障害・蹄病・周産期病)、遺伝改良、自給飼料(牧草・コーン)の栽培と利用、購入飼料(単味飼料)、乳検データの見方・活用の仕方、酪農経営の特質、経営者能力スキルアップに役立つ話など、一貫して酪農現場目線・牛目線での解説が百数話。
そして最新現場技術(炎症予防、乾乳・周産期管理)の深堀り話も。
見開き一話で、「どこから読んでもためになる」という内容ばかりです。

【もくじ】
PART 1 スーパーカウたちのささやき =44話
PART 2 乳牛からのメッセージを読み解こう =22話
PART 3 乳牛の健康の話 =「炎とシス」
PART 4 乳牛たちにデリシャス&ヘルシー・フード =16話
PART 5 乾乳牛の話 =「乳牛よ、倒れることなかれ!」
PART 6 酪農業でメシを食う =14話
PART 7 雑記 =5話

B5判・248ページ
定価3,630円(本体3,300円)
ご予約・ご注文はこちらから

哺育のモチベーションがあがる!【DairyJapan10月号】

【哺育のモチベーションが上がる!】~DairyJapan10月号「子牛はチャンス」より~

「改めて子牛と向き合う」というテーマの連載「子牛はチャンス」が10月号で最終回を迎えました。本連載は、複雑な数字や学術的な見解とは違い、モチベーションアップにつながる内容をシンプルに、分かりやすくまとめたものです。

まずは哺育担当者に読んでいただき、改めて、子牛への投資(時間もお金も)が乳牛にとっていかに重要であるかを再認識してもらい、子牛が酪農を豊かにする可能性を持っていることを知ってもらえたら幸いです。

家族経営で一人が哺育担当をしている場合、まず第一歩は「周り(家族)を巻き込む、理解してもらうこと」だそうです。ハードルが高い場合は、第三者を交えてお話をすると、より円滑に進むとのことです。子牛のことをわかりやすく説明する場合、本連載が役に立つのではと思います。改めて、1月号から読み返してみてはいかがでしょうか。

ナイスな哺育管理を実践している酪農家のかたがいらっしゃいましたら、是非ご紹介ください。お待ちしております。

DairyJapan10月号はこちらから

 

 

現場でSARAを見つけるポイント【DairyPROFESSIONALVol.21】

【現場でSARAを見つけるポイント】(DairyPROFESSIONAL Vol.21 Part4より)

ルーメンpHが低下し、さまざまな障害を引き起こす可能性のあるSARA。きちっとルーメンpHを計測できれば早期に対応ができますが、日常の観察でSARAを見つけ出すのは容易ではないと思います。

そこで本稿より「SARAを疑う症状」をいくつか紹介します。まず前提として

・SARAは個体より牛群の問題として捉えるべき・個々よりも群としての症状のほうが明白である

さらに臨床的なサインとして

・牛群全体の反芻時間が減少する(少なくとも40%以上は反芻していなければならない)

・糞の状態は、明るく黄色く甘酸っぱい匂い、糞中に気泡が入っている

・理由が明確でない死亡や淘汰が増える

 

という点を紹介しています。

当てはまる節はありますでしょうか?

詳しい解説は「DairyPROFESSIONAL Vol.21」でご確認ください!

 

経営改善のきっかけは?【DairyJapan10月号】

【経営改善のきっかけは?DairyJapan10月号】

酪農には、毎日「収穫作業」があり、定期的に資金を得ることができます。そのため小さな資金繰りはしやすいですが、大きな投資はなかなか起点が作りにくいのも現実のようです。

農場の経営が上手く回らない場合、問題点が散在しており、どこから手を付けたら良いやら……なんてことも。そんな時は、表面に浮かんでいる問題を「なぜその問題が起きているのか」という視点で、深堀ります。そこで出た問題をさらに「なぜなのか?」と追及する。それを繰り返す。こうして問題の原因を追究して追求して追求していくと、本質的な問題にたどり着くことができるのです。5回以上繰り返すと良いそうです。

また経営改善や投資の際に、家族経営ならば、家族の意見をまとめることも重要になってきます。著者は、経験した事例をもとに、家族の意見の相違をまとめることは、飼養管理と同等に酪農経営者に求められる能力としています。

「”気づき”と共有から始まる経営発展の仕組みづくり」その2

目を通してみれば、何か新しい気づきが生まれるかもしれません。

DairyJapan10月号はこちら