国旗

釧路管内の(株)伊藤デイリーは、フィリピン人技能実習生のために同国国旗を掲揚しています。
「皆、想像以上に喜んでくれている」とのこと。
海外視察に行った際に、日の丸を用意して迎えてくれて感激したときの経験から思いついたそうです。

なお、この写真、撮影しようと思ったときに、ちょうど風が吹いてくれました。
まさに、追い風でした。
※詳しくはDairy Japan 11月号

新刊『ちょっとした酪農の話』入荷いたしました!

 大変お待たせいたしました!
 永井照久先生の新刊『ちょっとした酪農の話 現場情報――何が大切? どう使う?』が刷り上がってまいりました。
 ご予約いただいていたお客様より順次発送を開始いたしております。
 お手元に届くまで、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。


『ちょっとした酪農の話 現場情報――何が大切? どう使う?』
 永井 照久(釧路農業協同組合連合会 酪農技術支援室長)著
 B5判/248頁
 定価3,630円(送料弊社負担)
 ご注文はこちらから
 Amazon.co.jpの商品ページはこちら(注:現在は在庫がございませんのでご注意下さい。)

エネルギーの自給を

バイオマスプラントというと、大規模農家のお話と思う方が多いと思います。実際、私もそうしたイメージを持っていました。
しかし、先日お邪魔した兵庫県のY牧場は経産牛40頭、育成牛20頭規模でバイオマスを導入しています。
Y牧場は神戸市の閑静な住宅街に隣接した牧場。そのため、環境対策には必然的に力が入ります。
牛舎で出た糞尿は固液分離し、固形分は堆肥化、液分はバイオマスの原料となります。また、野菜くずや排水も原料に。
それらをバイオマスユニットで加温・発酵させ、メタンガスを回収します。このメタンガスをボイラーの熱源などとして利用しています。
消化液は液肥として自家産野菜の栽培に利用するほか、近隣の耕種農家や水稲農家でも利用され、その質は高く評価されています。
Yさんは持続可能な農業のためには、循環可能な農業にすべきと言い、さらに「いつ、どんな災害が起こるかわからない」とも言い、エネルギーの自給も高めたいと話してくれました。
詳細はDairy Japan12月号で。

Coming Soon 新刊『ちょっとした酪農の話』

このこと、もっと早く知っていれば!――と思わずにいられない、新刊『ちょっとした酪農の話:現場情報――何が大切? どう使う?――』が10月26日に発刊されます。
著者は、永井 照久氏(釧路農業協同組合連合会 酪農技術支援室長)です。

現代の乳牛の特性、栄養管理、繁殖管理、疾病予防(乳房炎・繁殖障害・蹄病・周産期病)、遺伝改良、自給飼料(牧草・コーン)の栽培と利用、購入飼料(単味飼料)、乳検データの見方・活用の仕方、酪農経営の特質、経営者能力スキルアップに役立つ話など、一貫して酪農現場目線・牛目線での解説が百数話。
そして最新現場技術(炎症予防、乾乳・周産期管理)の深堀り話も。
見開き一話で、「どこから読んでもためになる」という内容ばかりです。

【もくじ】
PART 1 スーパーカウたちのささやき =44話
PART 2 乳牛からのメッセージを読み解こう =22話
PART 3 乳牛の健康の話 =「炎とシス」
PART 4 乳牛たちにデリシャス&ヘルシー・フード =16話
PART 5 乾乳牛の話 =「乳牛よ、倒れることなかれ!」
PART 6 酪農業でメシを食う =14話
PART 7 雑記 =5話

B5判・248ページ
定価3,630円(本体3,300円)
ご予約・ご注文はこちらから

すごい働く機械

先日の取材で見かけた一コマです。

自動哺乳ロボットに子牛を馴れさせています。話を聞けば、導入によって年間約1200時間の労働時間削減につながったそうです。哺乳作業に加え、大量の瓶の洗浄などから解放され従業員の労働効率も上がったとか。

さらに、子牛が欲しいときに飲めるようになったことで、自然に多回哺乳になり下痢も減ったそうです。

機械や道具の進化は著しいですね。一般人の私からすると、こういった機械を生み出す人も、使いこなす人も「すごい」といつも感心してしまいます。