先日、酪農女性の取材に行ってきました。
伺ったお話を少し紹介します。
その女性は、酪農家に嫁いだ当初は、牛舎仕事を嫌々やっており、病気や怪我の牛が多かったといいます。
しかし、プラス思考に考え方を変え、牛に毎日挨拶をして「ありがとう」を伝え続けたら、病気や怪我の牛がいなくなったとのこと!
考え方を変えるだけで、環境が変わり、結果も変わるんだよと、とても勉強になるお話でした。
来年1月発売のDairyJapan2月号でご紹介します。皆さんぜひご覧ください!
先日、酪農女性の取材に行ってきました。
伺ったお話を少し紹介します。
その女性は、酪農家に嫁いだ当初は、牛舎仕事を嫌々やっており、病気や怪我の牛が多かったといいます。
しかし、プラス思考に考え方を変え、牛に毎日挨拶をして「ありがとう」を伝え続けたら、病気や怪我の牛がいなくなったとのこと!
考え方を変えるだけで、環境が変わり、結果も変わるんだよと、とても勉強になるお話でした。
来年1月発売のDairyJapan2月号でご紹介します。皆さんぜひご覧ください!
栄養成分・品質を評価し、給与飼料の栄養バランスを整えるうえで、なくてはならない“飼料分析”。
先日、十勝農協連 農産化学研究所を取材させていただきました。
飼料分析の手法は二つあります。
一つは、化学分析です。サンプルから成分を長時間かけて抽出したり、いろいろな試薬に浸けたり、煮沸したり、振り続けたり……。結果が出るまで数日間かかる項目もあり、時間と手間がかかります。
もう一つは、近赤外線分析および蛍光X線分析です。これらは主に道内産の粗飼料分析に用います。酪農現場では、より迅速な分析結果のフィードバックが必要であることから応用された手法です。
上の動画は、NDF(中性デタージェント繊維)やADF(酸性デタージェント繊維)の化学分析。1時間グツグツと試薬で煮沸して、残った繊維成分を測定します。
※詳報は来年1月末発売の『Dairy PROFESSIONAL vol. 7』(2月増刊号)の「行ってみました!」で。
昨日、本日と関東1000トン会の講習会に参加していました。昨日は、中央酪農会議・内橋事務局長らが指定団体制度等をめぐる情勢など講演し、昨今大きな課題となっている指定団体制度の現状や今後のあり方などの説明がありました。
そして本日は朝霧メイプルファームと株式会社エルファーム一富士農場の視察です。エルファームで見つけたのが上の写真です。
これはツーバイフォー材を加工して作った自作のバケツホルダーです。安い木材を使うことで安価かつ、バケツのサイズにぴったりあった一品が作れる事例です。実際には下の写真のように取り付けて使っていました。
哺育頭数が多い同農場では、このバケツフォルダーを農場スタッフが量産して、これからの頭数増に向けて対応を進めていました。
根室管内のOファームは今春からロボット搾乳に移行し(搾乳ロボット2台)、頻回搾乳の好結果を得ています(平均乳量1万2000kg超)。
同ファームはロボット搾乳に移行するにあたり、前もって、若い牛群構成にして準備してきました。
それが奏功し、全頭が適応しました。
しかも「馴致にもほとんど苦労なく、意外とスムーズに適応した」とのことです。
したがって順調に搾乳牛頭数は増えていて、計画は前倒しで好調推移しています。
同ファームでは、初妊牛も分娩後、スムーズに搾乳ロボットに入ります。
その秘訣の一つに、乾乳後期群でのフィードステーションの利用があります。
乾乳後期群ではフィードステーションを利用して、分娩時には配合飼料3~4kg/日となるように増し飼いしているのですが、それと並行して、フィードステーションは初妊牛にとって、「入れば配合飼料を喰える」という行動学習となり、「搾乳ロボット内で配合飼料を喰いに行くトレーニングとして役立っている」とのことです。
※詳しくは、本日発売の Dairy Japan 12月号で。
11月8日、9日は、広島大学酪農技術セミナーに参加しました。そのうち9日はバーミーティングが開かれました。
ミーティング先の農場で約2時間、隅々まで視察させていただき、その後、広島大学で熱心なディスカッションが行われました。
講師は全酪連顧問で元・農業改良普及員の村上明弘先生。村上先生が視察中に撮影した写真を基に、さまざまな角度から農場の良い点、課題点を見つめていきました。
そして、1枚の写真から読み取れることを参加者が順に発表する会で、多くのことが上がりました。糞の状態から読み取れたこと、足から読み取れたこと、床材の問題など多岐に渡ります。
こうした手法は想像力と洞察力を鍛えるベターな手法です。また参加者がそれぞれ見えたことを共有できるため、視野を広げてくれます。ぜひ、皆さんも1枚の写真を基に、仲間とディスカッションしてみてください。