製造業の現場ノウハウを~その2~

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10月7日付け当ブログの続編です。
オホーツク管内のG牧場は、製造業の現場ノウハウをうまく活用しています。
『3定(定置・定物・定量)』の徹底も、その一つです。
飼料、添加剤、薬品、消耗品などは、とくに『3定』がしっかりしていないと、生産性および作業性がダウンしてしまいますよね。
そして、それらの資材が配送されてきたとき、納品場所の指示がしっかりしていないと、配送屋さんも牧場スタッフも、双方が困ってしまいます。
そこでG牧場は、配送屋さんに納品場所を示す、わかりやすい表示板を、牛舎の外壁に掲げています。
これでスムーズに、所定の場所に、所定の資材が、所定の数量で、納品されます。
※詳しくは、好評発売中のDairy Japan 11月号で。

最新デバイス

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来春発刊を目指す新書籍のため、最新のウェラブルカメラによる撮影テストを行なっています。

書籍のテーマは護蹄。跛行の原因や対処、農場でできる蹄ケアなどを盛り込みます。その一部として、跛行を見る目を養う動画や、酪農家による蹄ケアを付録としてつけることになりました。ウェラブルカメラは蹄ケアの様子を作業者目線で撮影できるため、ポイントがよくわかります。

これから鋭意、編集に入ります。どうぞお楽しみ!

ちなみに、カメラは下の写真のようにセットして使います。これは面白い!

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元気じゃなきゃあかん!

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先日、酪農女性の取材に行ってきました。

その方は全国の酪農家を回ってたくさんの情報を集め、学び、たくさんの仲間ができたと話してくれました。とても生き生きとしていて、元気いっぱいの女性でした!

「家の中にいても情報は集まらない。酪農家のお母ちゃんは元気じゃなきゃあかん!」―――この取材でとても印象に残った言葉です。

今月発売のDairyJapan11月号でご紹介します。皆さんぜひご覧ください!

製造業の現場ノウハウを

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オホーツク管内のG牧場には、スタッフがわかりやすいように工夫された作業マニュアルが、各所に掲げられています。
写真入りで、頭に入りやすいものです。
これは、「誰がやっても同じ作業工程となり、なおかつムダを防ぎ、コスト削減となるように」という、製造業の現場ノウハウだそうです。
ベトナム語で書かれた作業マニュアルもありました。

作業の心得

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写真は群馬県のR牧場で見つけた搾乳作業の心得です。ミルキングパーラー舎のホワイトボードに大きく書かれています。
人は、とかく「早く作業を終わらせたい」と思いがち。また作業への慣れが、丁寧さを徐々にスピードに置き換えがちです。雇用酪農では、作業のマニュアル化、平準化による作業品質の安定を図ることはもちろんですが、常に初心を忘れず「丁寧」な仕事をしてもらいたいですね。
当たり前のことかもしれませんが、こうした心得を目につく場所にはっきりと示すことで、改めて心得を刻んでいるようです。
こうした心得は、事故防止にも役立ちます。食品工場などでもさまざまな場面で安全への心得の掲示を見ることがあります。
みなさんの牧場でも、実践してみてはいかがでしょうか?