牛好きの若手グループ活動開始!

皆さん、おはようございます!

さて今回は、いつもお世話になっている愛知県酪の職員さんと酪農家さんから教えていただいたことをご紹介します。

愛知県酪の酪農教育ファーム推進委員会では、若手メンバーを中心とした「牛好きnet愛知」というグループが昨年11月より活動を開始しました。メンバーは愛知県内の酪農教育ファーム認証牧場の子弟をはじめ、牧場従業員、獣医師、酪農関係を学ぶ学生達など、35名ほどで成り立っています。愛知県の酪農の魅力を地域の人、全国の人にもっと発信しよう! という想いで年に数回集まりますが、それと同時に、愛知県内の牧場で働く従業員や酪農関係者の集いの場でもあります。

そして この度、牛好きnet愛知の活動第一弾として、仲間から牛の写真を募集し日めくりカレンダー「牛めくり」を作成したとのこと! 下記ホームページよりダウンロードできるようになっているので、皆さんぜひダウンロードして作ってみましょう(HP:http://tokai-rakuren.jp/blog_aichi/)。
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私もいただきましたが、さまざまな表情の牛を見ることができ、毎日めくるのが楽しみになるようなカレンダーです!
立ち上がったばかりのグループ、牛好きnet愛知ーー今後の活動にも期待大ですね!!

繁殖成績が好調な理由とは

20160916

繁殖管理を担当し、自ら人工授精をして好成績をあげている十勝管内のAさん。
授精後は必ず、子宮収縮状況、発情粘液状態、授精具合などの個体情報をパソコンに打ち込んでおき、それを次回の授精時で自分なりの参考資料にしています。
複数頭を一度に授精する際は、その場で紙にメモしておき、後でパソコンに、モレなく、きちんと打ち込みます。
こうした几帳面さも、繁殖で好成績を生む要因でしょう。

※詳しくは来週発売のDairy Japan 10月号「ルポ特集/受胎率アップへの挑戦」で。

『搾乳牛は繋ぎ飼養、乾乳牛はフリーストール飼養』であれば

20160826ブログ

このたびの度重なる台風により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

さて、飼養密度(過密飼養)が生産性や事故などに関連し、乾乳牛群ではとくにそれが大きく影響することは周知のとおりです。
北海道オホーツク管内のM牧場は、『搾乳牛は繋ぎ飼養、乾乳牛はフリーストール飼養』です。
こうした飼養スタイルの場合はとくに、群移動に伴い乳牛の強弱が顕著に表われることから、飼養密度に注意が必要だとMさんはいいます。
そこでMさんは、12ベッドのフリーストール乾乳牛舎を四つに区切って、一つの牛群を小さくし、さらに「1区画(=3ベッド)には2頭まで」という飼養密度にして好成績を得ています。
「1区画3頭にすると極端に事故が増える」とMさんは言います。

※詳しくはDairy Japan 9月号のルポ特集で。

夏本番!

20160729

関東地方でも梅雨明けが発表され、夏本番を迎えました。
牛も人も暑さは辛いものですね。私が子どもの頃は、都心部でも夏はエアコンなしで寝られた記憶がありますが、今は熱帯夜が当たり前になりました。
牛は人のようにエアコンの恩恵にあずかることができません。もちろん、クールビズのような衣服によるコントロールもできません。
ヒートストレスは顕著にDMIやソーティング(選び食い)に影響します。そしてその影響は乳生産だけでなく、繁殖やもろもろのトラブルの原因になります。
写真の栃木県・K牧場では、ファンによる暑熱対策はもちろん、梅雨以降は朝晩の給飼時間を冷涼な時間に変更することでDMI低下を防いでいます。
「牛の声を聞く」、それがKさんの酪農ポシリーです。

笑いあり涙ありの発表大会

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皆さん、おはようございます!

先日、全国酪農青年女性会議および全酪連主催の、第45回全国酪農青年女性酪農発表大会に行ってきました!

十人十色の発表内容で、どの発表もとても興味深いものばかりでした。
ときには涙する発表者に、聞いているこちらももらい泣きしてしまうことも。
笑いあり涙ありの素晴らしい発表大会でした。
発表者の皆さん、応援に参加した皆さん、そして牧場で留守を守っていた皆さん、本当にお疲れさまでした。

来年は札幌で開催とのこと。どのようなドラマを聞けるのか、今から楽しみですね。