整理整頓

新年明けましておめでとうございます。
2019年が皆様にとって良い年になりますように。

さて、お正月といえば、今年の抱負として「整理整頓」を掲げる方も多いのではないかと思います。
そこで昨年の取材で、印象に残った整理整頓の一例を。

この写真は、釧路管内に昨春、新規就農をはたしたM牧場の飼料庫です。
商品ごとにパッケージ写真(ラミネートカバー)を張り出し、何が・どこに・どれだけあるのかが一目瞭然。いわゆる「3定」(定品・定位置・定量)の「見える化」です。
「これで妻もヘルパーさんも、在庫状況が一目でわかります」と言うMさん。

当方も整理整頓を心がけます。

Dairy PROFESSIONAL おすすめコーナー

皆さんこんにちは!

皆さん、Dairy Japanの増刊号、Dairy PROFESSIONALもお読みいただいていますか?
Dairy PROFESSIONALは年に3回発刊しております。
月刊誌のDairy Japanとはまた違ったテイストで酪農の最新技術情報などを紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
現在進行中で来年1月末発売のDairy PROFESSIONAL Vol.13は「今、繁殖を見直そう」がテーマです。ぜひご覧ください。

Dairy PROFESSIONALでは毎回「知っておこう、教えよう」というシリーズがあります。
今回は「チーズができるまで〜チーズづくりに欠かせないもの〜」を紹介しています。
また、ちょっとしたチーズの豆知識も紹介されています。お楽しみに!

来てよかった! やって良かった! 酪農女性サミット 2018

先週、北海道根室管内中標津町で盛大に開催された「酪農女性サミット 2018」(既報)。
サミット終了後、実行委員6人が感想を語ってくました。

●砂子田円佳さん(実行委員長、広尾町・酪農家、SAKURA会)
「各実行委員は、多忙が超多忙になることを承知で第2回目の開催を決断した。プレッシャーもあったが、参加者の充実した表情や姿を見て、やって良かったと思っている。“私達でもできる”が伝わったと思う。それが参加者全員の自信につながってほしい」

●佐藤幸枝さん(網走市・酪農家、デイリーウーマンズ)
「全道・全国からの参加者の熱気と笑顔を見て、本当にやって良かったと思った。私が実行委員であることを知り、遠くから30年ぶりに駆けつけてくれた友人もいたほど。交流の仕方、情報交換の仕方は、男性の会合にはない盛り上がりとパワーを感じた」

●小林晴香さん(別海町・酪農家、Stron gyu)
「当地域の酪農女性の多くは、地域外の酪農女性と交流するということが今までほとんどなかった。ところが今回、地域外から驚くほど多数が集まってくれた。各参加者がどんどん社交的になっていく様子も見られ、これを機会に、外に向けた視野が広がっていく可能性を感じた」

●久富聡子さん(酪農コンサルタント、ハードサポート)
「前回は“楽しかった”という内容だったが、今回は“学んでほしい”という要素を組み入れた企画とした。技術の話題になるとスクリーンへの集中がより熱くなり、やはり酪農女性も技術情報ニーズが高いことを感じた。皆が晴れ晴れとして帰ってくださり、ほっとしている」

●中村由美子さん(千歳市・酪農家、きたひとネット)
「このサミット参加者は開催に合わせて、自分で予定を立て、自分で宿泊予約し、自費で参加している。だから本当に熱心に見たり聞いたりしてくれたのだと思う。それが盛り上がりにつながっていることを強く感じている。今や他作目の農家から“酪農女性の集まりは熱い!”と言われるまでになった」

●籔内直美さん(釧路市・酪農場勤務、Becotto)
「凄いことができた、という充実感に満ちている。そのことを同年代や若い世代の酪農女性に伝えていかなければならないと思っている。会場でスナップ写真を撮影していると、参加者の視聴の深さ・熱さが非常に強く伝わってきた」

※詳報はDairy Japan 2月号で。

興味津々

11月16日のスタッフブログで紹介した松下牧場の視察の続きです。
松下牧場は搾乳ロボット「VMS」で53頭搾乳をしています。繋ぎ牛舎での搾乳を合わせると、90頭搾乳です。
視察した酪青研関西協議会のメンバーは、VMSでの牛群管理はもちろん、ハードナビゲーターを積極的に活用したハードヘルスに興味津々の様子でした。
発情発見はもちろん、妊娠継続の確認や乳房炎の早期発見などできることの多いハードナビゲーター。今回参加した酪農家は、それらを飼養管理に活かす松下さんと、その説明に感銘を受けていました。
松下牧場ではクリーン&ドライな環境の整備はもちろん、乳房炎ワクチンの摂取による大腸菌性乳房炎の予防、そしてハードナビゲーターでの早期発見により乳房炎によるロスは大幅に低減できたとのこと。
それにしても、施設やソフトウェアを説明する松下さんの屈託のない笑顔は、本心から酪農を愛しているのだなと感じさせてくれました。

快晴の富士

一昨日は日本酪農青年研究連盟主催の第70回日本酪農研究会にお邪魔しました。今回の開催地は静岡。
黒澤賞に輝きました幌延地方連盟・南川口研究会の高原弘雄さん、おめでとうございました。
翌15日は関西方面からいらした酪農家さん達と、朝霧高原の酪農家2軒を視察しました。
搾乳ロボットを上手に活用する実践例、大規模経営の運営など取材時とはまた違った形で酪農家さんの話を聞くことができました。参加された酪農家さんの質問も、同業の酪農家さんならではのものもあり参考になりました。
さて、写真はその際に撮影した富士山です。
私はどうも、取材時に晴天に恵まれないことが多く、せっかく朝霧にお邪魔してもきれいな富士山を望むことが多くありません。
そんななか、15日は絶好の観光日和。名峰富士を遮るものなく見ることができました。穏やかな小春日和のなかで視察を行なうと、テンションが上がります。