ほかの人はどうしてる?

DairyJapan月刊誌では、時々オンライン座談会を開催しています。

先日は第4回目、テーマは「乾乳期の管理方法」についてお話を伺いました。オンラインならではの手軽さで、全国各地の酪農家さん同士のつながりが生まれています。

ほかの人がどういう酪農しているかって、気になりますよね。

「こういう時どうしていますか?」「そんなやり方知らなかった!」なんて会話がすぐできる環境、すごいなと感じています。

 

※まじめに話しつつ、脱線したりもします。

 

読んでいただいている皆様、

「こんなテーマで聴いてみたい!」「うまく話せないけど参加してみたい」などがありましたら是非ご連絡ください。

【こちらで受け付けております】

セミナーや実際に会う機会が少ない1年でしたので、皆さまのお話聞かせてください!

 

牛乳の可能性、大きいです。

先日伺った神奈川県のI牧場では、牛舎に隣接したジェラートショップを運営。

同じ地域の農家さん達と連携をし、地元の野菜や果物をふんだんに混ぜたジェラートを作っていました。季節ごとに旬のものを取り入れて地域が一丸となって成り立つ素敵なお店でした。

近隣の提携トマト農家さんも「Iさんがジェラートにしてくれたおかげで地域の子供たちもトマトを美味しく食べてくれるようになった」と嬉しそうに話してくれました。

牛乳×?? の可能性は無限大ですね。

一般企業のような働き方を実践

先日伺ったK牧場では、ご家族以外に4名の雇用をしており、皆さんシフト制で週休2日を確保できているんだそうです。

シフト管理がすごいです。私も自転車屋さんで働いていた時によく作りました。

エサも発酵TMRを手作り。良いエサを作るためにとのことです。

ロールベーラー。はじめて見ました。もはやTMRセンターですね。グルグル巻いているところ見たいな。

さまざまなものをご自身で作ったり設置したりしているようで、なんだか楽しそうでした。

将来長く働いてもらえるような企業を目指しているとKさん。将来の酪農家を育てるべく日本人を積極的に採用しているようです。

着実で前向きな方針と地の利を活かした経営努力で農場の皆さんもやりがいを持って働いていました。

 

 

乳房炎と付き合っていくには~書籍レビューブログ13~

先日行なったDJオンライン座談会において酪農家のIさんら、「乳房炎が発生した際にその原因菌について詳しく知り、対処がすぐにできるようになったことで効果が表れた」とこちらの書籍を紹介していただきました。

 

最新 乳房炎コントロール~損失を最小限にする~

三好 志朗・三浦 道三郎 著 3520円(税込)

本書では、乳房炎を一括りにせず、原因菌ごとの特徴や対策、モニタリング法などについて記載されており、乳房炎の発生する可能性・原因を考えて対処できるようになる方法を紹介しています。明確な道筋が立てられて説明されているので、乳房炎と付き合っていくうえでは欠かせない一冊となっています。参考にしてみてください!

 

日本を感染症から守る人達

こんにちは。いつもDairy Japanを読んでくださりありがとうございます。

9月に突入し、オリンピックや共進会でハッピーなはずの2020年も新型コロナ一色で過ぎてしまいました。残り3分の1の2020年はどうなるんでしょう。予想もつきません。ウイルスとは突如として変異するものらしいですから。

 

人と同様に牛の感染症も常に気を付けなければなりません。気を付けること多すぎですね。ただ、そんな感染症対策にも、皆さんの万が一を助ける機関がり、日々研究が進められているんです

先日取材に伺った東京都の「農研機構 動物衛生研究部門」では、牛や豚を脅かすウイルスを徹底的に調べつくし、日本をウイルスから守る最強の研究機関としての役割を見せていただきました。

 

その様子は9月5日に発売される増刊号『Dairy PROFESSIONAL』Vol.18にばっちりレポートしておりますのでぜひご覧ください!