月: 2021年3月
新シリーズ「酪農家を楽にする 牛のための お産」Dairy Japan 4月号
Dairy Japan 4月号には新シリーズが二つあります。
その二つめは、「酪農家を楽にする 牛のための お産~もし、あなたが牛だったら、どんなお産を望みますか?~」(著者:石井三都夫氏/石井獣医サポートサービス)です。
当シリーズは、とかく人の都合に合わせたり、牧場ごとでさまざまな形や方法で行なわれてきた牛のお産管理を、本来の野生動物として営む自然分娩をイメージしながら、「牛目線」で検証し改善していこう、というものです。
第1回めは、「今、なぜ、お産が大切なのか?」と題して、お産の成否が牛の生産性に大きく影響し、それが、その農場経営を左右する大きなカギとなることが解説されています。
読んで、なるほど!
Dairy Japan ご購読は、以下へアクセスを。
https://dairyjapan.com/shop/products/detail/64
新シリーズ「あなたは乳牛をどこまで知っていますか?」Dairy Japan 4月号
Dairy Japan 4月号には新シリーズが二つあります。
その一つは、「あなたは乳牛をどこまで知っていますか?~牛本来の動きから飼養管理を追求する~」(著者:田中義春氏/デーリイサポート・タナカ)です。
当シリーズは、乳牛の「本能」や「習性」を理解して上手に飼養管理しよう、というものです。
第1回めは「牛は周りを見渡せるが遠近や色は苦手な生き物だ」と題して、草食動物であるがゆえの乳牛の視野・視界・見え方などが紹介されています。
そして、「牛目線」で、牛を移動させるコツ、牛舎内レイアウトのポイントなどが解説されています。
読んで、なるほど!
Dairy Japan ご購読は、以下へアクセスを。
https://dairyjapan.com/shop/products/detail/64
規模の大きな農場
先日取材で500頭以上を飼養する農場へお邪魔しました。
今まで私は大規模の農場にあまり行ったことがありませんでしたが、なんというか、色々大きいですね。
牛舎やそのほかの建物が大きいのはもちろんですが、積んである堆肥やおが粉の量も大量ですし、人ではなくトラクター達が歩いているような感覚になりました。
皆さん手足のようにトラクターを操り手際良く……いやトラクター際良く作業をしています。
お話を伺っていて、大人数で作業をするときのポイントは「共有」「見える化」だなと、組織で働くうえではどんな仕事でも欠かせないことだなと、改めて感じました。
取材のテーマは「人材のマネジメント」5月号の特集でお届けします。お楽しみに!
驚くほど体細胞数が減った
写真は、北海道オホーツク管内・T牧場で取材させていただいたときの1枚です。
ミルキングパーラーに近いバルク室の壁にはTさんの工夫で必需品が整理整頓され、3定管理されています(決まったものが、決まった場所に、決まった量ある)。
このように几帳面で細やかな乳質管理に取り組んできたT牧場は、体細胞数10万以下をキープしていました。
そんな折、あることをきっかけに、「搾乳がとても穏やかになり、驚くほど体細胞数が減った」という出来事が起こりました。
詳しくは、Dairy Japan 4月号(来週発売)ルポ特集「乳質向上へのチャレンジ」で。