スラリー散布時の臭気問題は深刻

2009 年 11 月 6 日

Filed under: — djito @ 6:09 AM 業界情報

北海道TMRセンター連絡協議会は11月5日、札幌市内で定例の研修会を開催し、会員および関係者ら約100名が参加した。
今年の研修テーマは『有機質資源活用におけるTMRセンターの役割』で、基調講演、事例報告、総合討論、リポートなどが行われた。

総合討論では、会場から「環境対策のなかでも臭気対策は重要かつ深刻な課題。お金と手間をかけずにできる方法はないものか?」という質問が。

それに対し、コメンテーターの松中照夫教授(酪農学園大学)は、「“お金と手間を掛けずに”という方法はない。ルーメンと同じようにメタン発酵処理すれば(バイオガスプラントなど)、スラリーの臭気はほぼなくなる。散布方法として、スジ撒き方法、土を切り込んで注入する方法は、臭気対策および養分活用として有効。オランダは、これらで臭気問題を解消した。しかし、いずれもコストなしでは無理」と回答した。

さらに会場からは「これからは臭気対策を解消しなければ、酪農の将来は拓かれない。それなりにコストをかけてでもクリアしなければならない問題だろう」などの意見があがった。

詳しくはDairy Japan12月号(12月1日発売)で。

ほしければ買えばいいじゃん――それじゃつまんない

Filed under: — maetomo @ 5:51 AM 未分類

十勝管内のM牧場には、年代物(40年くらい前か?)のトラクターが、ロールカッターの駆動用に使われています。
実は、このトラクター、離農する人からわけてもらったものだとか。

「かなりひどい状態だった。エンジンはなかなか掛からないし、ようやく走るだけだった。ハンドアクセルも動かなかったし、燃料ポンプの付け根からはジャージャー燃料が漏れるし、ラジエーターもクーラントがザブザブ出てくるし…」
「でも、いい機会だから、自分で修理してみることにした」とMさん。

冬場で仕事がそれほど忙しくないときに、ディーラーに通いつめて、壊れている個所を見ては部品を取り寄せてもらい、ついに蘇らせた。

Mさんは、「お金を出せば何でもできる。ほしければ買えばいいじゃん。それじゃつまんない」と言う。

【関連】
Dairy Japan12月号(12月1日発売)の特集は『うちのDo It Yourself(自分でできる/自分でやろう)』です。
買うのは簡単。でも「自分に合ったモノがほしい」「使えるものは使っちゃおう」など、“こだわり”や“リサイクル感”から、農場には自作・手作りの施設がたくさんあります。
そこで、全国各地の“うち(牧場)のDo It Yourself”を集めました。
お楽しみに!

地域資源の活用に向けて:平成21年度自給飼料利用研究会、開かれる

2009 年 11 月 5 日

Filed under: — admin @ 8:40 PM セミナー報告

11月5日(木)、栃木県の畜産草地研究所で、平成21年度自給飼料利用研究会が
開かれ、全国から150名が参加した。
同研究会は、1983年のフォレージテスト研究会から発展したもので、
今回のテーマは「地域資源の活用と自給飼料増産、利用の拡大と将来展望」。

内容は、2つの基調講演と研究情報からなり、
農政ジャーナリストの増田淳子氏は、「消費者は畜産の実態を知らない。
一方で食品ロスは年間1900万トンあり、うち家庭外からのロスは1130万トンある。
その2割しか飼料化されていない。目指すべきはエコフィード活用のTMRなどだ。
命の教育ができるのは畜産しかない。消費者に情報を伝えて欲しい」と訴えた。

東大農学部の鈴木宣弘教授は、「フードシステムからみた自給飼料増産の展望」
と題し、「国民に支持される酪農技術・経営とは、環境にも、動物にも、景観にも
人にも優しい経営であり、必然的に飼料自給率の高い経営だ」などと述べた。

研究情報では、
北海道農業研究センターの大下友子氏が「イヤーコーンの経済性」、
東北農業研究センターの魚住順氏が「飼料用大豆の不耕起無農薬栽培技術」
三重県中央農業改良普及センターの前橋善浩氏が「飼料用ムギ栽培」
九州・沖縄農業研究センターの境垣内岳雄氏が「飼料用サトウキビ」
について発表した。

同研究会は引き続き6日(金)に、最新技術紹介が5題、発表される予定。

【2009北海道ホルスタイン ウインターフェア】結果ご報告

Filed under: — admin @ 4:15 PM 共進会

平成21年10月25日(日)、十勝農協連家畜共進会場にて【2009北海道ホルスタイン ウインターフェア】(主催:十勝乳牛改良同志会連合会)が開催された。
出品頭数:274頭
審査員:バークレイ・フィーニクス氏
    カナダ・ホルスタイン協会認定公式審査員
    酪農家 オンタリオ州グリーンバンク

☆グランドチャンピオン
 レークビユー セジス ルーテル ビースター
 (父:ルツツメドース ビースター ミツクス イーテイー)
 佐呂間町 惣田 譲治氏
☆リザーブグランドチャンピオン
 ハツピーライン スタールー サミー ET
 (父:レーガンクレストミスター ダーハム サム ET)
 上士幌町 吉田 智貴氏
☆シニアチャンピオン
 レークビユー セジス ルーテル ビースター
 (父:ルツツメドース ビースター ミツクス イーテイー)
 佐呂間町 惣田 譲治氏
☆リザーブシニアチャンピオン
 ハイロード ダンデイー エピソード
 (父:レーガンクレスト ダンデイー ET)
 上士幌町 小椋 淳一氏
☆インターミディエイトチャンピオン
 ハツピーライン スタールー サミー ET
 (父:レーガンクレストミスター ダーハム サム ET)
 上士幌町 吉田 智貴氏
☆リザーブインターミディエイトチャンピオン
 YMD ロクセツト ミスター サム モア
 (父:レーガンクレストミスター ダーハム サム ET)
 別海町 山田 博和氏
☆ジュニアチャンピオン
 ピツクアーフアーム フアミマ エ ゴー
 (父:ブレイデール ゴールドウイン)
 広尾町 佐藤 孝一氏
☆リザーブジュニアチャンピオン
 ハツピーライン ゴールド マキアージユ ET
 (父:ブレイデール ゴールドウイン)
 上士幌町 吉田 智貴氏

岐阜県・生駒さん、岡山県・松崎さんが最優秀賞 中央畜産会・経営技術発表会

2009 年 11 月 4 日

Filed under: — @ 5:08 PM 未分類

 ()中央畜産会主催による「平成21年度全国優良畜産経営管理技術発表会」が112日に東京都内で開催された。これは、特色ある取り組みを行なって優秀な実績を収めている畜産経営者を対象として、毎年開催されているもの。

 今年度は12事例の発表のうち、酪農経営部門が8事例。乳量・乳質向上や自給飼料生産、乳製品製造で自社ブランド設立など、さまざまな取り組みが発表された。

 酪農経営部門では、以下の2事例が最優秀賞を受賞した。

                                              ?

<最優秀賞:酪農経営部門>

生駒一成さん・生駒薫さんご夫妻(岐阜県加茂郡郡富加町)

松崎隆さん・松崎まり子さんご夫妻(岡山県岡山市)

                                              ?

 生駒さんは水田活用による自給飼料の作付拡大を行い、粗飼料自給率の向上に務め、また牛群検定の活用より飼料代を低減させたことなどが評価された。

 松崎さんはリンゴ粕やビール粕を利用しての所得向上や、コーヒー粕を利用しての堆肥の乾燥促進や消臭を実現。また、地元小学校や研修生の積極的な受入れを行い、地域の活性化に貢献したことなどが評価された。

需給ギャップは20万t 21年度中は計画生産の着実な実施を

Filed under: — maetomo @ 4:02 PM 未分類

 社団法人中央酪農会議は11月2日、指定団体会長懇談会を開き、生乳需給動向を踏まえた期中の計画生産の取り組みについて協議した。懇談会では、1.計画生産数量を超過しそうな指定団体は必要な生産抑制対策を実施すること、2.来年度の実績づくりのための生産拡大は慎むこと、などを取り決めた。
 中央酪農会議・門谷廣茂専務理事は「バター・脱脂粉乳の在庫積み増し分(生乳需給ギャップ)は生乳換算で20万tと試算されるなど需給は相当厳しい状況にあることを、みなさんに認識してほしい」などと訴えた。
 懇談会で各指定団体は生乳需給状況について、
1.現在の生乳需給は急速な緩和傾向に陥っており、とくにこれからの不需要期には全国的に前年度を超える加工原料乳の発生が見込まれ、年末・年始期および年度末・年度初めの学乳停止期には処理不可能乳の発生が懸念されている。
2.また、こうした需給緩和状況が続くなかで、生産現場では「22年度に減産が実施されるのではないか」との不安が高まり、一部地域で今年度中の生産実績づくりが行われており、今後の不需要期の生産拡大を招くおそれがある。
 などの認識で一致した。このため、来年度以降の計画生産について「これまで経験のない大きな生乳需給ギャップの解消に取り組むことが必要」とし、相当困難な舵取りを強いられるとしている。

 今年度中の計画生産対策については、
1.都府県の特別調整乳(予備枠)を中酪に返還し、北海道はナチュラルチーズ(NC)生産の拡大努力をするとともに、NC向け数量などの実態に即した計画生産目標数量の必要な調整を行う。
2.計画生産目標数量の指定団体間調整を中止する。
3.超過アローワンス(1%)をあらかじめ織り込んだ計画生産対策の運営は慎む。とくに計画生産目標数量を超過する見込みがある場合は、必要な生産抑制対策を実施する。
 など、着実な計画生産の実施をするよう取りまとめた。また、減産を見込んだ実績づくりについては、来年度の計画生産目標数量に上限を設定するなどの対応をとることを決めた。

ホクレン家畜市場:10月の初妊牛相場は50万5000円と高値で推移

Filed under: — djito @ 9:31 AM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場・10月集計分が、ホクレン・酪農部・家畜販売課より発表された。

10月については、例年に比べ出回り頭数が少なく、平均価格50万5000円(前月に比べて8000円高・前年同月に比べて8万4000円高)と高値で推移している。

11月についても、出回り頭数が例年並みまで回復することは見込みにくく、引き続き生乳生産量確保に向けた導入需要が見込まれることから、持ち合いでの価格推移が予測される。

牛乳好きだった三遊亭円楽師匠、逝去

2009 年 11 月 2 日

Filed under: — admin @ 11:23 AM 未分類

弊誌は1979年8月号「10分間」インタビューに
先日、逝去された三遊亭円楽師匠に話を伺った。

師匠は、毎日1リットルパック牛乳を2本飲むほど牛乳好き。
これも肝臓病を牛乳で克服してからのことで、
しかも身長も伸びたとのこと。
パック牛乳が一般化する前は、宅配で一日30本のビン牛乳を
とって、弟子たちにも飲ませていたのは有名な話です。

人気番組「笑点」の司会をしていたかどうかは忘れましたが、
「牛乳は本当に健康にいい。おいしい牛乳を生産して欲しい」
と語っていた語り口調を、今も思い出します。

優秀な牛乳販売店の表彰 農乳協:平成21年度 販売コンクール表彰式

2009 年 10 月 31 日

Filed under: — @ 12:05 PM 未分類

()全国農協乳業協会は毎年、牛乳や乳製品の販売や消費、また「牛乳の日(61日)」「牛乳月間(6月)」の普及に貢献した牛乳宅配販売業店および販売部署を対象に、販売コンクールを実施している。そのコンクールの表彰式典が1030日に東京都内で開催され、以下の販売店が最優秀賞を受賞した。

                                                

<販売店の部>:宅配販売業店対象

浜岡販売店・浜岡悟氏(香川県小豆郡土庄町)

()ゆきや乳業・足立之男氏(東京都豊島区)

篠原博文販売店・篠原博文氏(鹿児島県姶良郡姶良町)

                                                ?

<販売部署の部>:牛乳の日(61日)牛乳月間(6月)のイベント対象

四国乳業株式会社・愛媛支店

                                                ?

 受賞者の一人「篠原博文販売店」の後継者である裕一さんは、「この業界も高齢化が進んでいるが、若い世代にもこの商売の魅力を伝えていく義務がある」と熱く語った。

雪印メグミルクが平成22年3月期第四半期 決算短信を発表

2009 年 10 月 30 日

Filed under: — admin @ 9:02 PM 業界情報

雪印メグミルク株式会社は10月30日、平成22年3月期第2四半期の
決算を発表した。

それによると、消費低迷の影響を受け、家庭用商品は低価格志向にあり、
業務用商品は需要減退、国産から輸入品への置換えなどにより、

雪印乳業連結業績(4月から9月)は、売上高1405億円(前期比93.2%)、
営業利益58億円(同122%)、経常利益71億円(同118.6%)、
純利益53億円(同119.8%)だった。

また、日本ミルクコミュニティ個別業績(同)は、売上高1113億円(同96.5%)、
営業利益16億円(同122.7%)、経常利益18億円(同127%)、
純利益10億円(同67.1%)となり、

平成22年3月期業績予想として、
雪印メグミルクの年度見込みを、売上高3850億円、営業利益120億円、
経常利益130億円、純利益95億円と予想した。

同社グループの取り組みとしては「需要拡大」が急務であり、
収益性の高いチーズなどの商品戦略と、
経営統合に合わせた販売戦略の強化を行なう、などとした。

« 前ページへ次ページへ »

Copyright (C) 2005 Dairy Japan Corporation. All Rights Reserved.