現場の繁殖技術者ならでは 北海道家畜人工授精技術研修大会

2019 年 10 月 18 日

Filed under: — djito @ 4:33 PM ニュース

北海道家畜人工授精師協会(高橋芳幸会長)は10月17・18日、帯広市で第75回北海道家畜人工授精技術研修大会を開催。全道の会員はじめ関係者ら約260名が参加した。
全道各地の会員による、現場の繁殖技術者ならではの独創的な30題の研究発表が行なわれた。

研究発表終了後、選考委員長の松井基純教授(帯広畜産大学)は、「貴重な現場データを集めて、まとめて、どれも素晴らしい内容だった」と講評。そのうえで以下を表彰した。(敬称略)。

【優秀賞】
「発情判定の重要性の再確認~妊娠牛の摘発~」井上望(JAくしろ丹頂 幌呂支所)
「ホルスタイン種経産牛における授精時の排卵前卵胞位置の受胎率と乳量との関係」泉大樹(十勝NOSAI 本別家畜診療所)
「乳牛の子宮頚管狭窄に対するバルーンカテーテルを用いた人工授精法の検討」八木沢拓也(NOSAI道央 上川中央支所 美瑛家畜診療所)
【優良賞】
「妊娠率向上につなげるためのPGF2α製剤を用いた定時人工授精に関する検討」小川明憲(NOSAIみなみ 道南支所 東部家畜診療センター)
「子牛の受動免疫獲得と初乳給与管理に関する調査」田代真衣子(十勝農協連)
「種雄牛のDPRと娘牛の繁殖成績および乳量との関係性」高橋孝嘉(JA中標津)
【奨励賞】
「黒毛和種における分娩前後の体重推移が繁殖成績に与える影響」岩間和也(酪農学園大学)

※写真は表彰者と役員

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