先月同額の92.8万円――ホクレン初妊牛相場 8月平均

2018 年 8 月 31 日

Filed under: — djito @ 3:39 PM 業界情報

事情08

ホクレン家畜市場・初妊牛相場の8月集計(速報)が、ホクレン酪農部家畜販売課より発表された。

8月については、猛暑や天候不順などの影響を受け、一部初妊牛導入に対する警戒感が見られたが、秋分娩が上場の中心となり更新需要を中心とした一定量の需要が確保されたことから、平均価格は92万8000円(前月比±0・前年比10万2000円高)と保ち合いで推移した。

9月については、季節の変わり目を迎え、通常の更新需要に加えて暑熱事故などの代替需要が見込まれることから、相場は強含みで推移することが予想される。

ルーメンの健康について、もっと学びたい方へ Ruminant Digestive System

2018 年 8 月 21 日

Filed under: — iso @ 11:14 AM 未分類

ラレマンドバイオテック(株)は、「反芻動物の消化システム」に関する教育ウェブサイトを開設した。このウェブサイトではルーメン微生物の役割と、ルーメン微生物が宿主動物の生産成績と健康に及ぼす影響について学ぶことができる。
■内容
・ルーメンの環境と、ルーメン微生物
・農場で遭遇するルーメンの問題
・ラレマンド社の反芻動物の専門家によってキュレーションされた最新ニュース

■HPアドレス
http://ruminantdigestivesystem.com/ja/

[問い合わせ]
ラレマンドバイオテック(株) 担当:榊
東京都港区芝2-3-3 芝2丁目大門ビル2階
TEL 03-5418-8167

「北海道酪農技術セミナー2018」11月に帯広で開催

Filed under: — djito @ 6:16 AM セミナー開催案内

今回で第8回目となる「北海道酪農技術セミナー」が11月に帯広市で開催される。酪農現場で活躍しているコンサルタント、大学、研究機関、メーカーなどの技術者から、現場で役立つ最新酪農技術を幅広く学ぶとともに、参加するさまざまな職種の人達と意見交換できることを目的とした北米タイプのセミナー。酪農家、普及員、団体職員、獣医師、メーカー、営業マンなど、酪農に関わる全員が対象で、誰でも参加できる。

●開催日 11月6日(火)~7日(水)

●場所 北海道帯広市/帯広市民文化ホール・大ホール(帯広駅南口から徒歩3分)

●参加費用・支払い方法
*セミナー参加費:一般1人6000円。夫婦割引(2人で)8000円。学生は無料(事前申し込み者のみ、講演要旨は別売で1000円)。参加費には講習料、講演要旨1冊が含まれる(昼食代、懇親会代、宿泊代は含んでいない。学生は講演要旨別売)
*懇親会参加費:1人5000円。懇親会参加は任意なので、希望者は申し込み時に参加の有無を必ず明記する。
*参加費および懇親会費は当日会場にて現金で支払う。

●参加申し込み方法
申し込みは9月1日から開始。
*住所、氏名(ふりがな)、職業(会社名・所属先)、電話番号、メールアドレス(PCから返信可能なものに限る)、懇親会参加の有無を明記して、下記にメールする。
申し込みメールアドレス:Takenaka@company.email.ne.jp
セミナーおよび懇親会は定員になりしだい締め切る。

●企業協賛の募集
1)広告掲載スポンサー(20カ所程度):1カ所5万円で講演要旨に広告を掲載する(A4の1/2サイズ・白黒)。1名分の参加費と懇親会費が無償となる。
2)展示ブース出展スポンサー(20ブース程度):1ブースは1.8×0.9mの机1台と椅子2脚。8万円(3F:7カ所)、10万円(2F:10カ所)、15万円(1F:3カ所)。2名分の参加費と懇親会費が無償となる。
3)協賛スポンサー:広告や出展をしない場合でも一口5万円で何口でも協賛できる。一口で1名分の参加費と懇親会費が無償となる。
4)物品提供スポンサー:ペン・ノート・袋・物品などを提供。
※すべての協賛スポンサーは講演要旨に会社名が掲載される。

●問い合わせ
 北海道酪農技術セミナー事務局(武中)
 携帯:090-6873-0097 メール:Takenaka@company.email.ne.jp

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=プログラム=
●11月6日(火)
■プレ コンファレンス ワークショップ
AM09:30~10:40 「北海道酪農に期待する~金融面から見た視点~」土屋俊亮(北海道銀行)
AM10:50~12:00 「乳房炎用ワクチン・スタートバックの効果」有馬智之(共立製薬)
PM00:00~01:00 昼休み
■北海道酪農技術セミナー2018
《セッション1:海外事例紹介》――コーディネーター=武中慎治(メイプルズ クレスト コンサルティング サービス)
PM01:00~03:30 「Cow Wellbeing?Good Practices?Even Better Business」Bill Prokop(Dairy Innovations LLC 米国、通訳:鷲山順慈(Washiyama Consulting Services)
PM03:30~04:00 休憩
《セッション2》――コーディネーター=安富一郎(ゆうべつ牛群管理サービス)
PM04:00~5:00 「笑顔が溢れる牧場になるまで」松村孟(パインランド デーリィ)

■懇親会
PM06:00~ ホテル日航ノースランド帯広にて

●11月7日(水)
《セッション3》――コーディネーター=佐竹直紀(トータル ハード マネージメント サービス)
AM09:30~10:30 「カーフフィーダーで哺育を成功させる」金井奈穂子(北海道ひがし農業共済組合)
AM10:30~12:00 「生乳の風味異常について」 明治・北海道酪農検定検査協会(演者未定)
PM 00:00~01:00 昼休み
《セッション4》――コーディネーター=安富一郎(ゆうべつ牛群管理サービス)
PM01:00~02:00 「牛のヨーネ病防疫について」梅澤直孝(北海道十勝家畜保健衛生所)
PM02:00~02:30 休憩
《セッション5》――コーディネーター=村上求(ハード サポート)
PM02:30~03:30 「酪農場におけるゲノム検査の実際~結果の評価と活用への可能性~」奥啓輔(トータル ハード マネージメント サービス)
PM03:30~04:30 「マイコプラズマ性乳房炎~清浄化に向けた取り組みから学んだこと~」山川和宏(ゆうべつ牛群管理サービス)
PM04:30~ 閉会の辞

「TACSしべちゃ」3年経過 順調経営

2018 年 8 月 6 日

Filed under: — djito @ 4:57 PM ニュース

草地型酪農によるモデル的な低コスト経営の実践と情報普及などを目的に、北海道釧路管内の標茶町農協雪印種苗標茶町の三者で設立された「TACSしべちゃ」は、本格稼働(搾乳開始)から3年を経過し、昨年度の振り返りをまとめた。

昨年度(2017年4月から2018年3月)の経営概況は以下のとおり。
自家産の搾乳牛が約35%となり、牛群構成は順調に推移している。
初産牛の増加と廃用淘汰により出荷乳量は計画対比90.8%の2512tにとどまったが、当初目標であった稼働5年後(2019年度)2400t以上を、前年同様に前倒しで達成した。
乳質は、標茶町乳質改善共励会において8位。
経営収支は、乳量は計画を下回ったが、家畜市場にて初生販売が6週にわたりトップセールスを記録するなど個体販売の大幅増によって前年度を上回った。

中期経営計画(2017年から2021年)では、年間生乳生産3000tを目標にしている。

バイオガスプラントと圃場管理システムの現状を研修 北海道TMRセンター連絡協議会

2018 年 8 月 3 日

Filed under: — djito @ 6:15 PM ニュース

s-北海道TMRセンター連絡協議会

北海道TMRセンター連絡協議会は8月3日、札幌市で「第11回 夏期研修会」を開催した。道内TMRセンター会員はじめ関係者ら約270人が参加した。
佐々木二郎会長(浜頓別エバーグリーン)は開会挨拶で、「今年の北海道は天候不良で、いまだに一番牧草の収穫が終わっていない圃場があるうえに、二番牧草の収穫を開始しなければならない圃場もある状況。今秋から来年1年間は、粗飼料の栄養不足と品質不良が甚大な影響を及ぼすことが懸念される」と現状報告した。

今年の研修は、バイオガスプラント、PCやスマホを使った圃場管理システムに焦点を当て、二つのテーマが企画された。

テーマ1「TMRセンターにおける再生エネルギーの活用」では、竹内良曜氏(北海道バイオマスリサーチ)、横浜隆則氏(コーンズ・エージー)、土谷雅明氏(土谷特殊農機具製作所)の3氏が、バイオガスプラント導入の効果や消化液の効果、各社の取り組み・実績などを発表した。

テーマ2「TMRセンターにおける圃場管理システム」では、藤原拓真氏(ウォーターセル)、安房見悟氏(北海道クボタ)、関口健二氏(十勝農業試験場)、大野宏氏(レポサク)の4氏が、PC・スマートフォンを活用した圃場管理システム(アグリノート、KSAS、レポサク)の内容、ICTの進歩と作業管理手法などを紹介した。

さらに情勢報告として、児玉史章氏(農水省北海道農政事務所)が「飼料をめぐる情勢」を報告した。

世界最大規模の畜産機械展示会「ユーロティア2018」が11月13 -16日に開催

2018 年 8 月 1 日

Filed under: — iso @ 9:45 AM イベント開催案内,セミナー開催告知

ドイツ農業協会(DLG)はユーロティア2018「EuroTier2018」を11月13-16日にドイツのハノーバー市で開催する。
「ユーロティア」は隔年開催される、畜産および管理技術に関する世界最大の国際展示会。前回(2016年)の開催では、28haの展示スペースに世界58カ国から2638社が出展、半数以上はドイツ国外からの出展であった。来場者数は約16万人、そのうち畜産農家は9万5000人、なかでも酪農家が40%を占めた。
ユーロティア2018は、繁殖からマーケティングまで畜産技術のすべてをカバー、「トップ ティアー トレフ」では40もの国際的な授精所が20種120頭以上のトップクラス娘牛をディスプレー、優良遺伝子についてプレゼンテーションを行なう。前回に引き続き、バイオガスなど再生可能エネルギーに関する世界最大の展示会「エナジーデセントラル」も併催される。
https://www.eurotier.com/

問い合わせは、日本国内サービス窓口(合同会社アグサプライ内)FAX: 0153-72-9197、E-mail:expo@hdp-farm.com

保ち合いで92.8万円―ホクレン初妊牛相場 7月平均

Filed under: — djito @ 6:16 AM 業界情報

市場07

ホクレン家畜市場・初妊牛相場の7月集計(速報)が、ホクレン酪農部家畜販売課より発表された。

7月については、都府県では本格的な暑熱期を迎え、導入需要がひと段落する時期となるが、一部秋分娩の出回りに対する需要が見られたことから、平均価格は92万8000円(前月比6000円高・前年比6万5000円高)と保ち合いで推移した。

8月については、出回りの中心が秋分娩となり、一定量の需要が見込まれることから、相場は強含みで推移することが予想される。

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