国内飼料をもっと活用するーー酪総研シンポジウム

2015 年 1 月 28 日

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酪総研シンポ

雪印メグミルク 酪農総合研究所は1月28日、札幌市で「平成26年度 酪総研シンポジウム」を開催した。
北海道内外から、酪農家をはじめ関係機関、研究者など約280名が参加した。
今回のテーマは「乳牛飼養管理技術の向上~日本型飼養管理の方向性~」で、農政の方向性、乳牛のモニタリングの有効性、自給飼料を有効活用するための乳牛栄養学などに焦点を当て、3題の講演が行なわれた。

農水省 畜産部 畜産振興課・小林博行課長は「わが国酪農施策の展開方向について~飼養管理および飼料生産を中心として~」と題して、農水省が現在進めている内容を紹介した。

雪印種苗 技術推進室・松本啓一室長は「乳牛のモニタリングの活用事例」と題して、ボディコンディション・スコア(BCS)、ロコモーション・スコア、糞洗いについて、その見方と現地事例を紹介した。

酪農学園大学ルミノロジー研究室・泉賢一准教授は「濃厚飼料削減への近道~基礎から飼料給与への応用~」と題して、輸入飼料穀物減らし、乳量を減らさずに効率を上げるという、新しい循環酪農の提案と、その研究成果を紹介した。

※詳報はDairy Japan 3月号で

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