「一次産業(酪農業)を支える若者雇用応援シンポジウム」開催案内

2014 年 10 月 20 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM セミナー開催案内

連合北海道(工藤和男会長)は「一次産業(酪農業)を支える若者雇用応援シンポジウム」を以下の要領で開催する。
地域の農林水産業が若者雇用における魅力的で継続的に就労できる産業となるよう、まずは現状を知ることが重要であるとして、連合北海道は、酪農業に携わる労働者にスポットを当てたシンポジウムを開催しているが、今回はその3回目。
●日時:11月28日(金) 午後1時~午後4時
●場所:とかち館「金枝の間」(帯広市西7条南6丁目)
●参加費:無料
●内容:
《リレートーク》
「フードバレーとかちの地域産業政策実現で地域の発展・一次産業の雇用安定を」帯広市長・米沢則寿氏
「酪農振興政策と人材確保支援について」北海道農政部畜産振興課・山口和海氏
「次代を担う若者が安心と意欲を持って取り組める農業を目指して」十勝しんむら牧場・新村浩隆氏
《意見交換》
パネリスト=上記3氏、ファシリテーター=帯広畜産大学・花田正明氏
●参加申し込み:
FAXまたはe-mailで参加者の名前を送る。
FAX 011-272-2255 e-mail:rengo0120154052@yahoo.co.jp
●問い合わせ:
連合北海道(担当=齊藤・皆川)
TEL 011-210-0050  e-mail:rengo0120154052@yahoo.co.jp

繁殖成績改善の研究発表が続々と―第70回 北海道家畜人工授精技術研修記念大会

2014 年 10 月 17 日

Filed under: — djito @ 6:34 PM ニュース

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北海道家畜人工授精師協会(高橋芳幸会長理事)は10月16・17日、札幌市で「第70回 北海道家畜人工授精技術研修記念大会」を開催した。
第70回を記念した、功労者への表彰、記念講演が行なわれた後、道内各地区の授精師、獣医師、学生などにより30題の研究発表が行なわれた。

そのなかから以下の3題が優秀賞に輝いた(発表者の敬称略)。
「乳牛の妊娠黄体数と双胎、季節、産次数および泌乳量の関係」
御囲雅昭(石狩地区)
「生産性向上を目的とした合同技術チームによる牛群改善プロジェクト」
秋葉貞治(宗谷地区)
「関係機関と連携した飼養管理の見直しによる繁殖改善」
尾矢智志(空知地区)

また各賞に以下が選ばれた。
《努力賞》
「乳量と初回授精日数および初回授精受胎率の調査」岡田博史(十勝地区)
《統計処理賞》
「発情時に乳量は低下するのか」古山敬祐(根室地区)
《プレゼンテーション賞》
「黒毛和種のプログラム授精におけるCIDR抜去時の主席卵胞サイズが受胎率に及ぼす影響とそれを考慮した受胎率向上新プログラムの考案」上野大作(日高地区)
《学生奨励賞》
「歩数計を用いた肉牛の発情時、分娩直前・直後および放牧地の行動観察」高山恵(石狩地区)

選考委員長の堂地修教授(酪農学園大学)は、「繁殖成績改善、受胎率向上という現場ニーズの期待に応える研究発表が多かった。また、性選別精液の受胎率および利用効率を向上させる研究も多かった。いずれも酪農経営改善に寄与するものである」と講評を述べた。

国際農業資材EXPO(アグリテック)開催中

2014 年 10 月 16 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:00 PM イベント開催案内

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10月15~17日、千葉県・幕張メッセにおいて国際農業資材EXPO(アグリテック)が開催されている(リードエグジビジョンジャパン(株)主催)。

今回4回目を迎える国際農業資材EXPOは、商談を目的とした日本でも最大級の農業資材展で、水田・畑作から畜産まで、すべての農業分野を対象としており、種苗、土壌改良材、農業機械、包材・物流、その他農業に関連するさまざまな業種のメーカーが出展している。農家、農協、卸売業者、ホームセンターといった小売業など農業資材販売に関連する幅広い業種のバイヤーを来場対象としている。

今回は併催で第1回国際次世代農業資材EXPO(アグリネクスト)も開催され、農業に関連するIT、6次産業などの次世代の技術情報や、新たな事業展開などを提案する企業も多数出展しており、トータル出展社数は国内外で500社にものぼる。このほかにも第11回国際フラワーEXPO(アイフェックス)、第8回国際ガーデンEXPO(がーデックス)、第4回国際道工具・作業用品EXPO(ツールジャパン)も併設されており、明日の17日まで開催されている。

乳房炎の発生要因を探る、日本乳房炎研究会

2014 年 10 月 14 日

Filed under: — admin @ 5:00 PM セミナー報告,ニュース

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日本乳房炎研究会(事務局:動物衛生研究所北海道支所 林 智人)は10月10日、東京で「第19回学術集会」を開催し、獣医師や大学、団体、企業、業界関係者など、全国より約150名が参加した。

開会に先立ち、同会の麻生久会長は、「昨年にも負けないくらいの盛況な会になることを期待している。乳房炎は酪農において損失が大きく、早期発見早期治療が呼びかけられているが、有効な診断法や治療法が確立されていない現状である。本会の果たすべき役割ならびに本会への期待へ応える活発な議論をしてもらいたい」と挨拶した。

午前の部では、一般口演が行なわれ、14名の研究者がそれぞれの研究成果を発表した。昨年、優秀な発表に対して贈られる、「日本乳房炎研究会・高居百合子学術賞」を設立し、今回も同様に表彰が行なわれた。
今回の受賞者は、磯部直樹氏(広島大学大学院生物圏科学研究科)の「周産期乳牛における乳房炎が繁殖機能に及ぼす影響」だった。

午後の部では、「乳房炎の発生要因を探る―栄養と乳房炎―」とテーマにシンポジウムが行なわれ、櫛引史郎氏(畜産草地研究所)の「生産病と栄養」、中村正斗氏(北海道農業研究センター)の「乾乳期間短縮による泌乳平準化とストレス軽減効果」の2題が講演された。

その後、総合討論が行なわれ、講演をもとに、今後の乳房炎研究の発展性についての議論が活発に行なわれた。その際、酪農家の乳房炎に対する心構えやその経済性について、櫛引氏は「乳房炎は経済損失がとても大きい。その他にも蹄病や不受胎牛の扱いなどを酪農家に提案していく。そして、酪農家にもこれらについて自力で考えてもらいたい」とした。また、中村氏は「栄養管理を含め、飼養管理は重要事項。その基本を再認識してもらい、再度徹底する必要がある」と話した。

「スクラム十勝シンポジウム2014」開催案内

Filed under: — djito @ 4:21 PM セミナー開催案内

帯畜大、北海道農研センター、畜産試験場、十勝農試、とかち財団、家畜改良センター十勝牧場で構成される「スクラム十勝」が主催するシンポジウム「十勝農業の持続的な発展をめざして」が開催される。

●日時:10月31日(金) 13:00から17:30
●場所:めむろーど2Fセミナーホール(芽室町本通1丁目19)
●内容:
基調講演「十勝農業の魅力をいかに効果的に伝えるか」高原淳(ソーゴー印刷・代表取締役社長)
スクラム十勝構成機関の発表
「食品安全の国際標準普及に関する帯広畜産大学の取り組み」渡辺信吾(帯畜大)
「農業生産や食品加工の自動化・省力化・高品質化に向けた取り組み」田村知久(とかち財団)
「哺乳ロボットを活用した黒毛和種子牛の哺育・育成」居域伸次(家畜改良センター十勝牧場)
「十勝の黒毛和種生産を支援する研究開発の方向」宝寄山裕直(畜産試験場)
「豆の主産地十勝の将来を支える研究開発の方向」島田尚典(十勝農試)
「10年後の農業を見据えた北農研の育種・栽培・ITの連携」辻博之(北海道農研センター)
●参加費:無料、定員330人になりしだい締め切り
●申し込み:所属機関名、住所、電話、Eメール、出席者(部署名・役職・氏名)を明記のうえ、10月16日までに、事務局へFAX(0155-62-0680)する。
●スクラム十勝シンポジウム2014事務局:十勝農試・研究部長・高宮泰宏(TEL 0155-62-2431)

11月に帯広と東京で「米国での酪農の飼養管理とDDGSの利用に関するセミナー」

2014 年 10 月 7 日

Filed under: — djito @ 8:47 AM セミナー開催案内

アメリカ穀物協会は11月に帯広と東京で、米国での乳牛へのトウモロコシからのエタノール発酵粕であるトウモロコシDDGS、とくに油分の低い低脂肪DDGSの栄養面での特性、乳用牛での利用の可能性、酪農への恩恵についてのセミナーを開催する。

【帯広会場】
・11月12日(水)11:00(10:30 開場)~15:00(予定)
・ホテル日航ノースランド帯広 2階 ノースランドホール
 (北海道帯広市西2条南13丁目1)
・十勝農業協同組合連合会 共催
・内容:
「トウモロコシのDDGSの飼料原料としての利用」
 アメリカ穀物協会(前・科学飼料協会事務局長)米持千里
「米国での酪農飼養管理とDDGSの利用」
 米国サウスダコタ州立大学教授アルバロ・ガルシア博士
「北海道のTMRセンターとDDGS」
 畜産・飼料調査所 御影庵主宰 阿部亮博士

【東京会場】
・11月13日(木)13:30(13:00 開場)~16:00(予定)
・ホテルオークラ東京 別館2階 オーチャードルーム
 (東京都港区虎ノ門2-10-4)
・内容:
・「トウモロコシのDDGSの飼料原料としての利用」
 アメリカ穀物協会(前・科学飼料協会事務局長)米持千里
・「米国での酪農飼養管理とDDGSの利用」
 米国サウスダコタ州立大学教授アルバロ・ガルシア博士

●申し込み方法
所属(日本語と英語)、役職(日本語と英語)、名前(日本語と英語)、TEL、Emailアドレスを、Emailあるいはファクスにて申し込む。
Email:grainsjp@gol.com FAX 03-6205-4960

●問い合わせ
浜本・小野澤(Email:grainsjp@gol.com TEL 03-6206-1041)まで。

女性のための腰サポートインナー「rakunie calena(カレナ)」

2014 年 10 月 1 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:00 PM イベント開催案内,新商品

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?カレナ 着用時全身後姿

(株)モリタホールディングスは、着用するだけで腰への負担を軽くする、働く女性のために腰サポートインナー「rakunie cakena(カレナ)」を慶応大学とグンゼ(株)の3者連携により開発。この10月に発表した。
同社では2012年10月に腰部サポートウェア「ラクニエ」を発売しているが、この技術を女性用の腰部サポートインナーへ応用したのが今回のカレナになる。
介護や看護、また農業に携わる女性労働者は日常的に中腰姿勢や前屈姿勢になることが多く、常に腰に大きな負担をかけている。カレナはその負担となる前屈・中腰姿勢に、身体変化を利用して弾性生地の力強い伸縮率を発生させることで、腰部の筋肉をサポートすることで、負担を軽減させる。また機能的な面だけではなく、女性ならではの着用感にもこだわり、体のラインを美しく見せることを実現した。「rakunie calena(カレナ)」はタンクトップとショートレギンスから構成されている。カレナの発売は12月中旬を予定している。

なお今回発表のカレナは現在開催中の10月1~3日に東京ビックサイト・東ホールで開催されている第41回国際福祉機器展において、モリタホールディングスのブース(東6ホール小間番号:6-22-13)にて展示および試着体験を実施している。https://www.hcr.or.jp/

【問い合わせ】
(株)モリタホールディングス 広報室
東京都港区西新橋3-25-31
TEL.03-5777-5088
http://www.morita119.com/

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