2色のラップフィルムで中身を区別

2011 年 9 月 9 日

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM ブログロール

北海道十勝管内のH牧場は、ラップサイレージ調製する際、
ラップフィルムの巻き方を工夫しています。

一般的には、1色のラップフィルムで巻きますが、
H牧場では、オプションでダブルストレッチ方式にアップグレードして、
巻く回数を少なくすることによる時短効果にプラスして、
白と黒の2色のラップフィルムを使っています。
そして、白が多いものは1番草、黒が多いものは2番草と、
刈り取り時期の区別をわかりやすくしています。

こうしたラップフィルムの色の違いで、遠くからでも中身の区別が一目瞭然です。

北海道総合畜産共進会:置戸町/ローヤルチャンピオンプロジェクト出品牛が頂点に

2011 年 9 月 4 日

Filed under: — djito @ 9:02 PM 共進会

第15回北海道総合畜産共進会(同実行委員会主催)の乳用牛部門が9月3・4日、安平町早来の北海道ホルスタイン共進会場で開催された。
道内各地区の予選を勝ち抜いたホルスタイン種約400頭、ジャージー種約30頭が一堂に会し、乳牛の資質を競い合った。
同共進会は4年ごとに開催されるもので、昨年がその開催年だったが口蹄疫の発生で延期となり、5年ぶりの開催となった。
今回の主任審査員はカナダの酪農家のカラム・マッキンベン氏、アソシエート審査員は北海道ホルスタイン農協の千葉義博氏。
チャンピオンに輝いたのは次のとおり。
カッコ内は出品者(敬称略)と父牛名。

【ホルスタイン種】
●グランドチャンピオン:RCP チヤンピオン J シドニー ET
(置戸町/ローヤルチャンピオンプロジェクト、カルブレツトアイ H H チヤンピオン ET)
●リザーブ・グランドチャンピオン:ハツピーグローリー ダンデイー エターナル ET
(上士幌町/熊谷肇、レーガンクレスト ダンデイー ET)

●ジュニアチャンピオン:TMF ブレーク ウイルデイ ビスタ
(広尾町/佐藤孝一、パームクレスト ブレークアウト ET)
●リザーブ・ジュニアチャンピオン:ミツドフイールド H.P キヤロル ET
(江別市/中田和孝、ジエンマーク ストーマテイツク サンチエス)

●インターミディエイトチャンピオン:リザーブ・グランドチャンピオン牛
●リザーブ・インターミディエイトチャンピオン:TMF アデイン ダンデイー チーフ ET
(清水町/(有)田中牧場、レーガンクレスト ダンデイー ET)

●シニアチャンピオン:グランドチャンピオン牛
●リザーブ・シニアチャンピオン:エルムレーン フアイナル ベスト
(恵庭市/(有)福屋牧場、ジレツト フアイナル カツト ET)

【ジャージー種】
●ジュニアチャンピオン:オールダーランド B イブニング スター 972 ET
(剣淵町/石田守、SC ゴールド ダスト パラマウント イアトーラ ET)
●リザーブ・ジュニアチャンピオン:アサナベ VR アワルア イチニイチニ
(清水町/(有)田中牧場、アリスーザ フアラー バーテイゴー ET)

●シニアチャンピオン:アサナベ VR ルイス ゴールド マリリン
(北広島市/岩田政彦、アリスーザ フアラー バーテイゴー ET)
●リザーブ・シニアチャンピオン:グリーンパスチヤー MC ヴインデイケーシヨン イワテ
(訓子府町/渡邉正昇、ヴインデイケーシヨン)

布団の雨除け

2011 年 9 月 2 日

Filed under: — maetomo @ 6:18 AM 未分類

昨夏の暑熱で分娩がずれ込み、今、お産が増えていますね。
釧路管内のA牧場でも、続々と子牛が誕生しています。

その子牛の管理、雨が強く降ってきたらA牧場では、カーフハッチ内に雨が吹き込まないように、写真のように布団(ふとん)で庇(ひさし)をつくってあげます。
「子牛の体や敷料が濡れると、風邪や下痢になったりする場合がありますからね。子牛は、この時期をきちんと管理してあげることが大事ですよ」と手間をいとわず、子牛をケアしています。

布団は風で飛ばないように、ゴムマットを重石代わりにしていて、そのゴムマットは、カーフハッチの後ろ窓の庇にもなっています(写真)。

ちなみに、これらの布団、自分の家で使っていたものもあるそうですが、これを見て、持ってきてくれる人たちも多いそうです。

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