子牛専用車

2012 年 2 月 3 日

Filed under: — maetomo @ 6:20 AM 未分類

1月13日付の北海道支局だよりの続編です。
北海道十勝管内のS哺育育成牧場では、子牛の集荷のために、宅配業者が使用していた箱車(1.5tカーゴトラック)を改造し、利用しています。
ちなみに定員は最大で12頭です。
内装は牛床マット貼りで、床は麦稈でフカフカです。

さらにこの車の工夫しているところは、本来バックモニターとして使われていたカメラを箱の内部に取り付け、運転席から子牛の状態をモニターできるところです。
これにより、荷台を開けずとも子牛をチェックすることができます。
輸送は子牛にとってストレスがかかるため、細心の注意を払っています。

気持ち良さそうー

2012 年 1 月 27 日

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

豊富な敷料の中で気持ち良さそうに爆睡している牛。
それを舐めている牛。
十勝管内Y牧場(92頭繋ぎ飼養)です。
微笑ましく、また、繋ぎ牛舎でもこのように行動できるのかと感心して、
思わずシャッターを押しました。

ちなみに、自分で自分の体を舐める行動を「セルフグルーミング」、
他の牛を舐める行動を「ソーシャルグルーミング」といい、
牛群には以下の三つのカテゴリーがあるそうです。
・舐めるサービスを提供する牛
・舐めるサービスを受ける牛
・この関係に属さない牛

なぜそうなのかはよく理解されていないようですが、
舐めるサービスを提供する牛をすべて群から除外したら、
乳量が低下したという試験報告があるそうです。
「ふたたび酪農」(伊藤紘一著、弊社刊)より

バンカーサイロ上面の除雪

2012 年 1 月 20 日

Filed under: — maetomo @ 6:07 AM 未分類

「今年は雪が多いし、寒さもきつい」と言う上川管内のTさん。
バンカーサイロ上面の除雪中です。
積雪地域の酪農ならではの苦労ですが、
「雪が積もるからサイレージは凍らないし、土壌凍結もない。苦あり楽ありだね」
とTさん。

それにしても約1週間分の給与量のサイロ上面(取り出し面から2から3m分)の除雪をするのは、
かなりの労力です。
そこでTさんは、家庭用の小型除雪機で除雪することも検討中だそうです。

食洗機でボトル洗浄

2012 年 1 月 13 日

Filed under: — maetomo @ 5:32 AM 未分類

北海道十勝管内のS子牛哺育育成牧場では、哺乳ボトルや乳首の洗浄に飲食店で使われている食洗機を利用しています。
これにより一度に多くの哺乳ボトルと乳首を洗うことができ、なおかつ短時間で洗い終えることができるといいます。
こうして省けた時間を子牛の健康チェックに最大限活用することができます。
なお、洗浄後には次回哺乳時に向けて乳首を庫内で温めておくこともできます。

すべては子牛のために時間を費やすという気持ちが伝わってきます。

謹賀新年

2012 年 1 月 6 日

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

明けまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

寒い日が続いていますが、子牛達は元気でしょうか?
十勝管内のY牧場では、長女のRちゃん(小5)が哺乳のお手伝いをしています。
代用乳の量はもちろん、溶かすお湯の温度を毎回慎重に測り、
給与するときにちょうど良い温度(39度程度)になるようにしています。
だから子牛達は元気いっぱいです!

手作りハッチとヒーターで暖かく

2011 年 12 月 30 日

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

冬の寒さ厳しい北海道十勝管内のI牧場では、生後間もない子牛を寒さから守るため、コンパネで手作りした専用ハッチを利用しています。
コンパネハッチにはホームセンターで買える小型ヒーターが装備されていて、ハッチにコンパネの屋根をすることで、中はとても暖かく保たれています。
I牧場のご主人は、「産まれたての子牛をいかに早く乾かすかが先決で、これで後の免疫力に差が出る」「濡れたままだと下痢や風邪をひく。人間と同じ」と言います。
子牛は乾くまでこのコンパネハッチで温めるそうで、だいたい2日くらいだそうです。

あと2日で2011年も終わり、ますます寒さが厳しくなってきます。
風邪をひかないよう、人も牛も寒さ対策は十分にしていきましょう。

みなさま良いお年をお迎えください。

カナダの酪農家はクォータ(生乳生産枠)制度を誇りに思っている

2011 年 12 月 23 日

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

石狩北地区乳牛検定組合と江別市酪農振興協議会主催の「酪農研修会」が先週、江別市で開催されました。
講師はDairy Japanで「繁殖と栄養」を連載していただいている、お馴染みの大場真人先生(アルバータ大学准教授/酪農学園大学特任准教授)です。
「大場先生の講演を聞きたい」という声が多く、江別市の酪農家はもとより、関係者を含めて約60人が参加しました。

この日の講演内容は、「北米の酪農事情/カナダとアメリカ」「高泌乳牛は繁殖が悪くて当然か?」「エネルギー摂取量を向上させる栄養管理」などでした。
乳牛栄養学の話はもちろん、カナダ酪農とアメリカ酪農の比較も興味深いものでした。
以下は、取材メモです。

●アメリカ酪農
-クォータ(生乳生産枠)制度なし
-乳価の変動が非常に激しい
-規模拡大か離農かという選択に迫られる

●カナダ酪農
-クォータ制度あり
-酪農家の利益が確保できる乳価を設定
-乳価は安定するが生産量は増やせない
-政府からの補助金はない
-カナダのクォータとは、「1日1kgの乳脂肪を生産する権利」のことで、売買価格は現在(12月)3万4000カナダドル。
-ということは、搾乳牛100頭、乳量30kg/日、乳脂率3.8%というカナダで平均的規模の農場であれば、
 1日の乳脂肪生産量=100頭×30kg×3.8%=114kg
 クォータ資産=3万4000カナダドル×114kg=388万カナダドル=約3億円
-廃業する際、この約3億円は退職金代わりとなる。
-クォータ価格はどんどん上がった。ということは、「酪農は利益のあがるビジネス」と認識されている証拠である。
-したがってカナダの酪農家は、クォータ制度を誇りに思っており、この制度を守ろうとしている。

日本もクォータ制度がありますが、カナダとはだいぶ違っていますね。
アメリカとカナダの中間のような感じでしょうか?

なんと驚き元タワー型サイロの家

2011 年 12 月 16 日

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

北海道別海町のW牧場では、使わなくなったタワー型サイロを有効利用しています。
再利用する場合、多くは車庫や資材庫にしたり、あるいは事務所として使うことがあります。
しかし、W牧場では、なんと家の一部として使っています。

今では有名な画家・大竹伸朗氏は、以前このW牧場で働いていたといいます。
そのこともあり、当初は遊び小屋として使う予定だったのを、
大竹氏の作品展を行なうギャラリーとして使っていたということです。
その後、作品展も終わり、息子さん家族の家として改増築して今の形になりました。

サイロの中の広さは驚きの20畳超えということです。
サイロの外観をそのまま使うことで、なんとも牧場に合う趣深い家になっています。
考え方によって、タワー型サイロはさまざまな利用方法がありますね。
横の電柱にある標識もかわいいですね。

十勝で一台「MO-MO-(モーモー)タクシー」

2011 年 12 月 9 日

Filed under: — maetomo @ 5:19 AM 未分類

帯広市の中央タクシーさんは、「子育てタクシー」用として「MO-MO-(モーモー)タクシー」を一台用意しています。
「子育てタクシー」とは、荷物の多い、乳幼児を伴っての外出サポートや、子どもだけの送迎を安心して任せられる「地域の子育て応援団」。
「子育てタクシーをかわいく、十勝らしく」という中央タクシーの社長さんの発案で、この「MO-MO-(モーモー)タクシー」はデザインされたそうです。
「(この車は)目立つし、注目されるし、お子さんたちにはモーモーちゃんと呼ばれて親しまれています」と運転手さんは話していました。

大胆な移動式カウハッチ

2011 年 12 月 2 日

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

十勝管内のM牧場では、子牛のカウハッチに驚くものを利用していました。
それはなんと、使わなくなった軽ワゴン車です。
子牛の乗っている軽ワゴン車はなんとも不思議でした。
M牧場では、基本的に、いわゆるカウハッチに子牛を入れていますが、
分娩が重なり、ハッチが足りないようなときに軽ワゴンハッチを使用しています。

牧場の施設レイアウト上、乾乳牛舎が分娩房と離れており、
分娩が近くなったら分娩房へ移すのだそうですが、移す前に産まれてしまった場合は、この軽ワゴンで乾乳牛舎まで迎えにいくそうです。
さらに、車を利用することで、雨風から子牛を守ることができ、
窓を開ければ、換気もしっかりできます。

カウハッチならぬ、カーハッチですね。

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