皆さんはどうしていますかシリーズ①

皆さんはどうしていますか?(勝手にシリーズ化してみます。今回は第1弾)

お気軽に教えてください!全国の皆さんはどうしているのか、皆さん気になりませんか。

〈牛舎環境、牛体のきれいさ、どう考えていますか?〉

~DairyJapan6月号より~牛体の衛生は乳房炎と相関があるようで、乳房炎はまた、繁殖成績とも関係します。

つまり牛体の衛生は繁殖成績とつながるのでは?という調査結果が報告されています。

記事では、牛体の衛生状態が悪い牛群では、重要な〇〇にも問題があることが明らかになっています!

牛体を綺麗に保つことは、牛だけでなく、人にとっても快適な環境になりますよね。

是非、DairyJapan6月号をチェックしてみてください。

皆さんは、牛体、牛舎の衛生状態を保つことはどの程度大切だとお考えでしょうか?

最近訪れた農場で撮影した写真です。農場も牛体もとてもきれいでした!

 

 

 

 

 

 

乳は食糧として作り出される唯一の天然物

今月は「牛乳月間」ですね。
この時期になると、いつも思い出して話題にするのが、この文書です。

動物の乳は天然物の中で食糧として作り出されてくる唯一のものである
私達が食べている食材を一つ一つ思い浮かべてみてください。
食糧として作られてくるものは、ほかにあるでしょうか。
果物や花の蜜のように、ほかの動物や昆虫に食べてもらうことを期待して作られるものもありますが、これらはタネや花粉を他所に運んでもらうために動物や昆虫を誘引するためのものであって、食糧として作られるものでありません。
乳は食糧として作り出される唯一の天然物であり、だからこそ、ほかの食材にない特別な能力を備えているのです。
~Dairy Japan 2009年6月臨時増刊号『ミルクの本』、伊藤敞敏より~

この文書、ぜひ皆さんの口からも、多くの人へ伝えてください。

画像は中央酪農会議「酪農イラスト素材集」より
https://www.dairy.co.jp/rsozai2021/index.html

自家育成は酪農の基礎

良好な環境の育成牛車

7月号のルポで香川県のA牧場を訪ねました。
A牧場は一昨年3月に新たな育成牛舎を稼働させ、以来、子牛の死亡事故はゼロ。
ハイブリッド式の横断換気牛舎は、抜群の換気とステージに合わせた施設設計で、良好な育成環境を実現しています。
Aさんは2018年にハイブリッド式トンネル換気の搾乳牛舎を稼働させ、以来、導入ゼロで増頭を果たしてきました。そんなAさんの持論は、「自分の思うような牛を作っていくことが酪農の面白さであり、基本」であり、「育成は建物で例えるなら基礎といえる部分」と話します。
今後、さらなる投資も控えるA牧場。次回訪れることが、楽しみでなりません。

酪農YouTube

皆さん、突然ですが、YouTubeって、見ますか?

今や一般人から芸能人までさまざまなジャンルの人が自身のチャンネルを持ちそれはそれは多様な映像が配信されていますよね。

私もよく見ています(お気に入りは、自転車を組み立てる映像や、木工製品を作り上げる工程の映像です)。

そんな流れはやはり酪農業界にも来ているようで、酪農家さんが仕事や生活の様子を配信していたり、コンサルタントの方が解説をしたりなどいろいろあるようで。

なかでも最近気になっているのは、管理技術や知識について解説されている映像です。とても分かりやすく実践しやすい!

普段は月刊誌や書籍の記事にて酪農技術情報をお伝えしているわれわれですが、映像という伝え方もまたわかりやすくて良いなと思うところがありました。

皆さんがおすすめする酪農系YouTubeは、どんなものがありますか? 是非教えてください。

「スマート」酪農

来週発刊 Dairy Japan 6月号のルポ特集テーマは「スマート酪農で生産性向上を狙う」です。
「スマート」と聞くと「痩せている」を連想しがちですが、これは和製英語で、それを意味する標準英語は「スリム」だそうです。「スマート」の意味は「利口な、賢い」「コンピュータ制御を用いた、ハイテクの」だそうです。
というのもスマホでweb辞書検索して知ったことなんですが……。
あっ、そういえば「スマホ」って「スマート」フォンでしたね、なるほど!

そして、「AI(人工知能)が学習・判断する」って、どういうこと? と思っていたので専門家に教えてもらいました。
それは、例えば、集積された牛の活動データと記録から、その牛特有の行動パターン(いわゆるクセ)をAIシステムが覚えて、それが再現されたときに「これは発情徴候だ!」と判断して通知してくれるということ、だそうです。
ゆえに、データが蓄積されるほど精度が上がっていくそうです。
これも、なるほど! でした。