Dairy PROFESSIONAL 最新刊のご案内

 Dairy Japan臨時増刊号《Dairy PROFESSIONAL》最新刊が発売されました。
 本誌をご購読いただいている皆様のお手元に届いた頃と思います。

 今回の特集は【繁殖を知る・実践する】
 酪農における繁殖は、生乳生産サイクルのスタート。
 そしてきちんと繁殖を回すことは、生産の安定の礎。つまり、繁殖を制することこそ、酪農を制する一歩といえます。
 そこで、本号では、乳牛の繁殖に焦点を当て、その基本と実践を特集しています。

 今までの酪農情報誌の増刊号になかったスタイルで、より実用的に!
 タイムリーかつ収益向上につながる技術特集をはじめ、4カ月ごとの経営情報やマーケティング情報を整理し、酪農経営におけるPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)、いわゆるPDCAサイクルに役立つ内容が満載の《Dairy PROFESSIONAL》。
 皆様のお仕事に、ぜひお役立てください。


★詳しい内容やご購入はこちらから♪
 Dairy PROFESSIONAL Vol.22(DJオンラインショップ)
★本誌と併せてご購読できます。
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★増刊号のみのご購読もお得!
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☆バックナンバーも大好評発売中! 
 Vol.21【特集】乳牛の消化と吸収
 Vol.20【特集】しない・させない・みずごさない 乳房炎対策
 Vol.19【特集】乳牛のモニタリング 他

牛乳・酪農ファンが増えている?

おはようございます。今日は大晦日。とはいえ、多くの酪農家の皆様は、変わらず日々の作業に取り組んでいることと存じます。改めて酪農家の皆様、そして関係者の皆様、そして消費者の皆様に感謝です。
さて、この年末には農水省や業界団体、そして総理に至るまで生乳需給緩和と年末の牛乳消費の落ち込みにより生乳廃棄の恐れがあること、それを回避するために牛乳乳製品をいつも以上に摂取してほしいことなどをアナウンスし、各種メディアも取り上げられました。
そうしたアナウンスの効果によって、インターネット上、とくにSNSを中心に牛乳乳製品や酪農を応援するメッセージ、牛乳乳製品を使ったさまざまなレシピが公開されました。
コロナ渦によって牛乳乳製品の需給は変化しました。しかし、同時に今回のピンチによって多くのファンも得られたのではいか? と感じた年末です。
まもなく迎える2022年。より多くの方にファンになっていただき、酪農乳業がもっと盛り上がることを願っています。また、2022年もDairy Japanをよろしくお願いいたします。
それでは、皆様、良いお年をお迎えください。

写真は東京都・磯沼ミルクファームで撮影させていただいた牛乳乳製品のものです。

新刊『ちょっとした酪農の話』–ちょっとした宣伝–その2

新刊『ちょっとした酪農の話』(永井照久著)は、一貫して酪農現場目線・牛目線での「ちょっとした話」が百話以上(見開き一話)。
そのなかの一話を「ちょっとしたご紹介」で「ちょっとした宣伝」させていただきます。

【群れ社会の中での安定感】(P.28~29「PART 1スーパーカウたちのささやき」より)
《略》
●群れを移動させる際のポイント
✓なるべく密飼いを避ける。周産期は農場内で最も恵まれているスペースとする価値は高い。
✓でも他の牛の気配が感じられないような分娩房にひとりぼっちにしない。
✓群内の乳牛のフレームサイズを揃える。
✓夕方に移動する。
✓1頭ずつ頻繁に移動するより、できればまとめて2頭以上で移動する。
✓短期間で幾度も群を移動することを避ける。
✓エサや水へのアクセスチャンスを増やす配慮。
✓敷料を新しくしておく……など。
《略》

続きは、ぜひ本書をお買い求めください。
こ購入はこちらから。
https://dairyjapan.com/shop/products/detail/132

家族酪農の希望

2021年も終わりに近づいてきました。2021年のハイライトの一つでもあるのが、酪農青年女性酪農発表大会です。

先日、今回農林水産大臣賞を受賞した宮城県のKさんとお話しする機会がありました。

Kさんが発表したテーマは「既存の牛舎で生産倍増計画」です。規模を大きく変えずに生産乳量、農場収益ともに本当に倍増させてしまったお話でした。

規模拡大や自動化が注目されがちな昨今の酪農業界ですが、戸数の大半を占めるのは家族経営の酪農であることも事実です。規模に関わらず、まだまだ取り組めることはあるぞ! と前向きな気持ちにさせてくれます。

じつは本取り組みの内容はDairyJapan2021年3,4,5月号の「実践!ゲノム解析」で掲載しております。これを機会に皆様、今年のDairyJapanを見返してみてはいかがでしょうか? 改めて何かのヒントに出会えるかもしれません!!!

働きやすい牧場とは–「職務満足調査」のススメ

従業員の定着—-雇用経営であれば筆頭課題であると思います。
そこで本日発売 Dairy Japan 1月号掲載「働きやすい牧場とは」で紹介されている「職務満足調査」がお勧め。
この「職務満足調査」とは、従業員が仕事に感じている満足・不満足の様子と内容が科学的に分析・判断できるものです。
著者の河野洋一先生(帯広畜産大学 農業経済学分野 助教)は随時、調査・研究先を募集中。
ご一読のうえ、調査希望やお問い合わせは著者へ直接、もしくは弊社編集部へお寄せください。