写真は先日お邪魔した兵庫県のF牧場での一コマです。
F牧場は生まれた子牛をお湯で洗って徹底的にきれいにし、その後タオルでリッキング。臍の消毒や初乳を与えてからカーフウォーマーで保温するのだと言います。分娩には必ず立ち会うFさん。分娩後速やかに、かつスピーディーにこれらの作業を進めることで子牛の事故が減ったと言います。
そういえば、最近では本当に多くの農場でカーフウォーマーを見るようになりました。暖冬とはいえ、まだまだ寒さの残るこの時期、子牛をより大切にケアしたいですね。
写真は先日お邪魔した兵庫県のF牧場での一コマです。
F牧場は生まれた子牛をお湯で洗って徹底的にきれいにし、その後タオルでリッキング。臍の消毒や初乳を与えてからカーフウォーマーで保温するのだと言います。分娩には必ず立ち会うFさん。分娩後速やかに、かつスピーディーにこれらの作業を進めることで子牛の事故が減ったと言います。
そういえば、最近では本当に多くの農場でカーフウォーマーを見るようになりました。暖冬とはいえ、まだまだ寒さの残るこの時期、子牛をより大切にケアしたいですね。
先日取材で訪れたN牧場。
とあるテーマで取材をしたのですが、それとは別の、子牛の管理に目が止まりました。
調乳室になぜかシャワーが??
生まれたばかりの子牛を洗うためだそうです。
N牧場では、生まれる→お湯シャワー→カーフウォーマー→ハッチ
という流れで管理していました。衛生を保ち、子牛を冷やさないようにするのに手厚い管理をしています。
ほかにも、ハッチは毎回洗浄・消毒をするなど綺麗に管理することを徹底していました。
そのおかげか、子牛はもちろんのこと成牛になっても疾病がとても少ないと伺いました。
Nさんからは「子牛のため」「搾乳牛のため」「乾乳牛のため」など、牛のことを考えていることが強く伺えました。
こちらの特集記事は、少し先でですが『Dairy Japan4月号』に掲載されます。お楽しみに。
余談ですが、小型の自走式バーチカルミキサーがありました。私は初めて見ました。
乾乳牛のTMR調製と給飼に大活躍だそうです。可愛らしい見た目でした。
整理整頓。自分には苦手な分野ですが、整理整頓が行き届いた牧場は、良い経営をされているケースが多いように感じます(エビデンスはありませんが……)。そうした牧場でお話を聞くと、乳量や乳成分、繁殖成績などのデータがパッと出てきます。
写真のようにほうきなどの道具が、それぞれきちんと「住所」を持ち、用途を終えたらそれぞれの場所に片付けられる、そんな光景には気持ち良さを感じます。
この写真を振り返り、自分のデスクと仕事道具もきちんと整理整頓しなければと戒められた思いです。
【お薦め書籍】
ちょっとした酪農の話
著者:永井 照久(釧路農業協同組合連合会 酪農技術支援室長)
B5判/248頁
https://dairyjapan.base.ec/items/65569231