食品製造副産物の可能性

皆さんこんにちは!

今回は先日取材したS牧場での取り組みをご紹介します。

千葉県のS牧場では、7種類の食品製造副産物を利用して、飼料費の削減に取り組んでいました。
品質の安定性や供給量の面などから利用することが難しい食品製造副産物を上手に利用し、飼料費の削減のみならず乳量のアップにもつなげていると言います。
さらに本来廃棄されるはずのものを酪農現場で再利用しているので、温室効果ガスの削減にもつながりSDGsにも貢献しています。

DairyJapan3月号ではこういった食品製造副産物の可能性や、上手に利用するための工夫を取材した様子を掲載していますので皆様ぜひ、ご一読ください。

見てもらうための牛舎

以前取材させていただいたO高校は、昨年牛舎を更新しました。

上から作業の様子や牛を見学できるキャットウォークがついていました。そして施設がとても明るいです!

農業高校における牛舎の役割は、牛を身近に感じてもらうことや、牛乳乳製品を通じて農と食に興味を持ってもらうことだと先生は言います。

綺麗な環境で活き活きと活動する学生さん達の様子を、ゆくゆくは一般の方々に見てもらいたいという思いが込められていました。

素敵な取り組みです!

こちらの牛舎の様子は、Dairy Japan2月号に掲載されています。

ちなみに、弊社ホームページでも記事を公開しています。

 

搾乳タオルの保温に

先日、愛知県のS牧場にお邪魔しました。
S牧場は経産牛約190頭を管理する牧場です。搾乳は8頭Wのミルキングパーラーで行ないます。
取材の主目的はエコフィードの利用とそのポイントについてですが、ミルキングパーラーを見せてもらうと、見慣れない大きなステンレス製のタンクのようなものが目につきました。
フタを開けてみると結構な厚みのある容器です。Sさんは、「搾乳タオルの保温に使っている」と教えてくれました。おそらく、大きな魔法瓶のような作りなのだろうと。
搾乳前に洗濯・殺菌・脱水した搾乳タオルを、お湯を入れたペットボトルとともにこの容器に入れるのだそう。
「搾乳中にタオルが冷めることはない」とその保温性は高いことが伺えます。
皆さんは搾乳タオルの保温、どのようにしていますか?
ちなみに私がよく見かけるのはクーラーボックスを使うケースです。
「うちはこんな方法で保温しているよ」という情報があれば、ぜひ教えてください。

エサを喰わせるために

 

こんにちは。

DairyJapan本社のある東京都は、冬にもかかわらずコートがいらないほどの温かい日があったり、かと思えば布団から出たくなくなるような寒い日があったりと寒暖差の大きさを感じます。

皆様、体調にはますますお気をつけください。

さて今回は、静岡県のF牧場に取材に行った際に拝見した取り組みをご紹介します。

1群管理で1回給与のF牧場はエサを喰わせるために1度にすべてのエサを押すのではなく、1時間で食べたぶんだけエサを押すといいます。

こうすることでヨダレのついていない新鮮なエサが常に牛の前にあり、牛が新鮮なエサを食べられる状態を保っています。

エサを喰えることで移行期の体調変化や、産後BCSが落ちにくいことにつながっているそうです。

 

そんなF牧場の取り組みはDairyJapan2月号で詳しく紹介していますので、ぜひご一読ください。

壁、窓をピカピカに

【壁、窓をピカピカに】

昨年末に取材で訪れたH牧場。長年使用している牛舎の壁と窓を大掃除中でした。

いろいろな物質が空気中に舞う牛舎内では、あっという間に壁や窓、配管などにホコリが溜まりますよね。

Hさんはご家族総出で溜まった汚れをピカピカにしていました。

すると、窓から入り込む光がまぶしい! 壁が白く、窓がきれいなだけで見違えるほど明るくなっていました。

溜めこんでしまうとタイミングを見失いがちなお掃除ですが、やるととてもスッキリしそうですね。