皆が理解できているからこそ

【皆が理解できているからこそ】

先日取材をさせていただいたK牧場にて、繁殖検診時のミーティングに立ち会わせていただきました。

こうした申し合わせでは、獣医師からの報告や提案をそこにいる皆が同じように理解できているか? ということが重要ですが、

K牧場では、社長はもちろんのこと、スタッフの皆さんも同じように当事者として参加していました。

従業員の当事者意識が高いことで、各々の役割を理解したうえで1歩先の話し合いができ、さらに成績向上につながるのだなと感じた取材でした。

こちらの取材記事は、少し先ですが『Dairy Japan』2月号に掲載されますので、お楽しみに!

幸せな牛達

北海道上川管内のT牧場です。
牛舎に入らせてもらった瞬間、きれいな牛体(蹄も尻尾も)、ゆったりとした牛の仕草に目が奪われ、牛達がとても幸せそうに見えました。
そのことをTさんに伝えると、「それこそ私達が目指していること。牛達が『ここに生まれてきて良かった』と思ってくれたら、それこそ本望なのです」と優しく答えてくれました。
酪農家さんの原点に触れた気がして胸が熱くなりました。

大場教授『ここハズ④』 ご注文予約開始しました

 大場教授(カナダ・アルバータ大学)の「ここハズ」シリーズ第4弾、『ここはハズせない乳牛栄養学④~子牛の科学~』が12月8日に発刊されます。

 子牛の飼養管理は、多様な選択肢のなかから各農場で決めるべき部分がたくさんあるため、ある意味、専門知識が最も多く必要とされている分野とも言えます。
 本書では、子牛の栄養管理にあたって「これだけは知っておきたい……」という情報と、その背景にある考え方を解説しています。
 各々の農場の状況に応じたベストの管理方法を見出せます。

■大場 真人 著 ■B5判/192頁 ■定価3,520円(本体3,200円+税)
ご予約書籍となります。11月27日以降順次発送予定です。
商品詳細・ご予約注文はこちらから

笑顔が絶えない学生生活

先日、岡山県の中国四国酪農大学校を訪ねました。
同校では酪農家の子弟だけでなく、さまざまな学生が実践的に酪農を学んでいます。
将来、新規就農を夢見る学生や実家の酪農経営を継承するなど、夢はさまざま。
しかし皆に共通するのは、牛に接する際の笑顔。本当に嬉しそうに、そして楽しそうに酪農を学んでいます。こうした笑顔に接すると、酪農の将来は明るいと確信します。
飼料や資材費の高騰など、酪農を取り巻く環境は厳しいものがありますが、彼ら彼女達の若いパワーが酪農業界の将来の力につながると信じてやみません。

国産チーズは素晴らしい!

こんにちは。

先日「第14回ALLJAPANナチュラルチーズコンテスト」を取材しました。

全国から112の生産者が丹精込めて作った248アイテムが出品されました。

会場では4年ぶりとなる展示・試食会が開催され、業界関係者のみならず、一般の参加者も多く参加していました。参加者は生産者と直接会話を交わし、多くのチーズとワインや日本酒とのペアリングを楽しんでいました。

 

私も参加してみてこれだけ多くの国産チーズがあることに驚いたのと同時に、国産チーズの可能性と魅力を感じることができました。これからはさまざまなチーズを買ってみようと思います。