繁殖管理の目標設定

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大動物継続教育合同セミナーが先週、酪農学園大学で開催されました。
「牛群検診の明日を考える?飼養管理の現場から?」というテーマで行われたセミナーのなかで、ゆうべつ牛群管理サービスの安富一郎氏(コンサルタント獣医師)は、「乳用牛群の生産性向上に向けた獣医サービス」を講演しました。

安富氏は農場の生産性を上げる三つの要素として、「飼料設計」「淘汰率の低下」「年間分娩頭数の増加」をあげ、それらは歯車でつながっていることを解説しました。

そして繁殖管理の目標設定は、
●発情発見率50%以上
●妊娠率20%以上
●初回授精:分娩後50?80日
●分娩予定頭数のバラツキを減らす
としているとして、それぞれバラツキを減らすことを強調し、そのための具体策や事例を細かく解説しました。

ワーカーに任せていい仕事、任せたくない仕事は、次のどれ? その2

《前のブログの続き》
解答は以下でした。

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《ワーカーに任せていいもの》
ごまかしや手抜きをしても後から必ず結果でばれる仕事。
それは以下。
■搾乳⇒乳房炎や体細胞数でわかる。
■飼料プログラムの調整⇒乳量、乳質、健康などの変化でばれる。
■バンクマネジメント⇒一目でばれる。
■発情の発見⇒他の人間でもわかる。
■子牛の世話⇒下痢、肺炎、清潔などですぐわかる。

《ワーカーに任せたくないもの》
■ストール(牛床)の清掃と手入れ⇒意識的な労働で、バクテリアを意識した仕事をしたかどうか、後から見てもわかりにくい。
■除糞作業⇒本来の目的は乳質の向上であるが、糞を外に出せば、それで終わりと考えがちである。

書籍『ふたたび酪農』の中にも、こうした内容が盛りだくさんですので、まだ読んでいない方は、今すぐご注文ください。
以下へアクセスしてください。
http://www.dairyjapan.com/publication/pub01/syousai031.html

ワーカーに任せていい仕事、任せたくない仕事は、次のどれ? その1

弊社から好評発売中の書籍『ふたたび酪農』の著者である伊藤紘一氏(ウイリアムマイナー農業研究所)のセミナーが一昨日(21日)、北海道根室管内の別海町で開催されました。
これは酪農活性検討会(会長/伏見廣氏・別海町)主催によるもので、演題は「日本酪農を取り巻く環境-世界と日本の政治経済情勢-」でした。

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実はその前日(20日)の晩、特別版の「農場スタッフ・トレーニング・セミナー」が行われました。
その演題は「大規模酪農と雇用フタッフ?オーナーの観点とスタッフの観点?」です。

そのなかで伊藤紘一氏は、セミナーに参加された農場スタッフのみなさんに、
「もし、あなたがオーナーならワーカーに任せてもいいのはどれですか? 次の仕事から選んでください」と出題しました。
次の仕事とは以下です。
■搾乳
■飼料プログラムの調整
■バンクマネジメント
■ストール(牛床)の清掃と手入れ
■発情の発見
■子牛の世話
■除糞作業

あなたなら、どれですか?
《次のブログに続く》

幹周り4.4mの大木

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紋別市藻別の道道沿いにある高橋広幸牧場の前に、大きな大きな木があります。
そこには看板があり、以下のように書かれています。

《藻別のナラ記念保護樹木》
この木は、推定樹齢300年のミズナラです。
ミズナラは、水分が多く燃えにくいのでミズナラと言われており、ドングリが成る木としても知られています。
樹高は18メートル、幹周り440センチメートルあるこの大木は、開拓当初から地元住民により保存され敬愛されてきたことから、記念保護樹木として指定されました。
昭和49年3月30日指定 北海道

丁寧に祀られたこの大木を見ると、開拓時代の風景を想像し、苦労した先人への感謝の気持ちでいっぱいになります。

桜&雪

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昨日まで、網走管内の紋別市、滝上町にいました。
前日の昼から急に気温が下がり、昨日は朝から、「まさかの雪」でした。
この地域は先週、最高気温が30℃で話題となり、そして昨日の最高気温は4℃です。
「桜」も「緑の若芽」も雪に震えていました。