北海道十勝管内のF牧場の水槽はいつもピカピカ。
「ペットショップで売られている金魚すくい用の“ネット”と“たわし”は、水槽の掃除に必須です」とFさん。
これ、何のサイレージ?
健康な子牛とは、健康な母牛から生まれた、胸腺の充実した子牛である
江別酪農研究会の例会が24日に開催されました。
今回は『子牛の疾病予防管理』をテーマとした、小岩正照先生(酪農学園大学・獣医学部・教授)の講習会が行われました。
○米国の調査によれば、母牛体重比7%で生まれた子牛、妊娠期間が282日(つまり、ほぼ予定日どおり)に生まれた子牛は死亡率(分娩後4時間以内)が一番少ない。
○子牛は酸欠で生まれてくる。酸素の戻りが悪いと、初乳を与えても抗体が上がらない。
《下痢子牛に対する処置》
○吸乳欲ある(指を出すと吸う)→拍水音(腹を触るとバシャバシャ音)ある→断乳、ネッカリッチサプリメント
○吸乳欲ある(指を出すと吸う)→拍水音(腹を触るとバシャバシャ音)ない→ミルク給与(回数を増加)、ネッカリッチサプリメント
○吸乳欲ない(指を出しても吸わない)→強制哺乳しない→輸液が必要、ネッカリッチサプリメント
※ちなみに子牛に差し出す指は、指のなかで細菌学的に一番きれいな「小指」がよい。
○虚弱子牛は「胸腺」が形成不全であり、充実した胸腺は肺炎予防につながる。
○子牛の健康は胎子(生まれる前)で決まる。
○子牛の病気の原因は、妊娠母牛の栄養(分娩前2カ月、アミノ酸、微量ミネラル、ビタミンA)に起因する。
などを小岩先生から解説してもらい、質疑応答も活発でした。
その後、同研究会会員の子牛の発育調査結果が発表され、来年度はさらに発育調査を充実させることなどが、深夜まで話し合われました。
二つの「ワクワク」
今週は、外国人を講師として招いたセミナーを二つ、取材しました。
一つは、全酪連の酪農セミナーで、講師は、米国ニューヨーク州で活躍している、栄養・飼養管理コンサルタントのダニエル・ホタン氏。
もう一つは、北海道アルバータ酪農科学技術交流協会のセミナーで、講師は、カナダ・アルバータ・ミルクの総括部長であるマイク・サウスウッド氏。
その二つのセミナーで、くしくも“ワクワク”という言葉が出てきました。
前者の“ワクワク”は、「成功する酪農家は、毎朝起きると、新しいチャンスを発見することに“ワクワク”している」というもの。
後者の“ワクワク”は、「消費者に、“ワクワク”する新商品を開発して届けたい(オーガニックミルク、オメガ3乳製品、メラトニン強化ミルク、共役リノール酸、プロバイオティック・ヨーグルトやチーズ、エスニック・チーズなど)」というものです。
どの仕事においても、こうした“ワクワク”は大事ですね。
みなさんも、“ワクワク”していますか?