敷料の細菌検査、やってくれるそうです

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先日、本誌の連載でお馴染みの榎谷雅文氏(北海道デーリィマネージメントサービス/コンサルタント獣医師)にお会いしました。
同氏は定期のコンサルティングで千歳方面に来られたので、お時間をいただいて、いろいろ打ち合わせさせていただきました。

そのなかで、同氏は今月より、環境性乳房炎の抑制に向けて、敷料、ベッドの表面の細菌培養や、戻し堆肥の細菌接種試験などによる、乳房炎対策の更なる挑戦を開始されたことをうかがいました。
「敷料の細菌検査」って、なかなかやってくれるところがありませんよね。
しかし同氏は獣医環境衛生研究所の協力を得て、安価での検査が実現したとのことです。

「今使っている敷料の細菌、これから使おうとしている敷料の細菌、時間経過による細菌の変化などを把握して、環境性乳房炎の抑制に努めたいと考えています」
「この種の研究データは日本では乏しく、データベースの構築ができればよいと考えています」
とのことでした。

細菌検査を依頼したい方、もっと詳しく知りたい方は、同氏へメールで連絡してください。
ちなみに検査できる菌種は、大腸菌群、大腸菌、ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌、一般細菌、真菌だそうです(連鎖球菌は今のところできないそうです)。
料金は1検体・1菌種で2000円くらいだそうです。

なお、乳房炎と敷料の関係については、同氏のホームページをご覧ください(そこに同氏のメールアドレスもあります)。
http://e-doto.com/hdms/index.html

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