Dairy Japan 6月号「オンファーム」に、富良野市の(有)藤井牧場が一昨年に導入した「リサイクル砂のベッド」の様子をご紹介しています。
「砂のベッド」を利用している牧場は、まだ少数ながら北海道内にあり、過去にも取材してご紹介しました。
しかし、この「リサイクル砂のベッド」は初めてです。
「リサイクル砂」は、リサイクル装置である「サンド・マニュア・セパレーター」(McLanahan社製)により95%リサイクル(回収)されます。
ベッドの砂入れは専用機材(バケットサイドシューター)で、リサイクル砂をすくってきて飛ばし入れます。
砂を入れたら専用レーキで丁寧にならします。
牛達は、「リサイクル砂のベッド」で超リラックスして反芻しています。
「砂のベッド」のメリットは周知のとおりですが、
藤井さんは、「6~7産の牛達がスッと立つのを見ると、砂はすごいと改めて思う」と絶賛しています。
さらに、「飛節のスレや腫れは、あっという間になくなった」「パーチングしている(横臥を躊躇して、ベッドに前肢を乗せて長時間立っている)牛をほとんど見なくなった」とも話していました。