自給飼料を活用したTMRセンター

TMR給飼
TMR給飼

写真は栃木県那須塩原市のTMRセンター「那須の農(みのり)」のTMR給飼シーンです。
同センターでは、センターで予め調製したセミコンプリートと乾草をミキサーワゴンに投入し、契約農家の元に向かいます。
農家の庭先で、自給飼料(取材時はデントコーンサイレージとイネWCS)を追加投入して、最終調製し、給飼します。
それぞれの農家で使う自給飼料の質、量が違うため、予備調製の段階で農家ごとの細かなメニューを用意しています。
詳細は、現在編集中のDairy Japan10月号で。

備えあれば

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釧路管内Mさんは、繋ぎストール内で起立不能が起こったときのために、「移動式カーフジャッキ」を2年前に特注で作製しました。
起立できなくなった牛の後方から、この「移動式カーフジャッキ」を転がしていき、カーフジャッキで吊り上げるというものです。

しかし、幸いなことに、この「移動式カーフジャッキ」は一度も出動していません。
「出動しないに越したことはない。でも、これは無駄ではない」とMさんは言います。
あらゆるリスクを想定して、それらのリスクを防ぐ方策を持つ――それがプロであると感じました。

ボトルは吊り下げるのだ

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酪農家の皆さんにとっては必須のディッピング液。
それを入れるディッピング容器も、これまた必需品。
さまざまな種類がありますが、どれを使うのか、
そこには酪農家さんのこだわりがあるのかと思います。

一般的には、搾乳中に腰のベルトに引っ掛けていたり、
搾乳中に必要な物を載せている台車などに引っ掛けていたり、
各酪農家さんによってさまざまでしょう。

今回、取材でお伺いしたオホーツク管内のSさんは、
牛舎内のパイプラインを支える鉄筋などに、
1mほどの針金をS字に曲げて、写真のように引っ掛けていました。
これを搾乳と同時に場所を動かしていきます。

Sさんは「最初は腰にかけていたけど、液で汚れる。
吊り下げるようにしてからは汚れることなく、結構便利」と言います。

このように、酪農家さんのちょっとしたアイデアで、
その牧場に合い、便利なものが生まれてくるのですね。

十勝子牛研究会

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十勝子牛研究会(帯畜大・石井三都夫准教授会長)の第1目のバーンミーティングが7月28日に、翌日に勉強会が開催されました。

バーンミーティングは、清水町の子牛預託牧場「清流ファーム」です(Dairy Japan 2012年3月号参照)。
約550頭の子牛を常時飼養している同ファームは、衛生・飼養管理を徹底していて、昨年の死廃率は0.5%、日増体量0.95kgという好成績です。
参加者は管理内容や課題を聞き、意見を出し合いました。

翌日の勉強会では、十勝NOSAI西部診療所・古関博氏からバーンミーティングの報告、十勝NOSAI幕別家畜診療所・安岡幸氏から5月に開催された全酪連 酪農セミナーの報告が行なわれました。

さらに、日本全薬工業(ZENOAQ)学術部・後藤篤志氏から「子牛飼養管理の問題点と現場での評価方法」と題して、初乳管理、哺乳管理、離乳管理における現場でのチェック方法が解説されました。
そのなかで、
・免疫移行をモニタリングする血漿BRIX計測方法
・哺乳子牛への栄養の質・量の充足と満足感をモニタリングするHSI(Hatch Standing Index:カウコンフォートの指標であるSSIを基にしたZENOAQ独自の指標で、カーフハッチで立っている子牛の割合が20%以下を正常とする)
・離乳への移行がスムーズに行なわれ、十分な栄養をとれるルーメンに発達しているかどうかをモニタリングする「腹囲/胸囲」法(1.2以上を正常とする)
などが紹介されました。

※写真=清流ファームでのバーンミーティングの様子

初めての牧場取材!

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7月14日、「カウガールスクール」の取材に行ってまいりました。

これは私の入社初の牧場取材でした!

行くまでは不安しかありませんでしたが、終わってみると「あっ」という間で、それだけ充実していたのだと感じます。

取材を終えて一番に思ったことは、たくさんの人にお世話になったということ。多くの人の協力があってこそ取材ができ、雑誌が作られるのだなぁと感じました。今後も色々なところへ行き、色々な人とのつながりを持ちたいです。そして多くの酪農家さんとお話をして現場を知り、Dairy Japan がより良い雑誌となるよう、自分自身の経験や知識も深めたいと思います。

 

「そんなことよりカウガールスクールってなに?」と思われた方、たくさんいらっしゃると思います。

カウガールスクールとは、愛知県酪農農業協同組合が「県内の人々にもっと酪農のことを知ってほしい!」との思いから開催したもので、今回は、私と同世代の新任保育士さん2人が、知多郡にある原田牧場で実習する様子を取材しました。

 

詳細は来月発売のDairy Japan9月号に掲載されます!読んでいただけると嬉しいです。