バッテリーもしっかり点検

2013年のDairy Japan1月号が発刊されました!
1月号にはDVDが付録として同封されています。
今回のDVDには、「トラクターのセルフメンテナンス」の
第3回目「電装品の点検について」を解説しています。
酪農家にとって不可欠であるトラクターを
安全かつ長く使用するために、
適度な点検をするようにしましょう!

<DVDバックナンバー(トラクターのセルフメンテナンス)>
2012年
7月号「オイルとエレメントについて」
10月号「冷却水とベルトについて」
2013年予定
4月号「走行関係について」

これこそ酪農経営者としての面白み

以下は、宗谷管内のKさんの言葉です。

産業が活気づくために、酪農経営者として、何かに挑戦することが必要。
それぞれの経営者は、それぞれの代で、何かに挑戦してきたはず。
『これを自分の代でやった!』というものを作り上げることが、
酪農経営者としての面白みであり、やりがいだと思う。

普遍の名言だと思います。
詳しくは来週発売の、Dairy Japan 1月号で。

ロールで消費拡大メッセージを

ロールを重ねてメッセージを描く。酪農地帯にはよく見られる光景です。
しかし、酪農家の”情報発信をしよう””気持ちを伝えたい”という
メッセージが伝わってくる素晴らしいものであると感じます。

今回は、北海道根室管内にある別海町のとある国道沿いで、
ロールを重ねた看板を見ることができました。
これはJA道東あさひ青年部べつかい支部が、今年の10月に作成し置いたもので、
文言は毎年この時期の消費拡大部会で決めているそうです。
今回は、写真にあるように、今年の流行りを取り入れながらも、
牛乳をたくさん飲んでほしいという消費拡大を狙いとした文言にしたそうです。
また、この国道は幹線道路であるうえにマラソンコースにもなっているため、
マラソン参加者への消費拡大メッセージとしても期待しているといいます。

このロール看板は、根室管内生協看板コンクールが始まってから続いており、
「今では毎年の恒例になっている」と同農協職員は言います。

「隔柵」ではなく「隔棒」(よりフリーなパーティション)

石狩管内のK牧場は、乾乳牛舎(フリーストール)のサイド・パーティションを、
ループ型から「棒型」に変更しました。
「牛にとって、より自由度が高く、これは良い」とKさんは好感触です。

「乾乳牛舎の居心地を良くする(コンフォートを高める)ことを優先して、
まず乾乳牛舎に設置したが、
搾乳牛舎でもこの棒型は良いと思う」とKさんは言います。

万一、牛が「棒」に寄りかかったりしても大丈夫。
棒は弾力があり、それを想定したジョイントになっていました。

少人数ならではのキャッチボール

11月19?22日の4日間で、
オルテックジャパン合同会社主催のデーリィスクールは、
中標津に始まり、北見、帯広、最後は富良野で締めくくられました。

今回が初開催で、テーマは“カビ毒と有機ミネラル”
参加させてもらった北見会場では、少人数での参加だったので、
写真のように、講師の方と参加者とで随時質疑応答でした。

その中の一つの事例(タワーサイロ)をご紹介します。

ある農家でカビ毒による下痢などの症状が表れ、
抗生物質やカビ毒吸着剤など使ったが効果なし。
なぜかとサイロ内側を覗いたら、
内側にカビがビッシリだったそうです!!

タワーサイロは清掃が難しいのですが、
サイロの清掃が大事なのだと改めて気付かされる事例でした。

やはり食べ物を扱う場所はいつでも清潔に保ちたいですね。

今回のデーリィスクールの詳細は、
Dairy Japan 2013年1月号をご覧ください!