2月に入ってから都心でも大雪が降り、各地にさまざまな被害をもたらしました。
被害にあわれている方の話を聞くと、とても心が痛みます。
被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
さて、Dairy Japan 3月号の読みどころを紹介します。
3月号のルポ特集は「発酵TMRを使いこなす」です。
発酵TMRや発酵飼料は、調製・給飼作業の軽減ができるほか、泌乳効果や食品製造副産物利用による低コスト化に有効だと支持されています。
今回は、泌乳性が高く、嗜好性に優れ、さらに保存性を有する発酵TMRの魅力とともに、それらを使いこなしている農場の事例を紹介します。
TMRに関連した注目記事は「北海道におけるTMRセンターの運営安定化に向けて」です。
北海道ではTMRセンターを利用する酪農家戸数が10%を超えようとしています。このように大きな影響力を持つTMRセンターが今、抱えている課題と、運営の持続安定のための対策について書かれてあります。
Hot topicsではJミルクによる「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013」の結果について紹介しています。ここで注目していただきたいことは「酪農への共感意識が価値向上につながる」ということです。
牛乳は生活習慣病を予防する、骨を強くする等の機能的価値よりも共感的価値のほうが牛乳の価値向上につながるという結果が得られました。
確かに周りを見ると、牧場体験をして「牛乳が好きになった」「飲むようになった」といったことを聞くことがあります。私自身はもともと牛乳が好きでしたが、酪農について学び始めてからは、「牛乳はおいしい」ということだけでなく、酪農家さんや乳牛への感謝の気持ちが一層深まりました。
ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事を、たくさん掲載しています。ぜひご覧ください。