台風の爪痕

台風の被害を受けたデントコーン
台風の被害を受けたデントコーン

取材で栃木県那須塩原市に来ている。

昨日は、大型の台風18号が日本列島を縦断し、各地で被害が相次いだ。

取材の前後に那須地域をまわると、台風の影響で折れ、倒伏したデントコーンが目につく。

ある酪農家は、「今年は収量も期待できそうだったのに。収穫を目前に控えて台風にやられてしまった」と肩を落としていた。

取材で協力をいただいた酪農とちぎ農協・那須高原支所によると、現段階で、管内では台風による施設被害は報告されていないが、飼料作の被害は調査・収集中で、被害実態はまだ把握しきれていないとのこと。

飼料高が酪農経営を圧迫している最中の台風被害。今後の生乳生産への影響を考えると、胸が痛む。

人参カリカリ

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飼槽で「カリカリ」「ポロポリ」という音が聞こえてきます。
その正体は「人参」でした。

十勝管内Y牧場は、8月上旬から10月下旬まで
人参の選果場から規格外品(いわゆるハネ品)を購入して、TMRに混ぜています。

牛達は人参が大好きで、大喜びです。
「寝ている牛は、飛び上がってくる」とのこと。
しかも、「ベータカロテンの効果で、発情徴候が、とても強くなる」そうです。

それにしても、「この人参、どこが規格外なのだろう?」というものもあります。
かじって食べたら、甘くて、とても美味でした。

ジンギスカン部屋

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取材でお邪魔したS牧場には住宅とは別に、なんと驚きのログハウスがあります。

これは、地元の森林組合でモデルハウスとして使われていたもので、
譲ってもらうことができたのだといいます。

どうやって牧場に持ってきたかといえば、トラックにログハウスをそのまま積んで、
自分の牧場まで運んできたということです。驚きました!

このログハウスを牧場に運んできてから、まだ3カ月弱。
Sさんは「牧場にこういうものがあると見栄えが良いと思う。
地域の知り合いとの集まりの場にもなりますからね」と話す。
Sさんは、知り合いなどを招いて、このログハウスで
ジンギスカンなどをして楽しんでいるとのことです。

「こうしたものを自分で持てることも農家ならではで楽しいよね」
とSさんは笑いながら話してくれました。

酪農家ならではのこと、まだまだたくさんあると思います。
また、自分の牧場だからこそできる楽しみなどもあると思います。
酪農家の皆さんには、ぜひ楽しんで酪農をしていただければ嬉しいです。

バッタが大量発生

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(北海道)「江別酪農研究会」の定例会が8月23日の晩、
石狩農業改良普及センター江別分室で開催されました。

この日のメイン・テーマは「搾乳手法」。
事前に撮影しておいた会員牧場の搾乳作業のビデオを見て、
乳質向上に効果的な搾乳手法をチェックし合いました。

パイプラインミルカーで、搾乳ユニットの掛かり方をきちんとするために、
ロングミルクチューブを牛体に添うように改善したら、
体細胞数および乳量に、劇的な効果があったことなどが報告されました。

また、普及センターからの情報として、
草地に大量発生したバッタ(イナゴ、写真)に関して、
その被害状況や対策が報告されました。
このバッタ、チモシーの葉と穂を喰いつくし、シバムギやリードカナリーも喰い、
芯(茎)しかなくなった草地もあるとのことです。
深刻な事態です。

絶品ソフトクリーム!

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今月発売Dairy Japan9月号に掲載されている「カウガールスクール」の取材の後、近くにある「ミルクショップ知多農場」に連れて行ってもらいました。

 

ここでは、隣接する知多農場で搾られたジャージー牛乳を、ふんだんに使ったスイーツをたっぷり味わえます。

 

なかでもこのソフトクリームは絶品でした!まるで牛乳を食べているような、濃厚だけど後味がすっきりとしたソフトクリームで、いくらでも食べられそうなくらい美味しかったです!ほかにもヨーグルトやシュークリームなど、お腹いっぱいいただきました。

 

美味しいスイーツを食べながら窓の外を眺めると、ジャージー牛がのんびり過ごしている姿が見られます。私が行ったときは雄のガンジーもいました。また、外装が外国風で、とても素敵なお店でした!

 

皆さんも近くまで行ったら寄り道してみてください♪