木造牛舎と鉄骨牛舎のコスト比較

木造牛舎

北海道根釧地域の一般民有林におけるカラマツ人工林の面積は約3万5000ha。
林齢30年を超えて利用段階に入ったカラマツ林が今、豊富な資源として蓄えられているそうです。

酪農専業地帯としては、それを牛舎に利用しない手はありません。
そこで根釧の両振興局は平成22年度からプロジェクトを立ち上げ、木造牛舎の利点や設計・建築方法などを解説した「木造牛舎設計提案書」を作成して配布したり、カラマツ材を使った牛舎の見学会を開催するなど、地材地消による木造牛舎の普及活動を行なっています。

そこで気になるのがコストです。
「建築費のみを聞いて、木造は値段が高いと思われがちだが、建築物のコストを考える際には、不動産取得税や固定資産税、火災保険料などを含めたライフサイクルコスト(生涯費用)を考えるべき」と根室振興局森林室は一例を示してくれました。

約2000平米の育成舎(十勝管内の公営牧場、260頭規模)を築後40年間で試算すると、木造のほうが鉄骨造より約400万円安価です。
そのなかで、とくに大きな違いは固定資産税で、約1300万円も木造のほうが安価となっています。

※詳報はDairy Japan 5月号で。

牛乳工場の見学へ!

皆さんこんにちは!

先日私は雪印メグミルク㈱の海老名工場へ見学に行って参りました。

工場見学は小学生の社会科見学以来で、しかも牛乳工場は初めてだったのでワクワクした気持ちでいっぱいでした!

なぜ工場見学に行ったかというと、「Dairy PROFESSIONAL Vol.2」で掲載するためです。

Vol.1では牧場からクーラーステーションまでを追いかけ、今回はその続きです。

牧場で搾られた生乳はどのようにして消費者に届くのか、皆さん気になりますよね!

「Dairy PROFESSIONAL Vol.2」、どうぞお楽しみに~♪

新たな始まり

sakura

4月は多くの企業、そして学校で新たな年度を迎える節目のとき。期待に胸を膨らませる新社会人、学生の姿も見かけます。新入スタッフを迎え入れる酪農場も少なくないのではないでしょうか。
酪農業界にとっても4月は乳価改定や生乳取引基準の改定など、新たなスタートを迎えるタイミングです。
そして弊誌Dairy Japanも今年で60年という節目を迎え、新たなスタートを迎えました。現場で役立つ技術情報や経営情報の発信という基本スタンスは曲げず、より多くの方に「読んでて良かった」と満足していただけるような誌面作り、取材に取り組んでいきます。
「こんな記事がほしい」「こういう特集が読みたい」というご要望は、Dairy Japan編集部まで!

失敗しないサイレージ調製

牧草収穫

発酵品質の良いサイレージ作りには、糖(WSC:可溶性炭水化物)含量の高い原料草が必要です。
糖含量は、地域、畑、番草、刈り取り時期、刈り取り時間などで、実にさまざまです。

そこで、失敗しない良質なサイレージ作りのために、増子孝義教授(東京農業大学)は「サイレージ診断」を提案しています。
その診断項目の一つが、原料草の糖含量です。
「診断を継続すると、成功と失敗の要因を探せる」と同教授は言います。

この糖含量の分析、今までは非常に時間がかかっていたうえに、分析方法が統一されていませんでした。
そこで同教授らは、スピーディな新分析方法を開発し、統一することにしました。
それにより来月から、北海道内の粗飼料分析センター(10団体)では、原料草の糖含量分析の受け入れを開始する予定だそうです。

低い糖含量の牧草地を特定し、対策を図ることにより、失敗しないサイレージ調製につながることが期待されます。

あったかいんだからぁ~だから毛刈り

毛刈り

北海道オホーツク管内のK牧場です。
外気温に近い(寒い)育成・乾乳牛舎から、温かい搾乳牛舎に上がってきた初産牛を毛刈りしています。
「初産牛はとくに、寒いところから温かい牛舎内に連れてくると汗をかくんです。それがストレスとなり採食量が減ります。毛刈りすると移動気温差ストレスが緩和され、採食量が落ちないし、良い発情が来ます」とKさんは言います。