12月号の読みどころ

12月号表紙

皆さん、おはようございます!
だいぶ肌寒くなってきましたね。北海道では雪が降っているとか。私は毎朝飲む牛乳を温めるようになりました。

さて、12月号の読みどころを紹介します。

今月号の特集は「うちの農場の交配計画」です。
農場における交配計画は大切な経営判断の一つです。どのようなシナリオを描き、どのように遺伝改良を進めているのか、現場の実際を取材しました。ぜひご参考にしてみてください。

今月号は2015年の締めの号――シリーズでは最終回のものが多いのでお見逃しなく!カラーページでは先月行なわれた全日本ホルスタイン共進会の様子も掲載されています。

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事が、たくさん載っています。ぜひご覧ください!

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牛乳へのネガキャンはファン拡大の好機

SNSなどを中心に、突発的に拡散される「アンチミルク論」。「牛乳を飲むと骨粗しょう症になる」「牛乳では子牛が育たない」といったトンデモ情報が目に付いたことはないでしょうか。

私はそうした論を目にすると残念な気持ちを抱くと同時に、周囲の知人から「あの情報って本当なの」という質問にできるだけ正確に答えるために、情報収集をします。

そこで、そんなときに役立つサイト「牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!」というコーナーを紹介します。このサイトはJミルクのWebサイト内にあり、国内外の乳の研究からさまざまなアンチ論に、わかりやすく答えています。現在、18の「ウワサ」について回答が掲載されていて、読み込むと牛乳や乳製品と健康への理解が深まります。

「アンチ論が拡散されるのも、牛乳が健康に良いという一般常識があってこそ」とポジティブに捉えて、牛乳への疑問を感じた人々を逆に強力な牛乳サポーターにしちゃいましょう!

ブリッジ通路

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北海道釧路管内Y牧場のフリーストール牛舎です。
Yさんのこだわりは、牛の通路とエサ給飼の通路がクロスするところを「ブリッジ」(跳ね橋のように路面が持ち上がる)にしたことです。
牛がここを渡るとき、チェーンブロックでブリッジを上げます。
こうすることにより、除糞作業面と給飼作業面が触れ合いません。
スノコ状になっているのはブリッジの重量を軽くするためです。
「牛舎を建てるときに、絶対にこれは採用しようと思っていた。その分コストはかかるが、衛生面を考えたら、投資すべきものだ」とYさんは言います。

全共の思い出

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皆さんおはようございます!

少しずつ寒くなってきましたね。朝布団から出るのが少し辛く感じる今日この頃です。

さて、先月北海道で行なわれた全日本ホルスタイン共進会、大盛況でしたね!そして雪まで降ってものすごく寒かったです。

共進会場は静かながらも、リードマン、ジャッジマン、観客の皆さんの熱い視線で熱気にあふれた雰囲気でした。

全国から多くの方が集まり、私自身も取材先などでお世話になった方々、大学時代の友人、先生、後輩など、普段なかなか会えない皆さんにもお会いすることができとても嬉しく感じました。

共進会の様子は今月発売のDairyJapan12月号で掲載されますのでぜひご覧ください!

参加した皆様、そして牛さん達、本当にお疲れ様でした!

乳牛にとっての幸せって?

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新年号からスタート予定の連載「教えて牛・酪農のこと 高校生の疑問(仮)」、第1回は「乳牛にとっての幸せって?」をテーマに選びました。産業動物である乳牛の幸せーー深い質問ですね。
この質問に、那須拓陽高校牛部の顧問である富山教諭が答えてくれました。それは、「酪農家が幸せであること」。
牛に愛情を持って接することができれば、牛はそれに応えてくれるし、人も充実した気持ちや経済的な余裕が生まれます。経済的な余裕があれば、それがカウコンフォートの追求につながり、牛たちの幸せになる、という考え方です。これは、正の連鎖につながりそうですね!
もちろん、産業動物ですから経済合理性などによって廃用を余儀なくされることもあります。そのときも、産業動物として生産寿命を全うした牛たちを、きちんと送り出してあげる「気持ち」も大切ですね。
詳細は年末発売のDairy Japan2016年新年号で!