初妊牛が分娩後、スムーズに搾乳ロボットに入る秘訣とは

20161118blog

根室管内のOファームは今春からロボット搾乳に移行し(搾乳ロボット2台)、頻回搾乳の好結果を得ています(平均乳量1万2000kg超)。

同ファームはロボット搾乳に移行するにあたり、前もって、若い牛群構成にして準備してきました。
それが奏功し、全頭が適応しました。
しかも「馴致にもほとんど苦労なく、意外とスムーズに適応した」とのことです。
したがって順調に搾乳牛頭数は増えていて、計画は前倒しで好調推移しています。

同ファームでは、初妊牛も分娩後、スムーズに搾乳ロボットに入ります。
その秘訣の一つに、乾乳後期群でのフィードステーションの利用があります。

乾乳後期群ではフィードステーションを利用して、分娩時には配合飼料3~4kg/日となるように増し飼いしているのですが、それと並行して、フィードステーションは初妊牛にとって、「入れば配合飼料を喰える」という行動学習となり、「搾乳ロボット内で配合飼料を喰いに行くトレーニングとして役立っている」とのことです。

※詳しくは、本日発売の Dairy Japan 12月号で。