繁殖成績が好調な理由とは

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繁殖管理を担当し、自ら人工授精をして好成績をあげている十勝管内のAさん。
授精後は必ず、子宮収縮状況、発情粘液状態、授精具合などの個体情報をパソコンに打ち込んでおき、それを次回の授精時で自分なりの参考資料にしています。
複数頭を一度に授精する際は、その場で紙にメモしておき、後でパソコンに、モレなく、きちんと打ち込みます。
こうした几帳面さも、繁殖で好成績を生む要因でしょう。

※詳しくは来週発売のDairy Japan 10月号「ルポ特集/受胎率アップへの挑戦」で。

昼搾乳

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台風や大雨による被害を受けられた酪農家さん、関係者の皆様にお見舞いを申し上げます。

さて、朝霧高原にお邪魔しています。こちらは台風や大雨による被害はなく、朝霧メープルファームでは牧草の刈り取りも無事に終了したとのことです。

久しぶりにお昼の搾乳を見せていただいています。今年入社した新人スタッフもすっかり搾乳作業に慣れた様子で、先輩スタッフと何ら変わらない仕事ぶりで元気に働いていました。

いつ見ても、個人差のない搾乳作業と落ち着いた牛の様子から、牛達自身が搾られる喜びを感じているように思えます。

搾乳は酪農の収穫作業ともいえますね。牛に優しく、そして生理に合った作業でていねいに搾乳して、ロスをなくしたいですね。

牛乳肉じゃが

皆さんおはようございます!

DairyJapan臨時増刊号「Dairy PROFESSIONAL」では、毎回Jミルクのホームページ「おいしく減塩乳和食」を参考に、実際に乳和食を作ってみて、レシピや感想を紹介しています。
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今月末発売のVol.6では、「牛乳肉じゃが」を紹介します。
味付けは牛乳とめんつゆだけ。とっても簡単で美味しくできます。
肉じゃがが食べたくなったら「牛乳肉じゃが」を作ってみてください!

「Dairy PROFESSIONAL Vol.6」ぜひご覧ください!

9月号の読みどころ

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皆さん、おはようございます!

さっそくですが9月号の読みどころをご紹介します。

9月号の特集は「腹いっぱい喰わせるポイント」です。
乳牛の潜在能力を最大限に引き出すには、乾物摂取量(DMI)を最大にすることが大切です。乳牛に飼料を腹いっぱい食べてもらうための管理のポイントを取材しました。

シリーズでは「上手な資産移譲のやりかた」が最終回となりました。最終回は農家・酪農家特有の相続税などのお話です。皆さんにとってとても参考になるお話だと思います。お見逃しなく!

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事が、たくさん載っています。ぜひご覧ください!
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『搾乳牛は繋ぎ飼養、乾乳牛はフリーストール飼養』であれば

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このたびの度重なる台風により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

さて、飼養密度(過密飼養)が生産性や事故などに関連し、乾乳牛群ではとくにそれが大きく影響することは周知のとおりです。
北海道オホーツク管内のM牧場は、『搾乳牛は繋ぎ飼養、乾乳牛はフリーストール飼養』です。
こうした飼養スタイルの場合はとくに、群移動に伴い乳牛の強弱が顕著に表われることから、飼養密度に注意が必要だとMさんはいいます。
そこでMさんは、12ベッドのフリーストール乾乳牛舎を四つに区切って、一つの牛群を小さくし、さらに「1区画(=3ベッド)には2頭まで」という飼養密度にして好成績を得ています。
「1区画3頭にすると極端に事故が増える」とMさんは言います。

※詳しくはDairy Japan 9月号のルポ特集で。