シカ対策

北海道は以前からエゾシカによる農林業被害や交通事故などが深刻で、さまざまな対策が行なわれています。
エゾシカによる作物別の被害金額は、牧草が22億5000万円で全体の約5割を占め、次いでビート、水稲、馬鈴薯、デントコーン、根菜類の順となっているそうです。

日高管内K牧場は、以前からエゾシカによる冬期のコーンサイレージ食害に悩まされ、「ひと冬に約500万円の損害を受けた」と言います。
今はバンカーサイロの周囲にシカ柵(ネット柵)を張って防いでいます。

エゾシカは札幌市街近辺にも出没します。
札幌ドームすぐそばにある動物衛生研究部門(動物衛生研究所)北海道研究拠点は、衛生管理区域内にエゾシカなどが侵入しないように電牧を張って防いでいます。

酪農生産基盤の強化には、エゾシカはじめ鳥獣害対策も欠かせません。

自給飼料の有効活用と付加価値創造

神奈川県のK牧場では、ホルスタインのほか、ジャージー種の乳牛を8頭管理しています。

圃場面積の少ないK牧場では、自給飼料の通年給与はままなりません。しかし、堆肥処理などのため自給飼料生産は続けなくてはならない。そのため、ジャージー種を自給飼料の有効活用のために導入したと言います。また、ジャージー種には受精卵の借り腹としての利用価値も見出しています。

Kさんは、「基本はホルスタイン。プライドのためにも、ホルスタインで改良を進め、乳を搾ることがあくまでも主流」としつつ、今後は地元農協で販売するソフトクリームの原料乳として、ジャージー生乳を使い、その付加価値を高めることを計画しています。

規模拡大が難しい都市近郊酪農で、経営体力を強化し、収益性を高めるためのチャレンジは続きます。

10月号の読みどころ

皆さん、こんにちは!

早速ですが、2017年10月号の読みどころをご紹介します。

10月号の特集は「分娩移行期管理の極意」です。
乳牛の生産サイクルのなかでトラブルが発生しやすいのが分娩移行期です。分娩事故を防ぎ、分娩後から泌乳ピークに向けてスムーズに立ち上がることができれば生産性は向上します。そのための管理のポイントを取材しました。お見逃しなく!

ほかにも酪農家さんの経営のヒントとなる記事や最近のニュース、皆さんが気になっていることなど、読んでためになる記事が、たくさん載っています。ぜひご覧ください!
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初 群馬県

みなさんこんにちは。

先日群馬県に初めて行って参りました。

昼過ぎに車を運転していたら、眠気が来たので、関越自動車道 赤城高原サービスエリアで休憩しました。

群馬県の赤城という地域は良質な牛乳の生産地ということを何度か耳にしたことがありました。

サービスエリア内をまわっていたら、「赤城高原プレミアムバニラ」というソフトクリームが。。

低温殺菌牛乳ということで、風味豊かなソフトクリームでした。

是非、群馬県 赤城エリアに行く方は寄ってみて食べてみてください!

子ども達と同じように

皆さん、おはようございます!

先日「輝く酪農女性のON/OFF」の取材に行ってきました。

今回取材したK牧場のHさん。Hさんは今年で就農3年目、就農前は小学校の先生をしていました。

子ども達の様子や特徴を記録するように、子牛達も生まれたときの様子から性格まで事細かにノートに記録するHさん。
「教員の頃の名残で、記録を付けたくなります。あとから振り返っても記録を残しておくと便利です」とのこと。
就農3年目の今は、「育てた子牛が搾乳牛として帰ってくるのが嬉しい」と話してくれました。

Dairy Japan11月号で紹介します!お楽しみに!