先週、広島県にお邪魔しました。
写真はその際に訪れた飼料稲の様子です。刈り取り直前の稲を見せていただきました。
広島県は今年7月に豪雨に見舞われて以降、極端に雨の少ない気候だったようで、稲の背丈は例年より低いと言います。
現在、広島県酪農業協同組合が管理する飼料稲の栽培面積は152ha。天候に左右される自給飼料生産のリスク低減のため、余裕を持った栽培面積を確保しているのだと教えてくれました。
そして飼料稲を栽培する理由に、輸入粗飼料代替や自給飼料生産の拡大のほかに、水田の持つ治水機能の維持なども掲げています。
飼料稲の栽培は水稲農家と酪農家の利益だけにとどまらず、地域の生活安全にも密接につながっているのだと実感することができました。
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