写真は兵庫県のH牧場の乾乳舎です。
以前は開放型のフリーストールだったものを、塩ビ材で覆い、ハイブリッド換気牛舎に改造したものです。向かって右が乾乳牛を、左がフレッシュ牛と繁殖除外牛を管理するエリアです。
きっかけは光周期コントロール。搾乳牛舎で長日管理を始め、乾乳舎でも光周期をコントロールしてみようとはじめたとのことです。
しかも、この乾乳牛舎にはフレッシュ牛も同居。短日管理の乾乳牛と長日管理のフレッシュ牛を同居させることには頭を悩ませたと言います。
現在は、飼槽上部に遮光のための仕切りを付け、フレッシュ牛側からの光が乾乳牛エリアに入らないようにコントロールしています。
夜間は作業のため赤色のランプを灯しています。赤色に反応しない乳牛には暗く感じ、人には作業できるだけの光量が得られるとのこと。
乾乳牛舎での光周期コントロールを始めたことで、ピーク乳量の増加を実感できるようになってきたとH牧場さん。
詳細はDairy Japan7月号で。
大好評発売中! 大場真人著「ここはハズせない乳牛栄養学1」
いつもDairy Japan オンラインショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。
4月1日に発刊した新刊「ここはハズせない乳牛栄養学~乳牛の科学~1」はご覧いただけましたでしょうか?
著者は、大場真人教授(カナダ・アルバータ大学)です。
「ルーメン」「肝臓」「乳腺」「DMI」の基礎知識を、超わかりやすく4部構成で解説しています。
巷にあふれている断片的な「最先端の情報」や「最新の知識」を、「現場で利活用できる」ようになってもらうための実用書です。
必要な情報を、必要なときに、必要な形で使いこなせる力がつくように、栄養管理の基礎を重視した内容になっています。
ぜひお手元に1冊お持ちいただき、ご活用ください。
B5判/188頁 本体3,200円+税
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簡単モッツァレラチーズ!
皆さん、こんにちは!
牛乳と酢を使ってカッテージチーズができることは皆さんごご存知だと思います。
使用する牛乳をノンホモに変えることでレンネットや乳酸菌を使わずに「サンモッツァ」ができることはご存知ですか?
今月末発刊の6月臨時増刊号『Dairy PROFESSIONAL Vol.14』の連載「知っておこう・教えよう」で「サンモッツァ」の作り方を紹介しています。
生乳が身近にある酪農家の皆さんだからこそすぐに作れるので、ぜひ試してみてください!
無角牛
全頭の未経産牛ゲノミック評価(SNP検査)、未経産採卵(バージンフラッシュ)、雌雄選別精液(X精液)のフル活用で、牛群として最高のパフォーマンスを発揮するための後継牛を、最速の改良で次々と増やしている上川管内のK牧場。
ゲノミック評価を使った牛群改良にしてから「牛群が急速に変わってきた。2年後の牛群の様子も想定できる」とKさんは手応えを語ってくれました。
さらに、ゲノミックサイアで無角の遺伝子を持つ種雄牛を利用した無角牛を見せてもらいました。
無角種雄牛は、母牛が有角の場合でも産子はすべて無角になる遺伝子を持つタイプと、半分以上の確率で産子が無角になる遺伝子を持つタイプがあるそうです。
「除角はどうしている?」「うちは無角牛群だから」という会話がそのうち聞かれるかもしれませんね。
※写真は、無角遺伝子を持つ種雄牛の無角産子
※詳報は、Dairy Japan 6月号で
気持ちの良い眺め
平成の時代が終わり、令和が始まりました。昭和生まれの私にとって、令和は三つ目の元号。気持ちも新たに新しい時代を過ごしていきたいものですね。
さて、写真は先日お邪魔した香川県のA牧場。ゆったりと横臥する牛達を写真に収めることができました。
取材でお邪魔する私達記者は、農場では部外者です。そのため、牛達はどこかそわそわしたり、興味を示して寄ってきたりと普段とは違う動きをすることが多いでしょう。そのため私達は写真を撮る前に、ゆったりと牛舎を回り、牛達の警戒心を解くことから始めます。
この仕事を始めた頃、元ウィリアムマイナー農業研究所日本事務所の伊藤紘一氏に牛舎での立ち居振る舞いを教えていただきました。「穏やかにゆったりと移動すること、手は極力見せないこと、死角から近づかないこと、ブーツカバーは音の出ないように慎重に足を運ぶこと」などなど。基本中の基本ですが、牛舎に入るときには、いつもこの言葉を思い出します。