お待たせしました!『NASEM 乳牛栄養要求』2月1日発刊・予約受付開始

前版(NRC 2001)から20年。NASEM(全米科学工学医学アカデミー)は2021年12月、最新の『乳牛栄養要求 第8版』を発刊しました。
それは大幅な改定で、本版(原本)は何と500頁超えです(前版は381頁)。
デーリィ・ジャパン社は本版の和訳・出版権を取得し、特別編成された翻訳チームが総力あげて完訳しました。
本版を存分にご活用いただき、最新の乳牛栄養学が日本の酪農現場で展開されることを切望します。
2月1日発刊、ご予約承り中です。
https://dairyjapan.base.ec/items/70124359

以下は【序文】の一部です。
~~最大の改訂はタンパク質である。タンパク質/アミノ酸の供給と要求量推定システムは、第7版に比べて徹底的に改訂を行い、タンパク質よりもアミノ酸に重点を置いて構築した。乾物摂取量の方程式は、すべての段階の牛に適合するように開発され、場合によっては、家畜の特性に応じた飼料係数を用いた。子牛のタンパク質、エネルギー、ミネラルの要求量システムは大幅に改訂した。環境への影響を推定するために、窒素とリンの糞尿排泄量と同様に、メタン生成量が見積もられる。~~

近日発刊『ここはハズせない乳牛栄養学③~飼料設計の科学~』ご予約承り中

大場真人教授(カナダ・アルバータ大学)の『ここハズ』シリーズ第3弾が9月末に発刊されます。
今回の内容は「飼料設計の科学」です。
飼料設計といっても、そのやり方を説明しているわけではありません。
飼料設計の際に欠かせない基本知識から専門知識までを、酪農現場に関わるすべての人を対象として書かれたものです。
第1部では、飼料設計に直接携さわらない酪農家の方々に伝えたいことを。
第2部では、これから飼料設計を始めたい人を対象に、飼料設計の基本を。
第3部と第4部は、飼料設計の経験があるものの栄養学をもっと勉強したい人を対象に、昨年米国で出版された乳牛飼養標準『NASEM 2021』の内容を、解説を交えながら紹介しています。
■B5判/214頁 定価3,520円
ご予約・ご注文は以下から。
https://dairyjapan.com/shop/products/detail/136

Dairy PROFESSIONAL 最新号のご案内

 Dairy Japan臨時増刊号《Dairy PROFESSIONAL》最新刊が発売されました。
 本誌をご購読いただいている皆様のお手元に届いた頃と思います。

 今回の特集は【乳牛を支える肢蹄を見つめ直す】
 乳牛を支える蹄の健康は生乳生産サイクルを維持するのに欠かせない要素となっています。
 しかし、管理・環境・栄養・施設など多くの要因によって、日々トラブルのリスクを抱えていることも。
 本特集では肢蹄や蹄病、トラブルへの理解を深め、早期発見と早期処置、さらに蹄病リスクを低減するための管理や施設・設備について再考します。

 今までの酪農情報誌の増刊号になかったスタイルで、より実用的に!
 タイムリーかつ収益向上につながる技術特集をはじめ、4カ月ごとの経営情報やマーケティング情報を整理し、酪農経営におけるPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)、いわゆるPDCAサイクルに役立つ内容が満載の《Dairy PROFESSIONAL》。
 皆様のお仕事に、ぜひお役立てください。


★詳しい内容やご購入はこちらから♪
 Dairy PROFESSIONAL Vol.24(DJオンラインショップ)
★本誌と併せてご購読できます。
 月刊Dairy Japan 定期購読(DJオンラインショップ)
★増刊号のみのご購読もお得!
 臨時増刊Dairy PROFESSIONAL定期購読(DJオンラインショップ)
☆バックナンバーも大好評発売中!
 Vol.23【特集】生産ロスを見直す ~乳質・乳房炎編~
 Vol.22【特集】繁殖を知る・実践する
 Vol.21【特集】乳牛の消化と吸収 他

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 今回の特集は【生産ロスを見直す ~乳質・乳房炎編~】
 酪農経営の収益改善には生産ロスをできるだけ削減することが大切。
 本特集では、生産ロスのなかで、とくに経済的損失の大きい「乳質」と「乳房炎」について、最新の知見をまとめ、改めて対策を考えます。

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 Vol.22【特集】繁殖を知る・実践する
 Vol.21【特集】乳牛の消化と吸収
 Vol.20【特集】しない・させない・みずごさない 乳房炎対策 他

【ルーメン内の炭水化物】–ちょっとした宣伝–その4

新刊『ちょっとした酪農の話』(永井照久著)は、一貫して酪農現場目線・牛目線での「ちょっとした話」が百話以上(見開き一話)。
そのなかの一話を「ちょっとしたご紹介」させていただきます。

ルーメン内の炭水化物】(P.42~43「PART 1スーパーカウたちのささやき」より)
《略》
 発酵場所を前胃に求めた乳牛にとって、ルーメンは主にセンイを分解するバクテリアに大いに活躍・増殖してもらうためのスペースとなっています。そのためバクテリアが住み心地の良い環境を提供し続けることを保証することが求められます。
 そのバクテリアが好む環境としては、嫌気状態、必要な栄養分の供給、十分な水分、適度な温度、正常域内のpH、不要物(バクテリアからの廃棄物)の速やかな除去、適度な攪拌(ルーメンの運動)、といった条件が必要です。
 とくに現在の乳牛たちは野生ではあり得ないほどデンプンを摂取できる機会を得たことから、管理面で十分に行き届かないとルーメン内の掃除(VFAへの対処)が追い付かず、pHが下がりやすいことが課題となりました。ルーメン内のバクテリアの機嫌を損ねると大抵ろくなことは起きません。
《略》

続きは、ぜひ本書をお買い求めください。
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https://dairyjapan.com/shop/products/detail/132