11月はチーズ三昧

皆さん、おはようございます!

さて、11月11日は何の日だかご存知ですか?

正解はチーズの日です!
都内では毎年恒例のチーズフェスタが開催され、世界各国からチーズが集まり試食や販売が行なわれました。
ステージではチーズを使ったレシピコンテスト「チー1グランプリ」などが行なわれました。

11月1日には中央酪農会議主催のALL JAPAN ナチュラルチーズコンテストも開催されました。
試食会では作った方々の心がこもったチーズをたくさん味わうことができました。詳細は今月発売の12月号をご覧ください!

コンビニでもチーズの日に関連した商品があるみたいですね。

チーズ三昧の11月、皆さんもお気に入りのチーズ・チーズ料理・チーズ製品を見つけてみてください!

快適なフリーストールと穏やかな牛

千葉県のK牧場は昨年、念願のフリーストール牛舎を新築しました。

以前からフリー飼養構想を描いていたKさんは、主に県外のフリーストール農場を視察して見識を高め、牛にとって快適なフリーストールは何かを模索していました。

写真はそのK牧場のフリーストールでの一枚。牛達がゆったりと横臥・反芻しています。

取材中、内部の様子を撮影しようとフリーストール内部に入った部外者の私に対しても、牛達はあまり警戒心を抱く様子がないことが印象的でした。いわゆる「逃避距離が短い」という表現がぴったりとくるK牧場。その秘訣は穏やかな気質の牛群作り(改良)と、牛を急かさない管理、牛に無理をさせない管理に集約されると言います。

快適な環境でゆったりと横臥する牛達を見ると、日頃の管理が眼に浮かぶようです。

そんなK牧場の詳細な様子は12月号「オン・ファーム」で紹介します。

自給飼料の有効活用と付加価値創造

神奈川県のK牧場では、ホルスタインのほか、ジャージー種の乳牛を8頭管理しています。

圃場面積の少ないK牧場では、自給飼料の通年給与はままなりません。しかし、堆肥処理などのため自給飼料生産は続けなくてはならない。そのため、ジャージー種を自給飼料の有効活用のために導入したと言います。また、ジャージー種には受精卵の借り腹としての利用価値も見出しています。

Kさんは、「基本はホルスタイン。プライドのためにも、ホルスタインで改良を進め、乳を搾ることがあくまでも主流」としつつ、今後は地元農協で販売するソフトクリームの原料乳として、ジャージー生乳を使い、その付加価値を高めることを計画しています。

規模拡大が難しい都市近郊酪農で、経営体力を強化し、収益性を高めるためのチャレンジは続きます。

子ども達と同じように

皆さん、おはようございます!

先日「輝く酪農女性のON/OFF」の取材に行ってきました。

今回取材したK牧場のHさん。Hさんは今年で就農3年目、就農前は小学校の先生をしていました。

子ども達の様子や特徴を記録するように、子牛達も生まれたときの様子から性格まで事細かにノートに記録するHさん。
「教員の頃の名残で、記録を付けたくなります。あとから振り返っても記録を残しておくと便利です」とのこと。
就農3年目の今は、「育てた子牛が搾乳牛として帰ってくるのが嬉しい」と話してくれました。

Dairy Japan11月号で紹介します!お楽しみに!

モチャ

北海道宗谷管内S牧場の奥様Mさんは関西のご出身。サラリーマン家庭で育ち地元企業に就職。
その後、ご縁あって12年前に嫁いで来られました。

「子牛は可愛いー。でも親牛は大きくて…。正直、戸惑いました」というのが当時の胸中。
そこでMさん、「親牛の可愛い部分はどこか?」とよく見たところ、ありました!
「鼻の横のモチャっと膨らんでいる部分。あそこがメチャ可愛いんです」とのこと。
以来、ますます牛が好きになり、今や「全頭が私の娘なんです」と愛情いっぱいで飼育しています。