[公開まであと4日]酪農情報ウェブメディア「らくコネ」

いつもDairy Japanをご愛読いただきありがとうございます。

私達デーリィ・ジャパン社は、5月より、酪農情報ウェブメディア「らくコネ」を公開します。

「らくコネ」とは、どんなサイトなのでしょうか? コンテンツを少しご紹介します。

[酪農技術情報]

Dairy Japanで取り上げた/取材した記事を、さらに簡潔に、わかりやすくまとめたウェブコラムを定期的に更新し公開します。

「ここではこういうやり方をしているのか」「こんな方法あったんだ」など、日常業務では得られない気づきに触れていただきたい、そして、これがきっかけとなり、経営がさらに良くなるきっかけにしてほしいと願っています。

そして、さらに詳しく知りたい場合には「Dairy Japan」誌をご覧いただけると幸いです。

[酪農Q&A]

「らくコネ」をご覧いただいている方々から「酪農に関する質問」を募集します。そしてその疑問には、Dairy Japanの著者をはじめとする専門家の皆様に回答していただきます。「今さら聞けないあんなことやこんなこと」を聞く良い機会となります。

酪農情報(基本的なことでも、日常のギモンでも、

「こういう時どうする?」でも、〇〇対策のオススメありますか?でも、どんなことでもOKです)でご質問のある方はデーリィ・ジャパン社FacebookXInstagramのダイレクトメッセージ、またはmilk@dairyjapan.com

までご連絡をお待ちしています。皆さんで酪農Q&Aを充実させ、「らくコネ」をさらに便利に使いましょう!

ほかにもいくつかコンテンツをご用意しています。

 

[公開まであと5日]酪農情報ウェブメディアを立ち上げます

いつもDairy Japanをご愛読いただきありがとうございます。

私達デーリィ・ジャパン社は、5月より、酪農情報ウェブメディア「らくコネ」を公開します。

今までは、月刊誌や増刊号を通じて酪農経営のヒントとなる情報をお届けしてきました。
同時に読者や関係者の皆様から多く寄せられた「電子版はないの?」というお声に対して、どのように情報をお届けするか考えていました。

そこで、「誰でも、いつでも、どこでも」スマホやPCですぐにアクセスでき、さらに、忙しくても作業の合間にサクッと見れるコンテンツをご提供したいと思い、本サイト「らくコネ」を立ち上げます。

「らくコネ」というサイト名には、「酪農業界を繋ぐ情報の中心」となるように、業界内で、地域を超えて繋がりが生れてほしいという思いを込めて「RAKUNO COONNECTION/らくコネ」としました。

公開日は5月1日の正午です。お楽しみに!

カナダの乳製品事情

[カナダの乳製品事情]

先日カナダの農場を取材した際、現地のスーパーマーケットなどを覗いてみました。

先に感想を述べさせていただくと「全てが大きい」。これに尽きます。

店の大きさ、陳列棚の大きさ、チーズ売り場の大きさ、チーズや牛乳、バターの大きさなど、全てが大きかったです。

また、「バターやチーズ向けの乳量が多いのかな」なんて思いながら、同時に「脱脂乳も上手に使っているな」と感じました。脱脂乳の使い道は「乳×プロテイン(蛋白質)」の印象が強かったです。

以下に写真を複数アップするので、フォトギャラリーのようにご覧ください。

スーパーの全景です。全貌がわからないほど大きいですね。

「DAIRY」乳製品エリアです。スーパーのなかでも存在感がすごいです。皆牛乳乳製品が大好きなようです。

チーズエリアです。「クリームチーズなどソフト系」と「ゴーダやミモレットなどハード系」とそれぞれ独立して棚が存在していました。

バターです。デカいですね……

ヨーグルトです。ギリシャ風ヨーグルトがほとんどだったように思います。とても美味しかったです。

ミルクコーナーです。乳脂肪率や蛋白質量が訴求ポイントのようです。種類が豊富でした!これが一番現実的なサイズですが、デカいですね。

 

ハンディサイズの「味付きミルク」は人気商品のようです。いろいろなところで見かけました。これも結構美味しかったです!

1日1頭1Kgの価値

先日取材で訪ねたM牧場さんの事務所に貼ってあった紙。「毎日これを見て、モチベーションを高めています」とのことでした。

例えば45頭搾乳の牧場で、日乳量が1kg 多かったら?とMさんは日々考えます。
乳価が110円だとすると、45頭×1kg×110円=4950円/日増収です。
それが毎日、1年間続くと……4950円×365日=180万6750円/年増収です。

毎日の牛のためのひと手間(水やエサ、搾乳などさまざまな場面で)を頑張ると、未来の自分にこんなに大きなお金を残せるのだとMさんは言います。

もちろん、そのベースアップのために、哺育・育成にもしっかり投資すると言います。
確かに、哺育・育成で1頭1日30円多く投資したとして、その牛達が強く育ち1頭1日2kg多く乳を生産してくれたら、投資は大成功ですね。
こうして目につくところに貼って、毎日見るというのも大切のようです。

細か~なお手入れ

【細か~なお手入れ】

 

この写真、よく見てみてください。

おしりの部分だけ毛刈りがしてありました。「なぜ?」と尋ねると、
「汚れが付着しずらいように」だそう。

綺麗に管理するためのポイントって、人それぞれですが、皆さんの牛愛を感じることができて
良い気持ちになりますね!

 

【お薦め書籍】
ちょっとした酪農の話
著者:永井 照久(釧路農業協同組合連合会 酪農技術支援室長)
B5判/248頁

ちょっとした酪農の話 表紙画像

https://dairyjapan.base.ec/items/65569231

日々の牛の管理に役立つ「ちょっとしたお話」が満載です。