未来は明るい

昨日、DairyJapan連載記事「NEO酪農家」で取材をさせていただいた方々数名をお呼びし「今、どうしている?」などの近況報告を含めたフリートークセッションを行ないました。

 

近隣地域の酪農家同士はもちろんよく繋がり情報交換をしていることと思いますが、世代別で、かつ地域を超えたつながりはなかなかできにくいのではと思い開催しました。北海道・福島県よりご参加いただき、先輩酪農家として、弊誌でおなじみ朝霧メープルファーム(静岡県)の丸山純氏にもご参加いただきました。

NEO酪農家達から今抱える課題や目標に向かっての進み方などさまざまな話題を共有していただき、有意義な時間になりました。丸山氏からは「自分の後の世代にここまで熱意のある人達がいることを知らなかった。」と前向きなコメントを頂き、われわれ編集部も、もっと若い世代から業界を盛り立てていかなければと身が引き締まりました。

今後も「NEO酪農家」は続きます。皆さん要チェックです。ぜひ私を取材してくださいという若手の方(20代・熱意のある方)。ご連絡お待ちしています。

 

北海道らしい

[北海道らしい]

本日、浜頓別町に取材に来ています。浜頓別の皆様、よろしくお願いいたします。

札幌市から300km程度でしょうか。長距離の自動車移動にあまり抵抗を感じなくなってきました。

しかし冷静になって、一昨年まで住んでいた東京から300kmを考えると、愛知県までは行けそうですよ。なかなか遠いなと。

先日家のそばを散歩していた時、道端にアスパラが生えていました。「北海道らしいな」と思いましたが、道内でもなかなか無いことなような気がしますね。

まったく関係のない話で失礼しました。

最近見た「これは便利!」と思う機械を掲載します。

乾草ロールをカットしながら給飼する牽引型の機械です。繋ぎ牛舎で使用されていました。酪農の効率化にも何通りもあるものだなと実感しました。

 

 

 

 

「新しいから良い」だけじゃない

【新しいから良い、だけじゃない】

先日尋ねたM牧場の繋ぎ牛舎、年数が経った建物の外観とは裏腹に、中は明るく綺麗で、牛達が快適そうでした。

新しいから綺麗で快適であることは当たり前ですが、「年数を経ても綺麗で快適」なのは素晴らしいことだなと感じた瞬間でした。

帰り際の景色が美しく、思わず写真を撮ったので併せてアップします。

地の物副産物

以前訪れた川西郡のC農場にて、TMRに規格外の長芋が含まれているのを発見。

「周辺は長芋の産地で、近隣の長芋農家に廃棄品を分けてもらっている」とのことでした。牛はこれが大好きなんだそう。牛はかなりグルメのようです。

また、ある農場では、バナナの皮などが手に入るとのことで、「北海道でバナナ!?」と私は思ったのですが、生産者ではなく、物流拠点で廃棄になるものを譲り受けているようです。

農場、加工場、流通の拠点、食品副産物や規格外の農産物が発生する場所は意外と多いのかもしれないと思いました。棄てるものをエサに。お互いに良い活用ができているなと改めて実感。

それにしても、TMRに混ざっている長芋は、食べたくなるくらい美味しそうでした。

 

北海道でコンポストバーン

先日取材でうかがった農場の搾乳牛舎は、搾乳ロボット2台+コンポストバーンでの管理でした。

都府県での搾乳牛舎でコンポストバーンは何度か見ましたが、北海道では初めて出会うケースでした!

初めはトラブルを抱えながらも現在は順調に管理できているようですが、やはり冬場が寒すぎて、発酵熱が上がらないというのは悩みのタネのようです。

寒冷地域でのコンポストバーン管理で「うまくいっている!」という農場を探してみたくなりました。敷料が高い今、資材コストダウンにつながる糸口を見つけたいと思う昨今です。

どころで、農場を管理するNさんは、当初はフリ―ストールを計画していたそうですが、都府県での事例を知ってコンポストバーンにチャレンジしたとのこと。同じ酪農でも、ほかの地域から学べることがまだまだあるのではないかと思い、ワクワクしました。